Slack テンプレートが登場 : あらゆる仕事に対応できるようにツールを集結
Slack テンプレートでは、あらゆるタイプの仕事に合わせて、canvas、リスト、ワークフローを 1 つのチャンネルにまとめて提供。プロセス管理用チャンネルの作成をゼロから始めるのではなく、テンプレートを選択して重要な詳細情報を入力します。
注 :テンプレートは順次展開されます。有料プランを利用しているすべてのユーザーが利用可能になるまで、今しばらくお待ちください。
テンプレートの仕組み
- テンプレートから新しいチャンネルを作成、または既存のチャンネルにテンプレートを追加できます。テンプレートを選択すると、そのテンプレートに含まれる canvas、リスト、ワークフローが自動で作成され、誰でもチャンネルヘッダーの専用タブからアクセスできるようになります。
- テンプレートを設定したら、必要に応じて詳細を記入し、さらにカスタマイズできます。例えば、canvas に独自のドキュメントを追加したり、特定の順序で情報を表示するようリストを変更したりする必要がある場合があります。
- ワークスペースまたは Enterprise Grid オーガナイゼーションで canvas またはリストが無効になっている場合、またはワークフロービルダーにアクセスできない場合、テンプレートを使用することはできません。
Tip : カスタムテンプレートを作成し、チームメンバーが会社独自の働き方に合ったチャンネルを設定できるようにします。誰でもカスタムテンプレートを作成し、ワークスペースや Enterprise Grid オーガナイゼーションのほかのメンバーと共有できます。
テンプレートをブラウズする
- デスクトップのサイドバーにある 「その他」をクリックします。
- 「テンプレート」を選択してテンプレートギャラリーを開きます。
- トピックや部門(プロジェクト管理やマーケティングなど)別にテンプレートをブラウズしたり、スクロールして利用可能なすべてのテンプレートを表示したりします。
- テンプレートをクリックすると、インタラクティブなプレビューが表示されます。
テンプレートのスポットライト
今すぐ使えるテンプレートのいくつかについて、詳細を説明します。
プロジェクトスターターキット
新規採用者の導入研修
フィードバックの収集
新しいプロジェクトを開始するのに必要なすべてのものがそろいます。このテンプレートの内容や特徴は以下のとおりです。
プロジェクトの概要 canvas でプロジェクトの概要、議事録などを共有
タスクトラッカーリストでタスクと成果物を整理
ワークフローでタスクの更新時に自動で投稿
研修専用のチャンネルとリソースを使って、新人が業務に慣れるプロセスをシンプルにします。このテンプレートの内容や特徴は以下のとおりです。
研修ガイド canvas で会社のリソースと必要なドキュメントを一元化
最初の週の To-Do リストでタスクを整理、追跡
ワークフローで、指定したすべてのチャンネルに新入社員を自動で追加
チーム、顧客、パートナーからのフィードバック提出を効率化し、優先度を設定します。このテンプレートの内容や特徴は以下のとおりです。
フィードバック手順 canvas で提出ガイドラインを共有
フィードバックトラッカーリストでフィードバック提出をグループ化し、優先度を設定
ワークフローでフィードバック提出を収集し、提出の更新時に自動で投稿
さっそく始める
ギャラリーからテンプレートを選択するか、以下の手順を実行します。
- デスクトップのサイドバーにある (プラスボタン)をクリックします。
- 「チャンネル」を選択します。
- 「テンプレートを試す」で使うテンプレートを選択し、「次へ」をクリックします。
- Slack によってテンプレートに関連するチャンネル名のプレフィックスが自動で追加されます。残りのチャンネル名を入力し、Enterprise Grid を使用している場合は、ドロップダウンメニューからワークスペースを選択します。その後、「次へ」をクリックします。
- チャンネルのタイプ(パブリックまたはプライベート)を選択して、「作成」をクリックします。
- この時点でチャンネルにメンバーを招待することもできますが、テンプレートの設定が終わるまで、メンバーを追加するのを待つことをお勧めします。
- 準備ができたら、Slackbot がチャンネルにメッセージを投稿してお知らせします。テンプレートの一部として新しく作成された canvas、 リスト、 ワークフローにアクセスするには、チャンネルヘッダーの対応するタブをクリックします。
- 一部の情報は、canvas(セクションの見出しなど)やリスト(編集や削除が可能なプレースホルダータスクなど)にあらかじめ入力されています。テンプレートに含まれるワークフローに追加の設定は必要ありませんが、必要に応じて編集できます。
注 :テンプレートの使用とカスタマイズのステップバイステップガイドについては、「チャンネルでテンプレートを使用する」をご覧ください。
よくある質問(FAQ)
canvas、リスト、ワークフローのテンプレートはすでに使用しています。それらとどのように違うのですか?
チャンネルはこれらの新しいテンプレートのバックボーンであり、さまざまなユースケースで仕事を進めるための専用の場所を Slack に作成できます。ゼロからチャンネルを作成してから始めるのに何が必要かを考えるのではなく、テンプレートを活用することで、ほんの少しの微調整ですぐに使えるフレームワークを利用できます。
テンプレートに含まれる機能の一部にアクセスする権限がありません。それでもテンプレートを使用できますか?
テンプレートを使用するには、ワークスペースまたは OrG で canvas とリストが有効になっている必要があり、ワークフロービルダーでワークフローを作成する権限が必要です。これらの機能の 1 つ以上にアクセスできない場合、テンプレートを使ってチャンネルを作成するオプションや、既存のチャンネルにテンプレートを追加するオプションは表示されません。
特定のテンプレートを非表示にできますか?
現時点ではできません。テンプレートにアクセスできるワークスペースまたは OrG のメンバーは、Slack またはほかのメンバーによって作成されたテンプレートを表示したり、使用したりできます。
チャンネルに複数のテンプレートを追加できますか?
はい、できます。テンプレートの canvas、リスト、ワークフローが不要になった場合、チャンネルから削除するか、アーカイブできます。
自分のテンプレートを作成できますか?ほかのメンバーと共有するにはどうすればよいですか?
デフォルトでは、誰でも自分のワークスペースまたは OrG のほかのメンバーが使用できるカスタムテンプレートを作成できます。オーナーと管理者は、カスタムテンプレートの作成権限を制限でき、誰がカスタムテンプレートを Enterprise Grid のテンプレートギャラリーに公開できるかを管理できます。
チャンネルをアーカイブまたは削除した場合、テンプレートの一部として作成された canvas、リスト、ワークフローはどうなりますか?
テンプレートのあるチャンネルをアーカイブまたは削除しても、canvas とリストは引き続き利用可能ですが、ワークフローは公開が停止されます。アーカイブまたは削除フローの一部として、それらを削除するように求められますが、Slack から完全に削除したくない場合は、この手順をスキップできます。
Slack のトライアルを使用している場合や、フリープランにダウングレードした場合、テンプレートはどうなりますか?
作成したチャンネルはすべてアクティブなままとなります。canvas、リスト、ワークフローは有料プランでのみ利用可能であるため、canvas とリストは読み取り専用となり、ワークフローはすべて削除されます。
- メンバー全員 (デフォルト)
- 有料プランでご利用いただけます。