SCIM プロビジョニングによるメンバー管理

Slack は、SCIM(System for Cross-domain Identity Management)の仕様に基づくメンバーのプロビジョニングに対応しています。プロビジョニングを使用するためには、Slack 対応の ID プロバイダ(IDP)の利用とコネクタ・アプリケーションが必要です。

Tip : カスタムスクリプトを作成してプロビジョニングを行いたい場合は、Slack API に進んで SCIM API のドキュメントを参照してください


メンバーの管理

SCIM プロビジョニングにより、Slack ワークスペースまたは Enterprise Org のメンバーをより効率的に管理できます。以下の操作を実行できます。

*Enterprise プランでのみ利用可能。シングルチャンネルゲストを作成する場合や、プロまたはビジネスプラスプランでゲストを作成する場合は、先にメンバーを作成してから種別をゲストに変更することができます。

注 :SCIM プロビジョニングを使用するユーザーグループに、固有の表示名を設定することはできません。


プロビジョニングを設定する

SCIM プロビジョニングの設定方法は各 ID プロバイダによって異なります。Slack では、以下の ID プロバイダに対応しています :

セットアップ中に、ID プロバイダーから、OAuth 2.0 フローを通じて作成される API トークンを求められます。Slack ではこれらの ID プロバイダーを使用したワークスペース用の Active Directory グループのライブ同期もサポートしています。

注 : 有料の Slack プランを利用している場合、SCIM により追加が承認されたメンバーとゲストは、初回のサインイン時点でアクティブユーザーとみなされ、料金が発生します。新しいアカウントにかかる料金は、その時から請求締め日までの残日数をもとに日割り計算した金額となります。

誰がこの機能を利用できますか?
  • OrG のオーナー / 管理者ワークスペースのオーナー / 管理者
  • ビジネスプラスプランと Enterprise プランで利用できます
  • フリープランとプロプランで利用可能(Salesforce OrG を Slack と連携している場合)