canvas の紹介 : Slack で整理、連携、情報共有を行うための新しい方法

canvas は、チームとして整理、連携、情報共有を行うためのツールです。Slack ワークスペースと全面的に連携しています。Slack の使い慣れた機能を使って canvas の作成や編集が行えます。コンテンツの書式設定を直観的に実行し、チームの仲間を直接メンションして、どの会話でも情報を共有できます。

 

canvas とは?

Slack で canvas を使うには、次の 2 つの方法があります。

会話内
すべてのチャンネルと DM には専用の canvas があり、会話やそこで進められている仕事に関する、継続的に参照する詳細情報を保存できます。

canvas 単体
会議メモでも、プロジェクトでも、チェックリストでも、今取り組んでいることについての canvas を作成できます。その後、関連する Slack チャンネルで共有して、一緒に仕事をする人たちと連携できます。閲覧できるメンバーを限定したプライベートの canvas も作成できます。

Canvas-overview_2x.gif

canvas の活用方法

チャンネル canvas

独立した canvas

  • 使い始める:canvas を作成したいチャンネルまたは DM に移動し、右上にある   canvas アイコンをクリックします。これらの canvas は会話の中でいつでも使用でき、その会話を閲覧している人なら誰でも表示させることができます。
  • アクセス権限 : 会話において投稿権限があるメンバーは、canvas を編集できます。
  • 通知 : 会話内の canvas でだれかにメンションされた場合、Slackbot 通知が届きます。
  • 使い始める:「その他」にマウスポインターを重ね、  「canvas」をクリックして canvas の表示、管理、作成を行います。
  • アクセス権限 : canvas を共有する時は、メンバーに canvas の表示、または編集の権限を付与するかどうかを選びます。
  • 通知 : 共有された canvas で誰かにメンションされた場合、サイドバーの  「canvas」の隣にアイコンバッジが表示されます。

canvas を作成した場所に関係なく、以下の機能を常に利用できます。

  • チャンネルやメンバーのオートコンプリート : チャンネル名をメンションする場合は # を、メンバーをメンションする場合は @ を入力します。
  • カスタム絵文字 : canvas の使用中に、絵文字ピッカーにカスタム絵文字が表示されます。
  • インラインオブジェクト : リンクプレビュー、画像、ファイルを canvas に直接追加します。移動しなければならないオブジェクトがある場合は、移動先にドラッグ&ドロップしてください。
  • モバイルアクセス : モバイルデバイスから直接、既存の canvas を表示・編集できます。


さっそく始める

チャンネル canvas 

独立した canvas

canvas にコンテンツを追加する :

  1. デスクトップでチャンネルまたは DM を開きます。
  2. 会話の右上隅の  canvas アイコンをクリックします。


既存の canvas を管理するには :

会話の canvas にコンテンツがある場合は、右上隅のアイコンの変化によって、canvas においてアクティビティがあったことがわかります。

  1. チャンネルや DM で、右上の   canvas アイコンをクリックします。
  2. そのまま会話の中の canvas 内で仕事を進めることも、  3 つのドットアイコンをクリックして  「新しいウィンドウで開く」こともできます。

独立した canvas の使用を開始するには :

  1. デスクトップでは、サイドバーにある   (プラスボタン)をクリックします。
  2.  「canvas」をクリックして canvas を作成します。


既存の canvas を管理するには :

  1. デスクトップでは、「その他」にマウスポインターを重ね、  「canvas」をクリックします。デフォルトでは、「最近チェック済み」として canvas の一覧が表示されます。
  2. 「並べ替え」をクリックして、「最終更新日」または「最近チェック済み」で canvas を並べ替えます。または、「フィルター」をクリックして、「あなたが作成」「あなたと共有」「すべて」の canvas を表示します。
  3. 編集する canvas を選択します。自動的に新しいウィンドウで開きます。

Tip : canvas は、Slack 内のほかのメッセージやファイルと同じように、検索の結果にも表示されます。

 

よくある質問(FAQ)

canvas はどんな目的に利用できますか?

canvas は情報を明確に伝達する手段として設計され、さまざまな書式設定を活用できます。個人のやることリスト一緒に仕事をする人とのメモの共有プロジェクトの概要チャンネル内の情報整理などの用途に使用できます。

 

参加中のワークスペースの Slack ポストは今後どうなりますか?

既存のポストはすべて canvas へと変換されます。コンテンツはすべて保存されます。canvas の「作成」日にはポストの元の作成日が反映されますが、バージョン履歴にはポストが変換された日以降のみが表示されます。Slack のフリープランをご利用の場合、ポストは読み取り専用の canvas に変換されます。既存のポストは、変換されるまで編集を継続できます。 

 

Slack ポストとは

canvas が導入される以前、Slack で長形式のコンテンツを共有する時には Slack ポストが使用されていました。ポストにはワークスペース内の専用のファイルタイプが使われており、作成済みのポストがある場合は、いずれ canvas へと変換されます。 

 

canvas はモバイルでも利用できますか?

もちろんです。モバイルデバイスで canvas を使用するには、ご使用の Slack アプリのバージョンが iOS 版では 23.02.40 以降、Android 版では 23.02.30 以降であることが必要です。 

canvas の表示と編集は iOS や Android でも可能ですが、現在のところモバイルから canvas を削除することはできません。


canvas は誰に表示されますか?

ファイルと同様に、参加中のワークスペースのメンバーなら誰でもパブリックチャンネルで共有された canvas を閲覧できます。プライベートチャンネルや DM の中の canvas は、その会話のメンバーのみが表示できます。canvas を共有した相手を確認するには、開いている canvas で「共有」をクリックしてください。詳細については、canvas の共有、セキュリティ、アクセスについての記事を確認してください。


canvas の内容の保存はどのように行われますか?

canvas はすべて、オーガナイゼーションがファイルに対して設定した保存ポリシーに従います。詳細については、データ管理機能が canvas に適用されるしくみを参照してください。


別のワークスペースから canvas をインポートできますか?

現時点ではできません。現在、canvas のエクスポートは可能ですが、インポートは行えません。詳細についてはお問い合わせください。

Tip : さらにサポートが必要な場合canvas で利用できる機能すべてを概観するには、Slack による canvas の使用ガイドにアクセスしてください。デモ動画も視聴できますし、feedback@slack.com にご連絡いただくこともできます。

誰がこの機能を利用できますか?
  • すべてのメンバーゲスト
  • チャンネル canvas および DM canvas はすべてのプランで利用できます
  • 独立した canvas は有料プランで利用できます