Enterprise Grid オーガナイゼーションのオーナーまたは管理者には、OrG の円滑な運営に必要な数々のタスクがあります。Slack の管理 API を使うと、カスタム Slack アプリを作成したり、API を実行して管理タスクを自動化したりできるので、管理者ダッシュボードからタスクを個別に管理する必要がなくなります。

注意 :管理 API でのみ実行できるアクションもあれば、API と管理者ダッシュボードの両方で利用できるアクションもあります。API の利用を選択した場合、管理者ダッシュボードからはそのアクションを実行できない場合もあります。

API を使って OrG を管理する方法

管理 API を使って OrG を管理するための、いくつかのアクションについて説明します。アクションの一覧については、Slack API にアクセスしてください。

• ワークスペースを管理する
  ワークスペースの作成
  ワークスペースでのメンバーの追加または除外
• メンバーを管理する
  OrG または特定のワークスペースへのメンバーの招待
  メンバー種別の管理
• チャンネルを管理する
  チャンネルの作成とアーカイブ
  ワークスペースへのチャンネル追加
  チャンネルへの投稿権限を管理する
• ワークフローを管理する
  ワークフローとワークフローステップへのアクセスを管理する
• アプリを承認する
  OrG 内のすべてのワークスペースに対するアプリの承認または制限*
• IDP グループの管理
  IDP グループのメンバーまたはマルチチャンネルゲストの追加または除外
• IDP グループのデフォルトを設定する
  IDP グループへのデフォルトワークスペースの追加
  IDP グループへのデフォルトのチャンネルの追加または削除
• セッションをリセットする
  デバイスの紛失や盗難が発生したメンバーのサインアウト
  個別のメンバーに対するセッションの有効期限の設定

*API をセットアップして OrG レベルでのアプリの承認を管理する場合、管理者アプリを使ってすべてのアプリの承認と制限を処理する必要があります。ワークスペースレベルでのアプリの管理はできなくなります。