チャンネルとは?
Slack では、チームの仕事もコミュニケーションもチャンネル上で行います。チャンネルは、メッセージ、ツール、ファイルを 1 か所にまとめてチームで共有する場所です。ここでは、チャンネルの作成と使い方、チャンネルを使ったチームのコラボレーションの方法を詳しく紹介します。
チャンネルの特長
- チャンネルは、チーム別、プロジェクト別など、ニーズに合わせて自由に作成できます。
- メンバーは必要に応じてチャンネルに参加したり、チャンネルから退出したりすることができます。
- スレッドは、チャンネル内で一つのテーマについて検討したりコメントしたりする時に便利です。
チャンネルを作成する
チャンネルには、編成方法も、ワークスペース内で作成できる数にも制限はないので、適宜作っておきましょう。チャンネルは次のすべてのプランで利用することができます : フリー、スタンダード、プラス、Enterprise Grid の各プラン。
パブリックチャンネル
- メンバー全員が参加できる公開チャンネル。投稿された内容はすべて誰でも検索できます。
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デフォルトではゲスト以外、ワークスペースのメンバーなら誰でもパブリックチャンネルを作成できますが、ワークスペースのオーナーがこの設定を変更し、チャンネルの作成権限を特定のメンバー種別だけに限定することもできます。
プライベートチャンネル
- 全メンバーに公開すべきでないディスカッションのためのチャンネル。閲覧と参加には招待が必要です。
- デフォルトでは、ゲストを含むワークスペースのメンバーなら誰でもプライベートチャンネルを作成できますが、ワークスペースのオーナーがこの設定を変更し、チャンネルの作成権限を特定のメンバー種別だけに限定することもできます。
共有チャンネル
- 共有チャンネルを使うと、異なる複数のオーガナイゼーションがそれぞれの Slack ワークスペース内から 1 つのチャンネル内で共同作業を行うことができます。スタンダード、プラス、Enterprise Grid の各プランで利用できます。
- オーガナイゼーションでは、ワークスペースの共有チャンネルをパブリックとプライベートのどちらにするか選択できます。
- チャンネル共有の招待は、メンバー(ゲストを除く)なら誰でも送信、受諾できます。ワークスペースの設定によっては、受諾した招待についてオーナーまたは管理者からの承認が必要である場合があります。その場合は、承認を得るまでチャンネルは共有されません。
マルチワークスペースチャンネル
- マルチワークスペースチャンネルは、Enterprise Grid オーガナイゼーション内の別々のワークスペースをつなげる役割を果たします。この機能は Enterprise Grid プランでのみ利用できます。
- マルチワークスペースチャンネルはパブリックとプライベートのどちらにも設定できます。
- OrG 内で OrG のオーナーと管理者がマルチワークスペースチャンネルを作成することも、他のメンバーに作成する権限を付与することもできます。
チャンネルに参加する
参加方法は、チャンネルの種類によって異なります。
パブリックチャンネル
- メンバーは、ワークスペース内のどのパブリックチャンネルでも閲覧・参加できます。
プライベートチャンネル
- プライベートチャンネルに参加するには誰かに招待してもらう必要があります。
共有チャンネル
- 参加方法は、パブリックかプライベートかによって異なります。
マルチワークスペースチャンネル
- 参加方法は、パブリックかプライベートかによって異なります。
チャンネルを使用する
ワークスペースには必要に応じてチャンネルを作成できますが、Slack を最大限に活用するためにも、チャンネルガイドラインを用意し、ワークスペースに合ったベストプラクティスに従うことをおすすめします。
ガイドライン
- どのチャンネルにも明確なトピックと説明が必要です。
- チャンネル名のガイドラインを作成し、ワークスペース内のチャンネル名はすべてこれに従って付けるようにします。
- チャンネル内の会話の流れをすっきりさせておくために、メッセージのスレッド機能を使います。
ベストプラクティス
- 透明性は大切です。そのため、話し合いはなるべくパブリックチャンネルで行うようにしましょう。そうすれば、メンバー全員が会話の内容を検索できます。通知は、チャンネル固有の設定で受け取るタイミングやミュートを選べるので、山のような通知が届く心配はありません。
- メンテナンスも大事です。使われなくなったチャンネルはアーカイブし、履歴を保存する必要がないチャンネルは削除しましょう。
- 社内通知専用のスペースで、投稿できるメンバーを管理して、サポートチケットの確認やチームの業務の紹介を行いましょう。
- チャンネルの性質が変わった場合は、パブリックチャンネルをプライベートチャンネルに変換できます。ただし、プライバシー上の理由により、プライベートチャンネルをパブリックチャンネルに変更することはできません。