1997年に設立cookpad.com

クックパッド株式会社

部署を越えたコラボレーションも生まれる!クックパッドにおける、全社員でのSlack活用

産業統計

業種

IT

Slack ユーザー数

521

海外ユーザー数

254

インテグレーション数

90

「Slackを導入して、気軽な会話がすごく増えました。組織が大きくなると、雑談って本当に価値があるなと実感しています。」

クックパッド株式会社 執行役 CTO
成田 一生 氏

日本国内だけでも月間約6,000万人が利用する、料理レシピ投稿・検索サービス「クックパッド」。同サービスを企画・運営する、クックパッド株式会社では、社内共通のコミュニケーションツールとして、Slackを非常にアクティブに活用しています。

日本国内だけでも、Slackのユーザー数は500人以上(業務委託などのゲストアカウントを含む)。平日1日の投稿数が、1万5千件を超えることもあるそうです。その用途は、日常のコミュニケーションから、部署間の連絡、サービス開発における通知基盤、など多岐にわたります。

しかしそこに共通しているのは「リアルタイムの情報共有はSlackで行なう」という点です。GitHub Enterprise(以下、GHE)や、自社開発の社内wikiといったストック型の情報を残す場所とSlackをうまく使い分けることで、職種を問わず「Slackを使い倒す」ことができています。

物理的な距離というハードルを越えた「雑談」に価値がある

「Slackを導入して、部署を横断した気軽な会話がすごく増えました。そればかりになるのは良くないですが、特に組織が大きくなると、雑談って本当に価値があるなと実感しています」と語るのは、同社CTOの成田さん。

組織が拡大し、オフィスが広くなるにつれて、人と人の物理的な距離も拡大します。ですがクックパッドでは、Slackがあることで、実際には話したことがない人ともつながる場所を持つことができました。

雑談やつながりが生まれる場所のひとつには、各メンバーが個人のTwitterのようにSlackを使う「分報」チャンネルがあります。

「今やっていること」や「困っていること」など、好きなことをリアルタイムにつぶやく分報チャンネルは、社内の多くのメンバーが個々人で開設しているのだそう。

業務で関わりのない人であっても、「あの人の分報が面白いらしいよ」といった口コミから、そのチャンネルを覗いてみることもあるそうです。

そんな分報は、実はマネジメントの観点でも役立っています。チームメンバーや気になる人の分報を見ることで、その人が考えていることや、課題を感じていることがわかるためです。

「本当は、CTOとしてメンバー全員と対面で話す時間を定期的に持ちたいのですが、それはなかなか難しいですよね。でも分報があれば、通りすがりでコミュニケーションが取れるので、物理的に負担がなく助かります」と、成田さん。

また、個人の分報内での雑談から、新しい取り組みが生まれることもあるそう。例えば先日社内で開催されたLT大会は、ある新卒エンジニアの「LT大会やりたいんだよね」という分報でのつぶやきがきっかけになったそうです。

結果的に、完全に部署を横断する形で、20名を超える発表者が集まりました。エンジニアだけではなく法務メンバーもLTを行ったり、総務メンバーが調理担当として参加したり…。会社としてのオフィシャルなイベントではなかったにも関わらず、当日は大きな盛り上がりを見せたそうです。

エンジニア以上に、ビジネスサイドがアクティブに発言!

このように、職種や部署を越えたコミュニケーションが活発なクックパッド。

実際にSlackの発言数ランキングのトップ10にいるメンバーのうち、エンジニアはわずか2人。営業、人事といった、エンジニアではないメンバーのSlack上での発言数が多いのが、同社の特徴です。

その理由は、日常の業務とSlackが深く統合されていることにあります。 例えば各バックオフィスチームは、それぞれの「相談窓口」のチャンネルをSlack上に設けています。社員が経費申請や、社内の手続きなどで困った際には、そのチャンネルで質問をすることで、すぐに問題が解決できます。

また、サーバーの障害発生時の対応など、リアルタイムな部署間の連携が求められる場面でも、Slackが役立っています。さらに、ワークフローツールとSlackを連携させることで、日常の承認フローもSlackに組み込み、効率化を進めています。

エンジニアであってもバックオフィスであっても、マネージャーでなくても、リーダーシップを持つことを大切しています。

クックパッド株式会社 執行役 CTO
成田 一生 氏

このようにSlackを日々活用する一方で、「後に残しておきたい」「議論の対象になる」ようなやりとりは、Slackではなく、すべてGHE上で行っています。

職種問わず全社員がアカウントを持っており、開発のみならず、採用やマーケティングといった内容であっても、GHEでIssueを立てて議論や情報共有をするそうです。そしてGHEとSlackを連携させることで、それぞれのチームのチャンネルに、その更新情報が通知されるようになっています。

1人ひとりが「リーダーシップ」を持ち、Slack起点の業務改善も

クックパッドでは最近、社員の評価指標のひとつに「リーダーシップ」を追加したそう。

「エンジニアであってもバックオフィスであっても、マネージャーでなくても、リーダーシップを持つことを大切しています。リーダーシップを持つというのは、個人やチーム最適ではなく、組織全体最適の視点を持つ、ということなんです」と、成田さん。

今の自分の業務をこうしたい、ではなく、会社全体にとって自分たちの業務はこうあるべきだから、変える。そのような目線を、全員が持てることを大切にしているそう。

Slackのインテグレーションのしやすさを活かした業務改善の取り組みも、「リーダーシップを持って自発的に取り組める」ことのひとつです。

全社で使っているSlackを起点とすることで、改善の効果を社内全体に波及させることができます。例えば最近では、ブロック型の電子タグを活用することで、法務向けの社内ポストへの投函を、Slack上でリアルタイムに通知する仕組みを作ったそう。

この仕組みによって、急ぎで確認が必要な契約書などの書類を、すぐに法務がチェックできるようになりました。これからもSlackの活用によって、よりいっそう社内のコミュニケーションと、コラボレーションを促進させていきます。

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