Slack の管理 : ワークフロービルダーのアクセスと機能を管理する

誰がこの機能を利用できますか?
  • ワークスペースのオーナー/管理者 と OrG のオーナー/管理者
  • 有料プランでご利用いただけます。

ワークフロービルダーは、Slack で定型的なプロセスを自動化できるツールです。デフォルトでは、すべてのメンバー(ゲストを除く)がワークフロービルダーにアクセスして、ワークフローを作成できます。

この機能でできること

Tip : オーナーと管理者は、ワークフローダッシュボードでワークスペースまたはオーガナイゼーション内の公開されているすべてのワークフローを表示し、自分自身をワークフローマネージャーとして追加できます。


ワークフロービルダーへのアクセスを管理する

プロプランとビジネスプラスプラン

Enterprise Grid プラン

デフォルトでは、すべてのメンバーがスタンダードおよびプレミアムワークフローの両方を作成できます。ワークフローのタイプごとにオーナーと管理者だけに限定することも、特定のメンバーにアクセスを許可することもできます。

  1. デスクトップのサイドバーにあるワークスペース名をクリックします。
  2. メニューから「ツールと設定」を選択し、その後「ワークスペースの設定」をクリックします。
  3. ページ上部の「権限」タブをクリックします。
  4. 「スタンダードワークフローのみ公開する」または「プレミアムワークフローを含め、すべてのワークフローを公開する」の横にある「開く」をクリックします。
  5. ワークフローの作成ができるメンバーを選択します。「任意のオーナーまたは管理者」を選択した場合は、「特定の人とグループ」の横のチェックボックスをオンにして、特定のメンバーまたはユーザーグループにアクセス権を付与できます。
  6. 「保存する」をクリックします。 

メンバーのワークフロービルダーへのアクセス権を取り消しても、そのメンバーはアクセスできなくなる前に作成したワークフローを管理できます。 

デフォルトでは、Enterprise Grid OrG のメンバーなら誰でもワークフローを作成できます。OrG オーナーと OrG 管理者は、OrG のワークフロービルダーを無効にするか、どのメンバーがスタンダードおよびプレミアムワークフローの両方を作成できるかを選択できます。 

ワークフロービルダーを有効または無効にする

  1. デスクトップのサイドバーにあるワークスペース名をクリックします。
  2. メニューから「ツールと設定」を選択し、「オーガナイゼーションの設定」をクリックします。
  3. 左側のサイドバーで、 「設定」をクリックし、次に「オーガナイゼーションの設定」を選択します。
  4. ワークフロービルダーの横にある「有効にする」または 「無効にする」を選択します。その後、「有効にする」または 「無効にする」をクリックして確定します。

ワークフロービルダーが無効になる前に作成されたワークフローはいずれも引き続きアクティブであり、誰でも使用できます。メンバーがワークフローを使用できないようにするには、自分自身をワークフローマネージャーとして追加してワークフローを削除するか、既存のワークフローマネージャーにワークフローの公開の停止または削除を依頼します。

ワークフローの作成に関する OrG ポリシーを設定する

ワークフロービルダーが有効になると、OrG オーナーと OrG 管理者は OrG ポリシーを設定して、スタンダードワークフローのみを作成できるメンバーと、スタンダードおよびプレミアムワークフローの両方を作成できるメンバーを管理することができます。

  1. デスクトップのサイドバーにあるワークスペース名をクリックします。
  2. メニューから「ツールと設定」を選択し、「オーガナイゼーションの設定」をクリックします。
  3. 左側のサイドバーで、 「設定」をクリックし、「オーガナイゼーションポリシー」を選択します。
  4. 「権限」タブをクリックします。 
  5. 「スタンダードワークフローのみ公開する」または「プレミアムワークフローを含め、すべてのワークフローを公開する」の横にある「開く」をクリックします。 
  6. ワークフローの作成ができるメンバーを選択します。「任意のオーナーまたは管理者」または「OrG オーナーと OrG 管理者」を選択すると、「指定したワークスペースのすべての通常メンバーを含める」または「特定の人を含める」の横にあるボックスにチェックを入れて、ワークスペースまたは特定のユーザーに権限を付与できます。
  7. 「ポリシーを保存する」をクリックし、「ポリシーの作成」を選択して確定します。


レガシーワークフロービルダーへのアクセスを管理する

レガシーワークフローのいずれかを最新バージョンのワークフロービルダーに移行できなかった場合に限り、引き続きレガシーワークフロービルダーにアクセスできます。2024 年 9 月に、すべてのレガシーワークフローの実行が停止され、スタンダードワークフローとプレミアムワークフローの作成についてのみ、ワークフロー作成権限によって決定されるようになります。レガシーワークフロービルダーにはアクセスできなくなります。

プロプランとビジネスプラスプラン

Enterprise Grid プラン

プレミアムワークフローを含め、すべてのワークフローに対して設定した権限により、レガシーワークフロービルダーでワークフローを作成できるメンバーが決まります。

  1. デスクトップのサイドバーにあるワークスペース名をクリックします。
  2. メニューから「ツールと設定」を選択し、その後「ワークスペースの設定」をクリックします。
  3. ページ上部の「権限」タブをクリックします。
  4. 「プレミアムワークフローを含め、すべてのワークフローを公開する」」の横にある「開く」をクリックします。
  5. ワークフローの作成ができるメンバーを選択します。「任意のオーナーまたは管理者」を選択した場合は、「Also include specific users and groups(特定のユーザーとグループも含める)」の横のチェックボックスをオンにして、特定のメンバーまたはユーザーグループにアクセス権を付与できます。
  6. 「保存する」をクリックします。 

プレミアムワークフローの作成に対して OrG ポリシーを設定した場合、ワークスペースのオーナーおよび管理者は、自分が管理するワークスペースからワークフロービルダーの設定を調整できなくなります。

その代わりに、OrG レベルで設定したスタンダードおよびプレミアムワークフロー作成のポリシーによって、スタンダード、プレミアム、およびレガシーワークフローを作成できるメンバーが決まります。

プレミアムワークフローの作成に対して OrG ポリシーを設定しない場合、ゲストを除くすべてのメンバーがプレミアムワークフローを作成できるようになります。レガシーワークフローの作成については、ワークスペースオーナーまたは管理者がワークスペースレベルで設定した権限によって決まります。 


追加のワークフローの機能を管理する

オーナーと管理者は、自分のワークスペースまたは OrG の設定と権限で、以下のワークフロービルダーの機能を管理することもできます。


ワークフロービルダーの設定

プロプランとビジネスプラスプラン

Enterprise Grid プラン

以下の手順に従って、「プレミアムワークフローの使用量通知」の設定を管理します。

  1. デスクトップのサイドバーにあるワークスペース名をクリックします。
  2. メニューから「ツールと設定」を選択し、その後「ワークスペースの設定」をクリックします。 
  3. 「プレミアムワークフローの使用量通知」の横にある「開く」をクリックして、ボックスにチェックを付けるか外します。 
  4. 「保存する」をクリックします。 

以下の手順に従って、「プレミアムワークフローの使用量通知」「サードパーティ製のステップのデフォルトでの可視性」について、OrG の設定を管理します。

  1. デスクトップのサイドバーにあるワークスペース名をクリックします。
  2. メニューから「ツールと設定」を選択し、その後「オーガナイゼーションの設定」をクリックします。 
  3. 左側のサイドバーで、 「設定」をクリックし、次に「オーガナイゼーションの設定」を選択します。 
  4. 「権限」タブをクリックします。 
  5. 管理したいワークフロービルダーの設定の横にある「編集」をクリックします。 
  6. 表示されるプロンプトに従い、「保存」をクリックします。 


ワークフロービルダーの権限を設定する

プロプランとビジネスプラスプラン

Enterprise Grid プラン

以下の手順に従って、「Slack コネクトでのワークフローの使用」「サードパーティ製のステップのデフォルトでの可視性」「Webhook によるワークフローの開始」「ワークフローのフォームデータをダウンロードする」について、権限を管理します。

  1. デスクトップのサイドバーにあるワークスペース名をクリックします。
  2. メニューから「ツールと設定」を選択し、その後「ワークスペースの設定」をクリックします。 
  3. ページ上部の「権限」タブをクリックします。 
  4. アクセスを管理したい機能の横にある「開く」をクリックします。その後、ボックスにチェックを付けるか外します。 
  5. 「保存する」をクリックします。 

「Webhook によるワークフローの開始」「ワークフローのフォーム形式による回答のダウンロード」について、権限を管理する OrG のポリシーを設定します。

  1. デスクトップのサイドバーにあるワークスペース名をクリックします。
  2. メニューから「ツールと設定」を選択し、その後「オーガナイゼーションの設定」をクリックします。 
  3. 左側のサイドバーで、 「設定」をクリックし、「オーガナイゼーションポリシー」を選択します。 
  4. 「権限」タブをクリックします。 
  5. 設定するポリシーの横にある「ポリシーの追加」をクリックします。 
  6. 表示される内容に従って 「ポリシーを保存する」を選択します。「ポリシーを作成する」をクリックして確定します。 

注 :ワークフロービルダーの新しいバージョンでは、サードパーティ製アプリからのステップへのアクセスの管理が変更されました。