Slack コードを使ってチームとして AI で構築する

Slack コードは、エージェントと人間が連携して AI で構築を行う手段です。複数のダイレクトメッセージ(DM)で個別に会話する代わりに、コードチャンネルを使ってチームメンバーと一緒に計画を立てたりエージェントにプロンプトを出したりできます。すべてのコンテキストに簡単にアクセスできるため、Slack から直接、AI でコードの記述や問題の修正、充実したコンテンツの作成を行うことができます。

コードチャンネルのデモンストレーション。2 人の同僚が、ダークモードのボタンを修正するようエージェントをメンションしている


使い方

  • コードチャンネルは、サポート対象の AI エージェントによって自動的に作成される一時的なチャンネルであり、マルチプレーヤーのユースケースを想定して設計されています。
  • チャンネルや DM でエージェントをメンションして、コードチャンネルを開始できます。チームメンバーを追加して、メッセージのやり取りやファイルの共有、エージェントへのプロンプト送信を行い、任意のコンテンツを何でも作成できます。
  • アクティブなコードチャンネルは、サイドバーの専用セクションに表示されます。
  • 作業が終了したら、自分でコードチャンネルを閉じることができます。また、非アクティブ状態が 7 日間続くと、サイドバーから自動的に削除されます。


サポート対象のエージェント

コードチャンネルは、特定の AI アプリやエージェントを使う場合に作成することができます。アプリによっては、有料アカウントが必要となる場合があります。承認済みのエージェントのリストは次のとおりです。


コードチャンネルを作成する

コードチャンネルは、通常、チャンネルや DM 内でエージェントをメンションして特定のリクエストを行うと自動的に作成されます。また、デスクトップの  「エージェントとツール」タブから手動で作成することもできます。通常の Slack チャンネルと同様に、パブリック(誰でも参加可能)またはプライベート(元の会話のメンバーのみ参加可能)に設定できます。コードチャンネルのメンバーになると、ほかのメンバーや別のエージェントを自由に追加できるようになります。

デスクトップ

モバイル

  1. サポート対象エージェントのチャンネルに移動するか、エージェントをチャンネルに追加します。
  2. エージェントをメンションし、コードチャンネルを開始したい旨を伝えた後、作成またはコーディングしてほしい内容を説明します。 
  3. エージェントによってチャンネルが作成されたら、リンクをクリックして開くか、サイドバーの「コードチャンネル」セクションからそのチャンネルを見つけます。
  1. サポート対象エージェントのチャンネルに移動するか、エージェントをチャンネルに追加します。
  2. エージェントをメンションし、コードチャンネルを開始したい旨を伝えた後、作成またはコーディングしてほしい内容を説明します。 
  3. エージェントによってチャンネルが作成されたら、メッセージ内にあるコードチャンネルへのリンクをタップします。

注 : コードチャンネルの名前は、最初のリクエスト内容に基づきエージェントによって自動的に命名されます。


コードチャンネルでエージェントとやり取りする

チャンネル内では、チームで自然言語を使ってエージェントに指示を出すことができます。AI エージェントとの 1 対 1 のセッションとは異なり、コードチャンネルでは、メンバー全員で提案や変更内容の確認、AI が生成した出力の承認を行うことができます。 

Tip : エージェントにアプリのコード作成や canvas の作成、HTML のデザインなどを依頼してみましょう。


クイックアクションを使う

クイックアクションは、メッセージフィールドの上に表示されるアクセスしやすいリンクで、エージェントの機能に直接関係しています。クイックアクションには、プルリクエストの作成、別のコンパイラでのコード展開、ヘルプドキュメントへのリンクなどが含まれます。


エージェントの応答を一時停止する

作業中のエージェントの応答に時間がかかりすぎている場合や、指示内容を変えたい場合は、停止ボタンを使用してエージェントの応答を一時停止し、新しいプロンプトを入力できます。

  1. デスクトップで、エージェントがリクエストされた作業に取り組んでいるコードチャンネルを開きます。
  2. メッセージフィールドの上にある「処理中...」バッジにマウスポインターを重ねます。
  3. 「[エージェント名] を停止する」をクリックします。


コードチャンネルを閉じる・アーカイブする

エージェントとのセッションが終了したら、 (閉じるアイコン)をクリックしてサイドバーから非表示にするか、セッションをアーカイブすることができます。 


エージェントの作業状況を把握する 

各コードチャンネルには、エージェントが現在作業中なのか、あるいはユーザーからの返答が必要な状態なのかがひと目でわかるステータスが表示されます。これにより、ほかの作業に集中しながら、サイドバーからプロジェクトの進行状況を常に確認することができます。表示される可能性のあるステータスは以下のとおりです。

  • 処理中
    エージェントが、応答またはセッションの生成物をアクティブに生成しています。
  • アイドル状態
    エージェントは現在アクティブではなく、次のリクエストを受け付ける準備ができています。
  • 対応が必要
    エージェントの処理が止まっており、ユーザーによるアクションや返答が必要な状態です。
  • 完了
    作業が完了しています。
  • 非アクティブ
    チャンネル内のエージェントおよびメンバーが、一定期間アクティブになっていません。
  • アーカイブ済み
    チャンネルのメッセージは引き続き閲覧や検索が可能ですが、新しいメッセージやプロンプトを送信することはできません。


生成物を確認・操作する

ユーザーのリクエストに対してエージェントが作成した生成物や、コンテキストとしてエージェントに共有したファイルやリンクは、コードチャンネルの「生成物」で確認できます。生成物のタイプの例をいくつかご紹介します。

  • コード
    エージェントが作成または更新したコード行が表示されたビュー(コード diff) 
  • canvas
    エージェントによって作成された canvas ドキュメント
  • HTML ビュー
    プロトタイプ、プレゼンテーション、プレビューを表示できる、エージェント生成によるリアルタイムの HTML ビュー
  • ファイルとリンク
    コードチャンネル内で共有されたアイテム(エージェントが作成したものではないもの)をすばやく確認できるリスト

注 : 生成物の正確な名称や内容は、作業を行うエージェントによって異なる場合があります。


コードチャンネルでコードを表示する

エージェントがコードを作成すると、コードチャンネル内で直接、そのコードの表示やコメントの追加を行うことができます。

  1. コードチャンネルで「生成物」をクリックします。 
  2. </>「コード」をクリックします。


コードにコメントを追加する

  1. コードチャンネルで「生成物」をクリックします。 
  2. </>「コード」をクリックします。
  3. コメントを追加するコード行に移動し、+(プラスボタン)をクリックします。
  4. コメントを入力し、「送信」をクリックします。
  5. メッセージフィールドでコメントの内容を確認または編集し、 (送信ボタン)をクリックします。

Tip : 複数のコメントを追加し、エージェントやチームにまとめてレビューしてもらうこともできます。コード行にコメントを追加する際に、「レビューに追加する」をクリックします。複数のコメントを残したら、コードの上部にある「送信」をクリックして、チャンネルにメッセージを送信します。


よくある質問(FAQ)

コードチャンネルは開発者専用の機能ですか?

いいえ、コードチャンネルは、Slack でエージェントやチームとの連携を希望するあらゆる人が利用できます。例えば、コードチャンネルを活用してマーケティングプランを共同で策定したり、契約書の修正を行ったりすることができます。会話全体と最終版の生成物がコンテキストとして紐付いた状態で保持されるため、大量のメールを掘り出したり、バージョン管理に手間取ったりする必要はありません。

チャンネルやスレッドでエージェントとチャットするのではなくコードチャンネルを使用すべきなのはどのような場合ですか?

コードチャンネルは、単一のスレッドでは扱いづらいような、規模が大きく単体で完結する作業を進めるのに最適です。また、各コードチャンネルの最新情報が開始元のメッセージへと通知されるため、関係者全員が進捗状況を追うことができるとともに、焦点がずれないようメインチャンネルを整理しておくことができます。

ほかの AI アプリでコードチャンネルを作成することはできますか?

現時点では、コードチャンネルで利用できるのはサポート対象のエージェントのみですが、今後さらにアプリが追加される予定です。Slack のプラットフォームで構築を行うすべての開発者を対象に、コードチャンネル API が公開される予定です。

コードチャンネルのプライバシーとセキュリティについて教えてください。

コードチャンネルは、通常のチャンネルと同じセキュリティ基準と可視性オプションを備えているため、よく知っているセキュリティとプライバシー保護が適用されます。コードチャンネルで動作するエージェントは必ず Slack Marketplace からインストールする必要があり、エージェントの応答には Slack の利用規約が適用されます。

 

誰がこの機能を利用できますか?