Slack の管理 : ワークフロービルダーのコネクタへのアクセスを管理する
ワークスペースまたは Enterprise Grid OrG のメンバーは、コネクタ（それぞれ固有のステップセットを提供）を使用して、サードパーティのサービスをワークフローに統合できます。場合によっては、これらのコネクタステップの使用を許可または拒否したり、ほかのメンバーが使用できるように追加の詳細を設定したりする必要があります。
使い方
- アプリの承認が必要な場合は、承認していないコネクタステップを非表示にするか、またはメンバーにすべての使用可能なコネクタステップを表示してアクセスをリクエストできるようにするかを選択できます。
- アプリの承認が必要でない場合は、ワークスペースまたは Enterprise Grid OrG のメンバーがワークフローを作成する時に、すべてのコネクタステップを使用できます。
- 一部のコネクタステップでは、ワークフローで使用する前に追加の設定が必要です。この設定は、事前に、あるいはメンバーがワークフロービルダーから設定をリクエストした時に、行うことができます。
コネクタステップのデフォルトの可用性を設定する
アプリの承認が必要な時に、ワークスペースまたは OrG のメンバーにすべての使用可能なコネクタステップを表示するか、承認したステップのみを表示するかを選択できます。メンバーは、表示されているが承認されていないコネクタステップをリクエストできるようになります。
プロ、ビジネスプラス
Enterprise Grid
- デスクトップのサイドバーにあるワークスペース名をクリックします。
- 「ツールと設定」にマウスポインターを重ねてから、「ワークスペースの設定」をクリックします。
- 「権限」タブをクリックします。
- ワークフローステップのデフォルトの横にある「開く」をクリックします。
- 「ワークフロービルダー内で、承認済みのコネクタステップのみ表示する」の横にあるボックスにチェックをつけるか外します。
- 「保存」をクリックします。
- デスクトップのサイドバーにあるオーガナイゼーション名をクリックします。
- 「ツールと設定」にマウスポインターを重ねてから、「オーガナイゼーションの設定」をクリックします。
- 左サイドバーで、 「設定」をクリックし、「オーガナイゼーションの設定」を選択します。
- ワークフローステップのデフォルトの横にある「編集」をクリックします。
- 「ワークフロービルダー内で、承認済みのコネクタステップのみ表示する」の横にあるボックスにチェックをつけるか外します。
- 「保存」をクリックします。
新しいコネクタステップのデフォルトの可用性を設定する
すでに承認したコネクタには、サードパーティのサービスで追加のアクションを実行できる新しいステップが定期的に追加されます。ワークスペース全体またはオーガナイゼーション全体の権限を設定して、新しく追加されたステップを自動的に使用可能にするかどうかを選択できます。
プロ、ビジネスプラス
Enterprise Grid
- デスクトップのサイドバーにあるワークスペース名をクリックします。
- 「ツールと設定」にマウスポインターを重ねてから、「ワークスペースの設定」をクリックします。
- 「権限」タブをクリックします。
- ワークフローステップのデフォルトの横にある「開く」をクリックします。
- 「以前承認されたステップのみ表示する」の横のボックスにチェックをつけるか外します。
- 「保存」をクリックします。
- デスクトップのサイドバーにあるオーガナイゼーション名をクリックします。
- 「ツールと設定」にマウスポインターを重ねてから、「オーガナイゼーションの設定」をクリックします。
- 左サイドバーで、 「設定」をクリックし、「オーガナイゼーションの設定」を選択します。
- ワークフローステップのデフォルトの横にある「編集」をクリックします。
- 「以前承認されたステップのみ表示する」の横のボックスにチェックをつけるか外します。
- 「保存」をクリックします。
新しいステップのデフォルトの可用性を上書きする
新しく追加されたステップのデフォルト設定からコネクタを除外する場合は、コネクタごとに可用性を指定して設定できます。
プロ、ビジネスプラス
Enterprise Grid
- デスクトップのサイドバーにあるワークスペース名をクリックします。
- 「ツールと設定」にマウスポインターを重ねてから、「ワークフローの管理」を選択して Slack App ディレクトリを開きます。
- 左サイドバーで、「ワークフローのステップ」をクリックし、リストからコネクタを選択します。
- 右上の「管理」をクリックし、「新しいステップのデフォルトを編集する」を選択します。
- ドロップダウンメニューからオプションを選択して、「保存する」をクリックします。
- デスクトップのサイドバーにあるオーガナイゼーション名をクリックします。
- 「ツールと設定」にマウスポインターを重ねてから、「ワークフローの管理」を選択します。
- 左サイドバーで、「ワークフローのステップ」をクリックし、リストからコネクタを選択します。
- 管理したいステップの横の （3 つのドットアイコン）をクリックします。
- 右上の「管理」をクリックし、「新しいステップのデフォルトを編集する」を選択します。
- ドロップダウンメニューからオプションを選択して、「保存する」をクリックします。
コネクタステップを管理する
コネクタステップを承認または拒否する
メンバーがリクエストを送信しなくてよいように、事前にコネクタステップを承認または拒否しておくか、メンバーがワークフローにステップを追加したい時にリクエストの送信が求められるようにステップを「承認が必要」に変更しておくことができます。
プロ、ビジネスプラス
Enterprise Grid
- デスクトップのサイドバーにあるワークスペース名をクリックします。
- 「ツールと設定」にマウスポインターを重ねてから、「ワークフローの管理」を選択して Slack App ディレクトリを開きます。
- 左サイドバーで、「ワークフローのステップ」をクリックします。
- サードパーティのサービスの横の （3 つのドットアイコン）をクリックします。
- 「承認する」か「拒否する」、またはメンバーが必要な時にコネクタをリクエストできるように「必要な承認に変更する」を選択します。
- デスクトップのサイドバーにあるオーガナイゼーション名をクリックします。
- 「ツールと設定」にマウスポインターを重ねてから、「ワークフローの管理」を選択します。
- 左サイドバーで、「ワークフローのステップ」をクリックします。
- サードパーティのサービスの横の （3 つのドットアイコン）をクリックします。
- 「承認する」か「拒否する」、またはメンバーが必要な時にコネクタをリクエストできるように「必要な承認に変更する」を選択します。
承認リクエストを確認する
メンバーがコネクタステップの承認をリクエストすると、Slackbot からダイレクトメッセージ（DM）が届きます。メッセージにはサードパーティのサービスの名前、リクエストしたメンバー、ステップのリストと実行するアクション、該当する場合はその他のコメントが含まれています。次の方法でリクエストを確認します。
- リクエストが届いたら、Slackbot からの DM を開きます。
- 「承認する」または「拒否する」をクリックします。リクエストを拒否すると、ワークフロービルダーでコネクタステップへのアクセス権が削除されます。
リクエストが承認または拒否されると、Slack でリクエストのメッセージが更新されてステータスに反映され、リクエストを送信したメンバーに通知されます。
コネクタステップを設定する
一部のコネクタは、メンバーがサードパーティのサービスのインスタンスと連携できるように、ワークフローで使用する前に追加の設定が必要です。設定では通常、サードパーティのサービスからサブドメインやその他の設定の詳細を Slack に追加します。メンバーからコネクタステップを使用するリクエストが届いたら、承認時にそのコネクタを設定できます。アプリの承認が必要でない場合、またはコネクタステップが承認されているのに設定されていない場合、メンバーには、ワークフローにステップを追加する際に設定をリクエストするよう求めるプロンプトがワークフロービルダーで表示されます。
設定を追加する
メンバーのリクエストに先んじてコネクタを設定したい場合は、ワークフロービルダーで行えます。
- デスクトップで、 「その他」にマウスポインターを重ね、 「自動化」を選択します。
- 左サイドバーで、 「ワークフロービルダー」をクリックします。
- （3 つのドットアイコン）をクリックして、「インテグレーションの管理」を選択します。
- ドロップダウンメニューからコネクタを選択し、「次へ」をクリックします。
- リクエストされた設定の詳細を入力して、「保存する」をクリックします。
設定リクエストを確認する
メンバーがコネクタの設定をリクエストすると、Slackbot DM からリクエストが届きます。リクエストには、サードパーティのサービスの名前、リクエストしたメンバー、該当する場合はその他のコメントが含まれています。次の方法で確認します。
- リクエストが届いたら、Slackbot からの DM を開きます。
- 「インテグレーションを設定する」をクリックし、「インテグレーションを追加する」をクリックします。
- ドロップダウンメニューからコネクタを選択し、「次へ」をクリックします。
- 設定の詳細を入力して、「保存する」をクリックします。
- アプリの承認が必要な場合は、Slackbot からの DM に戻り、「承認する」をクリックします。
リクエストされた設定（と必要に応じてステップの承認）が完了すると、Slack でリクエストのメッセージが更新されてステータスに反映され、リクエストしたメンバーに通知されます。
未処理のリクエストを確認する
プロ、ビジネスプラス
Enterprise Grid
アプリの承認が必要な場合、Slack App ディレクトリ内の「アプリの管理」の「リクエスト」セクションからも、コネクタステップと設定のリクエストを管理できます。
- デスクトップのサイドバーにあるワークスペース名をクリックします。
- 「ツールと設定」にマウスポインターを重ねてから、「ワークフローの管理」を選択して Slack App ディレクトリを開きます。
- 左サイドバーで、「リクエスト」をクリックします。
- コネクタの横にある （3 つのドットアイコン）をクリックします。
- 「承認」、「拒否」、または「設定して承認」を選択します。
コネクタステップと設定のリクエストは、管理者ダッシュボードの「リクエスト」セクションから管理することもできます。
- デスクトップのサイドバーにあるオーガナイゼーション名をクリックします。
- 「ツールと設定」にマウスポインターを重ねてから、「ワークフローの管理」を選択します。
- 左サイドバーで、「リクエスト」をクリックします。
- コネクタの横にある （3 つのドットアイコン）をクリックします。
- 「承認」、「拒否」、または「設定して承認」を選択します。
Tip : 承認済みコネクタはすべて、Slack App ディレクトリ内の「アプリの管理」ページの「ワークフローのステップ」セクション（プロプランとビジネスプラスプランの場合）から、または管理者ダッシュボードの 「インテグレーション」セクションにある「ワークフローのステップ」を選択（Enterprise Grid プランの場合）して確認できます。
特定のアクセス権限を設定する
ワークスペースの特定のメンバーに対してのみコネクタステップを承認する場合は、コネクタステップごとに特定のアクセス権限を設定できます。
プロ、ビジネスプラス
Enterprise Grid
- デスクトップのサイドバーにあるワークスペース名をクリックします。
- 「ツールと設定」にマウスポインターを重ねてから、「ワークフローの管理」を選択して Slack App ディレクトリを開きます。
- 左サイドバーで、「ワークフローのステップ」をクリックし、リストからコネクタを選択します。
- 管理したいステップの横の （3 つのドットアイコン）をクリックします。
- 「このステップを使用できる人を変更する」を選択します。
- ドロップダウンメニューからオプションを選択して、「保存する」をクリックします。
- デスクトップのサイドバーにあるオーガナイゼーション名をクリックします。
- 「ツールと設定」にマウスポインターを重ねてから、「ワークフローの管理」を選択します。
- 左サイドバーで、「ワークフローのステップ」をクリックします。
- リストからコネクタを選択し、「ステップ」タブをクリックします。
- 管理したいステップの横の （3 つのドットアイコン）をクリックします。
- 「このステップを使用できる人を変更する」を選択します。
- ドロップダウンメニューからオプションを選択して、「保存する」をクリックします。
許可されたドメインを管理する
ワークフローを作成しているメンバーは、ワークフローにコネクタステップを追加する時に、そのサービスからアカウントに接続して、アクセスを許可する必要があります。デフォルトでは、メンバーは任意のドメインのアカウントを使用できますが、許可リストを作成して、ワークスペースまたは OrG のメンバーが使用できるドメインを指定できます。
プロ、ビジネスプラス
Enterprise Grid
- デスクトップのサイドバーにあるワークスペース名をクリックします。
- 「ツールと設定」にマウスポインターを重ねてから、「ワークフローの管理」を選択して Slack App ディレクトリを開きます。
- 左サイドバーで、「ワークフローのステップ」をクリックします。
- コネクタの横の （3 つのドットアイコン）をクリックし、「ドメインと認証を管理する」を選択します。
- ドメインを追加して、「保存する」をクリックします。
- デスクトップのサイドバーにあるオーガナイゼーション名をクリックします。
- 「ツールと設定」にマウスポインターを重ねてから、「ワークフローの管理」を選択します。
- 左サイドバーで、「ワークフローのステップ」をクリックします。
- コネクタの横の （3 つのドットアイコン）をクリックし、「ドメインと認証を管理する」を選択します。
- ドメインを追加して、「保存する」をクリックします。
認証権限を管理する
ワークフローにコネクタステップを追加する時に、ユーザーにワークフロー作成者の認証情報または自身の認証情報のどちらを使用してサードパーティのサービスの認証を行ってもらうかを選択できます。全員が自身の認証情報を使用して認証することを必須にするには、次の手順に従います。
プロ、ビジネスプラス
Enterprise Grid
- デスクトップのサイドバーにあるワークスペース名をクリックします。
- 「ツールと設定」にマウスポインターを重ねてから、「ワークフローの管理」をクリックして Slack App ディレクトリを開きます。
- 左サイドバーで、「ワークフローのステップ」をクリックします。
- コネクタの横の （3 つのドットアイコン）をクリックし、「ドメインと認証を管理する」を選択します。
- 「ワークフローユーザーの認証方法」の下で、「ユーザーのアカウントを必須にする」を選択します。
- デスクトップのサイドバーにあるオーガナイゼーション名をクリックします。
- 「ツールと設定」にマウスポインターを重ねてから、「ワークフローの管理」をクリックします。
- 左サイドバーで、「ワークフローのステップ」をクリックします。
- コネクタの横の （3 つのドットアイコン）をクリックし、「ドメインと認証を管理する」を選択します。
- 「ワークフローユーザーの認証方法」の下で、「ユーザーのアカウントを必須にする」を選択します。
- OrG のオーナー / 管理者とワークスペースのオーナー / 管理者
- 有料プランでご利用いただけます。