ワークフローに分岐を追加すると、ユーザーのアクションに応じて異なるオプションを提示できます。分岐を使用することで、指定した条件に応じた承認リクエストの自動処理や、ユーザーが選んだ重大度レベルに応じた受信リクエストのトリアージを行うワークフローを構築できます。 

注 :ワークフロー分岐を使用するには、Slack ワークスペースがビジネスプラスの新しいバージョンで動作している必要があります。ビジネスプラスをご利用で分岐が表示されない場合は、サポートチームにご連絡ください。

始める前に 

初めてワークフロービルダーを使う方にも、使い方を復習したい方にも、以下のリソースが役立ちます。 

• まずは「Slack ワークフロービルダーガイド」で、ワークフローを使ってタスクを自動化する方法の概要をご覧ください。
• テンプレートを使用してワークフローを作成する方法や、ゼロから独自のカスタムワークフローを作成する手順についても確認できます。

• ステップを追加して、ワークフロー内で実行するアクションをカスタマイズする方法もご確認ください。

重要な用語

ワークフロー分岐の作成に使用される用語を、事前に理解しておくことをおすすめします。 

期間	定義
ブランチ	分岐とは、ユーザーがワークフロー内でのアクションに応じて異なるパスを選択できるワークフローステップの一種です。
条件	条件とは、ワークフローを使用するユーザーに特定の分岐を提示するための変数やアクション（ボタンのクリックや質問への回答の選択など）を指します。
代替手段	代替手段とは、指定した条件がすべて満たされなかった場合に、ワークフローが進む分岐を指します。

分岐を含むワークフローを作成する

ワークフロー内で収集した情報に基づき、さまざまな条件をもとにワークフロー分岐を設定できます。まずは以下のオプションから始めることをおすすめします。

• ボタン
  一連のボタンを使用して、ワークフロー内でユーザーに複数のオプションを提示します。例えば、それぞれ異なる分岐に割り当てられたボタンを含むワークフローを構築します。
• フォーム
  フォームを使用すると、ワークフローを使用するユーザーは指定された一連のオプションの中から選択して質問に回答できます。例えば、それぞれ異なる分岐に割り当てられた一連の回答から選択するワークフローを設定します。

ステップ 1 : ワークフローを作成または選択する

初めて分岐を使用するには、新しいワークフローを作成するか、構築済みのワークフローを編集してください。

ステップ 2 : ブランチを追加する

ワークフローの準備ができたら、分岐を追加できます。 

ステップ 3 : 分岐を追加してワークフローの設定を完了する

ワークフローには、最大で 10 個の分岐を追加できます。分岐の設定とワークフローのセットアップが完了したら、ワークフローを公開して完了です。

ワークフロー分岐を編集または削除する

分岐は、他のワークフローステップと同様に編集・削除できます。