Enterprise Grid 導入ガイド
Enterprise Grid への移行を担当している方を対象にしたこの一連のガイドは、企画から導入まですべてをカバーしています。ぜひご利用ください。導入を成功させ、社内メンバーを教育し、Slack のもつ力を広く理解してもらうことができるようにご案内するガイドです。 🚀
Enterprise Grid 導入ガイド
では、早速詳しく見ていきましょう!Slack Enterprise Grid の社内導入時に注力すべき主な分野をいくつかご紹介します。
構成と設計
Enterprise Grid オーガナイゼーションの設計、構成、規模は組織ごとにまったく異なります。次の方法を組み合わせて、自社に適した Enterprise Grid を構築しましょう。
- オーガナイゼーションへの既存のワークスペースの移行
- チャンネルを移動し、既存の大規模なワークスペースを小規模に分割
- ワークスペースの新規作成
チャンネルの構成と名前の付け方
この段階では、作成したワークスペースでメンバーがどのようにチャンネルを利用するかについて検討を開始します。チャンネル名の付け方のガイドラインを作成することは、会話を整理し、メンバーが探している内容を見つけやすくする上でとても役に立ちます。
次のステップ 👉🏽 チャンネルの構成と名前の付け方を参照します。
セキュリティ環境設定の構成
自社のセキュリティ要件を満たし、Enterprise Grid オーガナイゼーションを保護します。シングルサインオン設定ガイドを参照して、構成可能な設定の詳細を確認してください。
次のステップ 👉🏽 Enterprise Grid 管理者コントロールを一読し、管理者ダッシュボードから監視できる設定と環境設定について確認します。
アプリとツールの追加
ご使用のツールを Slack に接続し、アプリの切り替えやアプリ間の行き来を減らして社内のワークフローのコラボレーションを拡充しましょう。
ワークスペースをサードパーティ製のツールに連携させるアプリを Slack Marketplace からインストールしたり、独自の内部インテグレーションを構築したりすることができます。ワークスペースのオーナーや管理者は、個々のワークスペースにインストールするアプリを管理することもできます。
次のステップ 👉🏽 詳細を確認します。利用しているツールを Slack に連携させるを参照します。
新しいメンバーを招待する
Enterprise Grid オーガナイゼーションにメンバーを招待するにはいくつかの方法があります。Slack 導入をスムーズに成功させるために役立つリソースをいくつかご紹介します。
- 既存のワークスペースの移行 : オーガナイゼーションへのワークスペース移行ガイド
- 新しいメンバーの招待 : ワークスペースに新規メンバーを招待する
- ゲストの招待 : オーガナイゼーションにおけるゲスト招待の権限
ID プロバイダ(IDP)上で作成したグループを Enterprise Grid に既に同期させている場合は、管理者ダッシュボードにそれらが表示されます。メンバーのプロビジョニングの詳細については、以下を参照してください。
研修と変革の推進
Slack に関する社内教育は、Slack 導入の上で重要なステップとなります。社内でのスムーズな導入と受け入れを促進するためのアイデアとして以下を参考にしてみてください。
📣 Slack がコミュニケーションの場所であることを明確にする
注意 : Slack 導入の成功には、社内での受け入れや支援の度合いが大きく影響します。ぜひ Slack をメールで紹介(または Slack 導入前に社内で利用していたコミュニケーション方法で案内)してください。😉
Slack をご利用いただいている顧客企業の中でも、導入による成果が最も高いのは、社員全員がコミュニケーションに Slack を利用している企業です。これにより、重要な社内アナウンスの送信方法や、ファイルや情報の保管場所に関して、混乱を招くことがなくなります。
手始めに、CEO または役員レベルのメンバーに、定期的に重要な情報を社内通知または #general チャンネルへと投稿してもらうことをおすすめします。こうすることで、Slack は業務の拠点となるスペースであることを全社に伝えることができます。
🔭 ヘルプセンターとサポートチームの活用
Slack のヘルプセンターは、メンバーが Slack を活用するために欠かせないアドバイスや必要な時に参照できる有用な情報でいっぱいです。最新の情報が記載された関連のヘルプ記事のリンクをメンバーに送信して存分に活用しましょう。
いつでもご相談いただけるように、Slack ではサポートチームが年中無休・24時間体制でサポートを提供しています。社内のメンバーにも気軽にフィードバックの提供やサポートの依頼をするようぜひお勧めください。ご連絡をお待ちしています。
Tip : Slack の入門 では、Slack を使い始めて間もない方に役立つヒントが見つかります。
🎈 Slack Day 研修イベントの開催
Slack Day イベントの開催は、社内での Slack への抵抗感をなくし、逆に Slack を使うことを楽しく感じてもらうのにとても効果があるため大変おすすめです!イベントでのトピックとして以下のような内容を取り上げるとよいでしょう。
- Slack お役立ち情報の紹介
- OrG チャンネルの名付けフレームワークの共有
- ツールやアプリのインストール方法の紹介
- 質問に対する回答やアドバイスを提供するサポート対応時間の設定
あらゆる職種のための Slack
職種にかかわらず、Slack を活用することで、社内のメンバーのワーキングライフをより快適に、生産的なものへと変えることができます。これらの部門別ガイドでは、オーガナイゼーション内のさまざまなメンバーが Slack を一緒に活用していくうえで役立つヒントを紹介しています。
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