Enterprise Grid の監査ログ

監査ログからは Enterprise Grid 上の変更や使用の履歴が確認でき、OrG を安全な状態に保ち、誤ったツールの使用を防ぐ上で役立ちます。Slack で直接監査ログを確認したり、CSV 形式でエクスポートしたり、監査ログ API を使用してカスタムモニタリングツールを作成したりできます。 

Tip :  Slack Enterprise Grid 向けのアナリティクスでオーガナイゼーション全体をよりよく理解しましょう。


Slack で監査ログを確認する

  1. デスクトップのサイドバーにあるオーガナイゼーション名をクリックします。
  2. 「ツールと設定」にマウスポインターを重ねてから、「オーガナイゼーションの設定」をクリックします。
  3. 左サイドバーの 「セキュリティ」を選択し、続けて「監査ログ」をクリックします。
  4. ドロップダウンメニューを使用して、「実行ユーザー」「イベント」「影響先」、または「日付範囲」に基づいてログのエントリをフィルターし、下のログエントリを確認します。
  5. 必要に応じて、右上の「ログをエクスポートする」をクリックし、ドロップダウンメニューからファイル形式を選んでダウンロードすることもできます。

Tip :  OrG のプライマリーオーナーは、OrG 管理者に監査ログ管理者システムメンバー種別を割り当てることで、Slack で OrG 管理者が監査ログにアクセスすることを許可できます。


監査ログ API を使用する

Slack の監査ログ API は、以下のような Enterprise Grid OrG のセキュリティ、法的、コンプライアンス上の要件を念頭に設計されています。監査ログ API を使用して、以下のことができます。

  • セキュリティ情報 / イベント管理(SIEM)ツールにデータを送信する。
  • セキュリティ上の潜在的な問題や OrG への悪質なアクセスの試みを監視する。
  • 社内での Slack の使用方法について理解を深めるカスタムアプリを構築する。 

監査ログ API の使い方について詳細を確認したり、チームの技術担当者に相談したりして使い始めるとよいでしょう。  

注 : Enterprise Grid にアップグレードする前の監査ログデータを利用できるかどうかは、以前の Slack プランによって異なります。監査ログについてもっと詳しく知りたい場合は、サポートチームにお問い合わせください。  

 

誰がこの機能を利用できますか?
  • 監査ログ管理者のシステムメンバー種別を持つ Org オーナーおよび Org 管理者
  • Enterprise Grid プラン