Slack は、チャンネルベースのメッセージプラットフォームです
仕事を進めるうえで、情報がバラバラに点在するのは困るもの。メールスレッド、対面での会話、さまざまなツールなど複数のソースに散らばると、仕事を進めるのが必要以上に大変になります。Slack ワークスペースなら、チャンネルという専用のスペースに仕事をまとめることができます。チャンネルには、プロジェクト、トピック、チームごとに、適切なメンバーと情報が集められます。
1.サイドバー
受信トレイから抜け出してよりよい働き方にシフトするためにまず活用したいのがサイドバーです。ここではフォローしている会話を整理して、常に最新の状態でいられます。
A.新規メッセージ
「新規メッセージ」ボタンを使うと、Slack のどこからでもメッセージを作成することができます。作ったメッセージは送信するまで自動的に保存され、左のサイドバー上部の「下書き」セクションからいつでも編集できます。
B.チャンネル
チャンネルは、仕事を整理するための専用スペースです。チャンネル名をつける時はわかりやすい命名規則に従うことで、チャンネル内での会話を設定したトピックに絞れるほか、探すときも簡単に見つけられるようになります。
ワークスペースでよく使われるチャンネル :
- 「#team」チャンネルは、デスクでのちょっとした会話、定例のチーム会、たいていのチームメールの代わりになります。このチャンネルで定期的に進捗確認会を行い、質問やベストプラクティスを共有しましょう。
- 「#project」チャンネルは、メンバー全員がフォローできるプロジェクト専用のスペースです。ここではアクション項目について話し合い、フィードバックを見直し、意思決定を行います。
チャンネルはメールとは違って、ワークスペースのメンバーなら誰でも必要に応じて簡単に参加したり退出したりできます。チャンネルを見つけて参加するには、チャンネルの横にある「+」をクリックして、「チャンネル一覧」を選択してください。
C.通知
すべての新規メッセージが、自分に関係するものだとは限りません。Slack の通知は、お馴染みのメールやその他のツールとは違います。チームメンバーがあなたをメンションした時にバッジを表示することで、あなたが必要とされていることがはっきりとわかるようになっています。なお、トピックに関連するメッセージが新たに投稿されると、サイドバーのチャンネル名が太字になります。
D.ダイレクトメッセージ
ダイレクトメッセージを使うと、チャンネル全体を巻き込む必要がない時に、話したい相手とだけ 1 対 1 で会話することができます。会議のスケジュールの変更やランチのお誘いなど、メッセージやタスクをささっと済ませたい時に使えます。
2.チャンネル
チャンネルは Slack で仕事を進めるための基盤です。これまでの流れ、会話、アイデア、決定をすべて見ることができるため、新たにプロジェクトに参加した人でもすぐに追いつくことができます。
A.チャンネルヘッダー
チャンネルヘッダーでは、自分が参加しているチャンネルについて一目で把握できます。また、会話にスターを付けたり、メンバーの人数やその他の重要情報を確認したりすることも可能です。
B.メッセージとファイル
チャンネルは、チームが共通の目的のもとでメッセージを送ったりファイルを共有したりする専用スペースです。チャンネルに参加したあと、上にスクロールするとこれまでの会話や決定事項をすばやく把握することができます。そのための会議は必要ありません。
C.絵文字リアクション
絵文字リアクションを使えば、Slack 上のどんなメッセージにでもワンクリックでリアクションでき、文字で補足や反応する代わりとしても使えます。また、誰でも一目で最新状況がわかるようになり、Slack でのチームのコミュニケーションの効率化にもつながります。
絵文字リアクション早見表 :
- 👏 :clap: —「グッジョブ!」
- ➕:heavy_plus_sign: — 「賛成です」
- 👀 :eyes: —「確認中」または「確認済み」
- ✅ :white_check_mark: — 「承認済み」または「完了」
3. メッセージの入力
会話に参加するには、メッセージを書く、ファイルを共有する、チームメンバーをメンションするなどさまざまな方法があります。それらの方法を使い分けることで、さまざまな形でメッセージをやり取りできるようになります。さらにメンバー全員が常に最新の状態となり、仕事のスピードアップにもつながります。
A.メッセージの書式設定
メッセージの書式設定を使うと、メッセージの見た目や構造を工夫することができます。一番重要な項目を太字にする、アイデアを箇条書きにまとめるなどしてメッセージを読みやすく内容が伝わりやすいものにしましょう。
B.チームメンバーへのメンション
チャンネルでメンションを使うと、注目してほしい人にすぐ気づいてもらうことができます。フィードバックを頼む場合や、特定の更新やアクション項目に注目してもらいたい時に、メンションを使ってスムーズなコラボレーションを進めましょう。
C.ファイルの添付
使っているコンピュータやクラウドベースのサービスのファイル共有を直接メッセージ上で使うと、チームの会話の流れのなかで必要な情報を共有することができます。
D.メッセージの編集または削除
メッセージを送信したあとに間違いを見つけたら、メールとは違ってすぐに修正することができます。送信済みのメッセージを削除して、一から書き直すことも可能です。
4.ヘルプ
ヘルプメニューにアクセスすると、追加のリソースを見ることができます。ヘルプセンターにすぐにアクセスできるため、キーボードショートカットの確認から Slack の最新情報の入手まで簡単です。