ワークスペースでのアプリのリクエストを管理する

誰がこの機能を利用できますか?
  • ワークスペースのオーナー とアプリの管理権限を持つメンバー
  • すべてのプランで利用できます

ワークスペースでアプリの承認機能がオンに設定されている場合、メンバーは Slack で使用したいアプリとワークフローコネクタステップをリクエストできます。デフォルトでアプリのリクエストを確認できるのはワークスペースのオーナーのみですが、他のメンバーをアプリ管理者に任命し、その管理者も確認できるようにすることも可能です。

Tip : ワークスペースのオーナーは、アプリの承認の自動化を使って、事前に設定した一連の条件に基づいてアプリのリクエストを承認できます。

この機能でできること

  • アプリのリクエストは、ワークスペースのオーナーとアプリ管理者全員に送信されます。ワークスペースの設定によって、リクエストは Slackbot からのダイレクトメッセージと、チャンネルへの送信のいずれかの方法で届きます。
  • ワークスペースのオーナーとアプリ管理者は、ワークスペースのメンバー全員が使用するアプリを承認または制限できます。
  • ワークスペースにインストール済みのアプリについても、アプリの開発者がスコープを変更した場合、メンバーがアプリをリクエストする必要のある場合があります。


アプリのリクエストを確認する

アプリのリクエストには、そのアプリの名前と申請者に加え、使用が承認された場合にアプリが Slack でアクセスできる権限(またはスコープ)の一覧と追加のコメントが記載されます。リクエストを確認するには、次の手順に従います。

  1. リクエストが届いたら、Slackbot からのダイレクトメッセージを開くか、リクエストが送信されたチャンネルを開きます。
  2. リクエストを確認します。「ワークスペースでの利用を承認」または「ワークスペースでの利用を制限」を選択します。「ワークスペースでの利用を制限」を選択すると、メンバー全員がそのアプリのリクエストやインストールを実行できなくなります。 

アプリの詳細と、ワークスペースでのアプリの利用を承認または制限するためのボタンを含む、アプリのリクエストに関する Slackbot からのダイレクトメッセージ

リクエストのステータスが変更されると、そのアクションを反映するように元のリクエストメッセージが更新され、アプリ管理者全員が確認できます。

Tip : ワークスペースのオーナーとアプリ管理者は、Slack App ディレクトリ内の App ページにある「インストールのリクエスト」タブから、保留中リクエストの承認、制限、キャンセルも実行できます。


アプリとスコープ

スコープとは、Slack ワークスペースにインストールされたアプリが実行できる内容とアクセス範囲を決める権限のセットを指します。

ワークスペースへのアプリのインストール後にアプリ開発者がアプリのスコープを変更した場合、アプリの管理権限を持つ人が新しいスコープを確認できるよう、メンバーはアプリを再度リクエストする必要があります。アプリ管理者がアプリの新しいスコープを制限した場合、メンバーはそのアプリの既存のバージョンを引き続き使用できますが、更新バージョンのインストールや使用はできません。

注 :Enterprise Grid の OrG では、スコープ変更があったアプリに対する OrG レベルのアプリのリクエストが Org オーナーと Org 管理者に Slackbot から DM で送信されます。