Jira と Slack を連携させる
Jira では、強固なワークフローとプロジェクト追跡機能を使用できます。チームで Jira を使っている場合は、これらのアプリの 1 つを統合することで、Slack から離れることなく最新の情報を把握できるようになります。
用途に合わせてアプリを選択
Jira Cloud
Jira Server Alerts(レガシー)
Jira のクラウドバージョンを使っている場合は、Jira Cloud アプリを使って Jira の通知を Slack で受け取れます。
仕組みを説明しましょう。
- カスタマイズ可能な通知を自分とチャンネルに送信するように Jira ボットに指示します。
- プロジェクトを Slack チャンネルに接続している場合、Jira の課題がメンションされると、Jira ボットによって Slack 内にその課題が自動的にプレビュー表示されます。
- Slack で新たな課題の作成や既存の課題への追加を行うには、「その他のアクション」を使用します。
- スラッシュコマンドを使って、Slack 内で課題を管理し、見つけることができます。
Jira Server Alerts(レガシー)では、Jira のセルフホスト型バージョンを使っている場合、Slack で Jira の通知を受け取れます。
仕組みを説明しましょう。
- Jira アラートが作成または更新されたときに、Slack で通知を受信できます。
- 課題のどのステータスで通知をトリガーするかをカスタマイズします。
注 :Jira Server Alerts アプリはレガシーアプリのため、新規インストールはできません。Jira Server Alerts(レガシー)がワークスペースにインストールされておらず、有料の Jira Server または Data Center インスタンスを使用している場合は、代わりに Jira Server アプリを使用できます。
注 : これらのアプリを設定するには、Jira の管理者であることが必要です。
Jira Cloud アプリ
Jira Cloud アプリを使うには、チームが Jira Cloud を使用している必要があります。以下に設定方法を説明します。
Jira Cloud アプリを設定する
- Slack の App ディレクトリで Jira Cloud ページにアクセスします。
- ページ上部の「Slack に追加」ボタンをクリックします。
- Jira Cloud での認証を希望する Slack ワークスペースを選択します。
- 「許可する」をクリックします。
アプリの接続成功を伝えるダイレクトメッセージが Jira ボットから送信されます。アプリを開始するには、Jira ボットをチャンネルの 1 つに連携させるか、スラッシュコマンド /jira connect [your Jira URL] を使用します。
Jira Server Alerts(レガシー)
Jira Server Alerts(レガシー)を設定する
- デスクトップから、左のサイドバー上部の 「App」をクリックします。このオプションが見当たらない場合、 「その他」をクリックすると見つけられます。
- Jira Server Alerts(レガシー)を検索して選択します。
- 「設定」をクリックします。
- 左側の Jira アイコンの下にある「Slack に追加」をクリックします。
- Jira 通知の投稿先にするチャンネルを選択します。
- 「Jira インテグレーションを追加する」をクリックします。
- ページの Webhook URL をコピーします。
- Jira アカウント内で、「Administration」メニューから「System」をクリックします。
- 「Advanced」のサイドバーにある「Webhooks」をクリックします。
-
「Create a Webhook」をクリックして Webhook 作成フォームを表示し、名前を入力して(Slack など)、ステップ 5 の Webhook URL を貼り付けます。
- 受け取りたい通知を「Events」で選択します。
- 終わったら、「Create」をクリックします。
Jira からの更新通知を特定のプロジェクトに制限する
Jira Query Language(JQL)を利用して、特定のプロジェクトからの通知だけを投稿するよう Webhook を制限できます。プロジェクトが 1 つの場合は project = “Project A”、複数の場合は project in (“Project A”,“Project B”) を使用します。
Jira のステータス変更をカスタマイズする
Slack では、課題の一部のステータス変更(オープン 完了と終了 再オープンなど)が自動的に投稿されます。ただし、チームのニーズに応じて、サポートされているステータスの移行をカスタマイズすることもできます。
例えば、開発中 レビュー中のような課題のステータス移行時にステータス変更を追加できます。ステータス名は、チームの Jira アカウントに設定されたステータスと一致している必要があります。
ワイルドカードを使用したステータス変更
単一のステータスの代わりにワイルドカードを使うこともできます。例えば、ステータスに関わらず、課題が完了に変わったら通知を受け取りたい場合は、* 完了というステータス変更を追加できます。
イベントログ
Jira の課題が新しく作成されたり更新された時に、Slack では、デバッグがしやすいようにそのイベントを一時的にログに記録します。このログを確認して、特定のステータス変更が送信されたか、無視されたかを調べることができます。そのステータス変更に対応させたい場合は、簡単にリストに追加できます!