ワークスペースで使用するアプリの承認を管理する

誰がこの機能を利用できますか?

アプリによりサードパーティのサービスを Slack に接続できます。デフォルトの設定ではワークスペースのオーナーによる承認がなくても、メンバーはアプリをインストールできます。必要に応じて、ワークスペースのオーナーはアプリの承認機能を有効にして、ワークスペースで特定のアプリの事前承認や制限を行えます。アプリの承認機能を有効にすると、ワークスペースのオーナーは、次の設定を管理できます。 

注 : アプリの承認機能が有効であるかどうかにかかわらず、ワークスペースのオーナーは、Slack でアプリの使用方法を管理するほかの権限も設定できます。


アプリの承認を管理する

ワークスペースのオーナーは、アプリの承認機能を有効にし、ワークスペースにおける特定のアプリの事前承認と制限を行えます。

  1. デスクトップのサイドバーにあるワークスペース名をクリックします。
  2. 「ツールと設定」にマウスポインターを重ねてから、「アプリの管理」を選択します。
  3. 画面左側にある「アプリの管理設定」をクリックします。 
  4. 「アプリの承認が必要」の横にあるトグルボタンをクリックします。 

注 :OrG オーナーによってアプリ管理ポリシーが設定されている場合、Enterprise Grid オーガナイゼーションのワークスペースのオーナーであれば、そのワークスペースにおけるアプリの承認機能が自動的に有効になっています。


アプリを事前承認または制限する

アプリの承認が有効になっている場合、メンバーは事前承認されたアプリをすぐにインストールして使用できます。制限されたアプリをインストールしたりリクエストしたりすることはできません。

アプリを事前承認する

アプリを制限する

  1. デスクトップのサイドバーにあるワークスペース名をクリックします。
  2. 「ツールと設定」にマウスポインターを重ねてから、「アプリの管理」を選択します。
  3. 右上の「検索」をクリックします。
  4. アプリを検索し、選択します。
  5. アプリのページで「承認する」をクリックします。


メンバーは、Slack Marketplace の事前承認済みカテゴリーで、ワークスペース用に事前承認されたアプリを検索できます。

  1. デスクトップのサイドバーにあるワークスペース名をクリックします。
  2. 「ツールと設定」にマウスポインターを重ねてから、「アプリの管理」を選択します。
  3. 右上の「検索」をクリックします。
  4. アプリを検索し、選択します。
  5. アプリのページで「制限する」をクリックします。


制限されたアプリがワークスペースにすでにインストールされている場合、メンバーはそのアプリを引き続き使用できます。メンバーに使わせたくないアプリは、すべてアンインストールできます。

注 : アプリのインストールリクエストを承認するときは、ワークスペース内でアクションを実行するために使用されるスコープを承認しています。アプリのステップとワークフローでは同じスコープが使用され、社内で開発されたアプリがリクエストされ、承認された後に追加することができます。

 

アプリのリクエストの管理方法を選択する

メンバーによるアプリのリクエストを許可する 

アプリの承認が有効になっている場合は、事前承認されていないアプリをメンバーがリクエストできます(そのアプリが制限されている場合を除く)。手順は以下のとおりです。

  1. デスクトップのサイドバーにあるワークスペース名をクリックします。
  2. 「ツールと設定」にマウスポインターを重ねてから、「アプリの管理」を選択します。
  3. 画面左側にある「アプリの管理設定」をクリックします。
  4. 「通常メンバーによる、アプリの承認リクエスト機能の利用を許可する」の横にあるボックスのチェックをオンまたはオフにします。アプリのリクエスト送信時に、コメントの入力を必須にすることも可能です。

オートメーションルールを作成する

必要に応じて、アプリのリクエストを自動で確認するルールを設定できます。リクエストは、ルールで確認する条件に基づいて、承認、制限、却下したり、要手動レビューのフラグを付けたりすることができます。オートメーションルールの詳細については、ガイドを確認したうえで、アプリの承認の自動化を設定するに記載された手順に従ってください。


アプリのリクエストの管理をサポートするメンバーを選択する

デフォルトでは、確認が必要なアプリのリクエストはすべて、Slackbot からダイレクトメッセージでワークスペースのオーナーに送られます。アプリのリクエストの管理にもっと人手が必要な場合は、以下の手順で、ほかのメンバーをアプリ管理者に任命することができます。 

  1. デスクトップのサイドバーにあるワークスペース名をクリックします。
  2. 「ツールと設定」にマウスポインターを重ねてから、「アプリの管理」を選択します。 
  3. 画面左側にある「アプリの管理設定」をクリックします。
  4. 「アプリを管理するアプリ管理者を選択する」から「ワークスペースのオーナーと特定のメンバーまたはグループ」を選択します。次に、ドロップダウンメニューから特定のメンバーまたはユーザーグループを選択します。

Tip : オートメーションルールを使用している場合、すべてのアプリ管理者が参加しているチャンネルにアプリのリクエストを送信して確認してもらうルールを作成できます。


Slack 権限を使ったサインインを管理する

一部のサードパーティ製サービスでは、Slack アカウントの認証情報でそれらのウェブサイトやアプリにサインインすることが可能です。デフォルトの設定では、メンバーが Slack アカウントでほかのサービスに新規登録またはサインインすることはできません。この権限を付与するには、以下の手順に従ってください。 

  1. デスクトップでは、サイドバーにあるワークスペース名をクリックします。
  2. 「ツールと設定」にマウスポインターを重ねてから、「アプリの管理」をクリックします。 
  3. 画面左側にある「アプリの管理設定」をクリックします。 
  4. アプリの承認機能が有効になっていることを確認します。その後、「Slack でのサインインを有効にする」の横にあるボックスにチェックを入れます。 

Slack アカウントを使ったサインインの権限を持たないメンバーは、Slack アカウントの認証情報を共有するために、アプリの Slack ID を使ったサインインのスコープについてリクエストを送信できます。そのサービスにその他の機能を提供する Slack アプリがある場合、そのアプリを別途承認する必要があります。 

注 :ワークスペースで制限されているアプリでは、「Slack アカウントを使ったサインイン」の権限をリクエストする選択肢がメンバーに表示されます。