Slack ユーザーの皆さまなら、物事をよく整理し、変化に敏感で、チームとうまく連携していることでしょう。でも、時には、何かの拍子にミーティングを忘れてしまうこともあります。あるいは、ミーティングの場所がわからなかったり、時間の変更に気づかなかったりして、一日の時間を無駄にしてしまった、ということがあるのではないでしょうか。そのような失敗は、もうすぐ過去のものになります。
新たな Slack と Google カレンダーの連携機能により、どのカレンダーからでも(複数の Google アカウントからでも)任意のチャンネルにメッセージを送信できるようになります。自分自身にも、@slackbot により非公開のメッセージが届くよう設定できます。これにより、イベント前のカスタムリマインダーを設定したり、毎朝、日々のダイジェストを受け取ったり、好きな曜日や時間に週間ダイジェストを受け取ったりできます。
使用例
- マーケティングチームでカレンダーを共有している場合は、毎週の進捗ミーティングの 15 分前に、#marketing チャンネルにリマインダーを送ることで、全員が忘れず参加できるようになります。
- 毎週火曜日に上司と 1 対 1 で話す時間を設けているなら、その日の午前 9 時に @slackbot にカレンダーリマインダーが届くようにすれば、準備不足のまま上司と話す事態を避けられます。
- チームメンバーの誕生日や祝日を #office チャンネルに自動投稿するように設定しておけば、みんなで絵文字を使ってお祝いできます。
使用方法
Google カレンダーと Slack の連携は、あっという間です。
- チームのインテグレーションページで Google カレンダーを選びます。
- Google アカウントを Slack に接続して、カレンダーの一覧から選択します。複数の Google アカウント(個人用と仕事用など)を追加して、複数のカレンダーにアクセスすることもできます。
- Google アカウントに関連付けられた任意のカレンダーを選択し、メッセージ投稿先の Slack チャンネルを選びます。
- 新しいルールのオプションをカスタマイズします。デフォルトのイベントリマインダーは調整したり無効にしたりできます。カレンダーの更新を無効にできるほか、オプションで日次・週次のサマリーが最適な曜日や時間帯に届くよう設定できます。
- インテグレーションを保存すれば完了です。

カレンダーのリマインダー(祝日、出張、会議、ボランティア、学校行事など)をさらに追加するには、この手順を繰り返して、共用チャンネルまたは自分あて(@slackbot)に Google カレンダーの通知を追加します。
すべての設定が完了すると、カレンダーからのメッセージが、指定した時間にチャンネルに表示されるようになります。チームメンバーは、Google カレンダーのイベントページへのリンクを直接開いたりフォローしたりして、Google カレンダーの機能を利用できます。