Linux 版 Slack(β版)パッケージのシグネチャーを確認する

Linux 版 Slack(β版)アプリのパッケージは、Slack からのパッケージであることを証明するため、GPG キーで署名されます。このシグネチャーを使って Slack のパッケージの信頼性を確認してください。

注 :Linux版 Slack(β版)をダウンロードするにはダウンロードページにアクセスしてください。


パッケージのシグネチャーを確認する

このステップを完了するには、スーパーユーザーの権限が必要です。 

4.47 以降

4.46 以前

RPM ベースの配信

  1. Slack の公開キーをダウンロードします。wget https://slack.com/gpg/slack_pubkey_20251016.gpg
  2. Slack の公開キーを RPM にインポートします。
    sudo rpm --import slack_pubkey_20251016.gpg
  3. パッケージのシグネチャーをチェックします。
    rpm --checksig <ダウンロードした RPM Slack パッケージ>.rpm
    Red Hat Linux 8 以降の場合、出力は次のようになります。
    <ダウンロードした RPM Slack パッケージ>.rpm: digests signatures OK


Debian ベースの配信

Ubuntu 20.04(または以降)の debsig-verify 0.15(または以降)を使ったパッケージシグネチャーの確認方法は以下のとおりです。
 

  1. Linux 版 Slack(β版)アプリは debsigs を使って署名されます。 プログラム debsig-verify をインストールしてパッケージを確認する必要があります。sudo apt install debsig-verify
  2. 次に、Slack の公開キーをダウンロードします。
    wget https://slack.com/gpg/slack_pubkey_20251016.gpg
  3. ディレクトリを作成して Slack の公開キー用の debsigs ポリシーとキーリングを保存します。
    sudo mkdir -p /usr/share/debsig/keyrings/F3DDF3571F28FFDE sudo mkdir -p /etc/debsig/policies/F3DDF3571F28FFDE
  4. 空のキーリングを初期化します(署名鍵は GPGv1 鍵です。したがって次の手順で正しくインポートされたことを確認する必要があります)。
    sudo touch /usr/share/debsig/keyrings/F3DDF3571F28FFDE/debsig.gpg
  5. Slack の公開キーを、対応する debsigs キーリングにインポートします。
    sudo gpg --no-default-keyring --keyring /usr/share/debsig/keyrings/F3DDF3571F28FFDE/debsig.gpg --import slack_pubkey_20251016.gpg
  6. ご希望のエディタで新しいファイルを作成します。
    /etc/debsig/policies/F3DDF3571F28FFDE/slack.pol
    その後、次の内容をペーストします。

       
    id="F3DDF3571F28FFDE"/>
     
       
  7. ファイルを保存し、エディタを終了します。
  8. パッケージのシグネチャーをチェックします。
    debsig-verify <ダウンロードした Debian パッケージ>.deb
    出力は次のようになります。 
    Debsig:Verified package from ‘Slack’ (Slack)

RPM ベースの配信

  1. Slack の公開キーをダウンロードします。wget https://slack.com/gpg/slack_pubkey_20240822.gpg
  2. Slack の公開キーを RPM にインポートします。
    sudo rpm --import slack_pubkey_20240822.gpg
  3. パッケージのシグネチャーをチェックします。
    rpm --checksig <ダウンロードした RPM Slack パッケージ>.rpm
    Red Hat Linux 8 以降の場合、出力は次のようになります。
    <ダウンロードした RPM Slack パッケージ>.rpm: digests signatures OK


Debian ベースの配信

Ubuntu 20.04(または以降)の debsig-verify 0.15(または以降)を使ったパッケージシグネチャーの確認方法は以下のとおりです。
 

  1. Linux 版 Slack(β版)アプリは debsigs を使って署名されます。 プログラム debsig-verify をインストールしてパッケージを確認する必要があります。sudo apt install debsig-verify
  2. 次に、Slack の公開キーをダウンロードします。
    wget https://slack.com/gpg/slack_pubkey_20240822.gpg
  3. ディレクトリを作成して Slack の公開キー用の debsigs ポリシーとキーリングを保存します。
    sudo mkdir -p /usr/share/debsig/keyrings/EF16C3DFD9B018BE sudo mkdir -p /etc/debsig/policies/EF16C3DFD9B018BE
  4. 空のキーリングを初期化します(署名鍵は GPGv1 鍵です。したがって次の手順で正しくインポートされたことを確認する必要があります)。
    sudo touch /usr/share/debsig/keyrings/EF16C3DFD9B018BE/debsig.gpg
  5. Slack の公開キーを、対応する debsigs キーリングにインポートします。
    sudo gpg --no-default-keyring --keyring /usr/share/debsig/keyrings/EF16C3DFD9B018BE/debsig.gpg --import slack_pubkey_20240822.gpg
  6. ご希望のエディタで新しいファイルを作成します。
    /etc/debsig/policies/EF16C3DFD9B018BE/slack.pol
    その後、次の内容をペーストします。

       
    id="EF16C3DFD9B018BE"/>
     
       
  7. ファイルを保存し、エディタを終了します。
  8. パッケージのシグネチャーをチェックします。
    debsig-verify <ダウンロードした Debian パッケージ>.deb
    出力は次のようになります。 
    Debsig:Verified package from ‘Slack’ (Slack)