Slack でのゲストのメンバー種別を理解する

ゲストのメンバー種別を使用すると、請負業者、インターン、クライアントなど、会社の Slack ワークスペースへのアクセスが制限されているメンバーと共同作業することが可能です。ゲストは、Slack の有料プランでのみ利用可能な機能です。


ゲストとSlack コネクト

ワークスペースにゲストを招待することで、会社側でゲストのアカウントの利用料金を支払う必要が生じます。ゲストアカウントは、自社のワークスペースを持たない外部の請負業者と共同作業する場合や、ワークスペースの特定のチャンネルにそのようなメンバーを追加したりチャンネルから外したりできるようにする必要がある場合に便利です。

追加したいメンバーも社内で Slack を導入している場合は、代わりに Slack コネクトを使って、別々のワークスペースでコラボレーションを試してみましょう。

Slack コネクトとゲストアカウントの違いについて詳細をご覧いただくか、Slack でのゲストのメンバー種別についての情報を読み進めてください。

 

ゲストの請求

ゲストアカウントは有料プランでのみ利用できます。次のとおり、ゲストのメンバー種別には 2 種類あります。

  • マルチチャンネルゲストはあなたが指定するチャンネル (複数可) のみにアクセスできます。マルチチャンネルゲストは通常のメンバー料金が請求されます。そのため、参加できるチャンネル数に制限はありません。
  • シングルチャンネルゲストは無料で、アクセスできるのは 1 チャンネルのみとなっています。ワークスペースの有料アクティブメンバー 1 人につき 5 人まで、シングルチャンネルゲストを招待できます。例えば、ワークスペースのメンバー数が 10 人の場合、招待できるシングルチャンネルゲストは最大 50 人です。

 

ゲストアカウントを管理する

新規ゲストを招待

ワークスペースのオーナーと管理者はゲストをワークスペースに招待できる一方で、メンバーはゲストの招待リクエストを送信できます。メンバーの招待についてもっと詳しく知る。 


メンバーをゲストに変更する

ワークスペースのオーナーと管理者は、どのメンバーでもゲストの種別に変更することができます。詳しくは、メンバーの種別を変更するを参照してください。


ゲストの自動アカウント解除を設定する

ワークスペースのオーナーと管理者は、ゲストがワークスペースへアクセスできる期間を設定することができます。以下のオプションから選択します :

  • 一定期間の経過後に自動でゲストを無効にする
  • アカウントが無効になる日付をカスタム設定する
  • ゲストのアクセスを無期限で許可する

無効化の 5 日前に、無効化の日付を設定したオーナーまたは管理者とゲストの双方に Slackbot からリマインダーが届きます。オーナーまたは管理者は、必要に応じてその日付を変更できます。

注 :期間の制限付きのマルチチャンネルゲストのアカウントも通常メンバーと同じように請求されます。ワークスペースの請求締め日までの一部の期間しかゲストがアクティブでなかった場合には、その日割り額分の Slack クレジットポイントがアカウントに払い戻されます。

 

チャンネルへのアクセスを管理する

ゲストは、Slack ワークスペースのチャンネルに追加する必要があります。ゲストがアクセスできるチャンネルを管理する方法は、以下のとおりです。

  1. デスクトップのサイドバーにあるワークスペース名をクリックします。
  2. 「ツールと設定」にマウスポインターを重ねてから、「メンバー管理」を選択します。
  3. 編集するメンバーの右側の  (3 つのドットアイコン)をクリックします。
  4. シングルチャンネルゲストの場合は、「チャンネルを編集する」をクリックして参加チャンネルを変更します。 マルチチャンネルゲストの場合は、「チャンネルを編集する」をクリックします。「追加」をクリックしてから、アクセスが可能なチャンネルの横にあるチェックボックスをオンにします。それらのゲストをチャンネルから外すには、チャンネルの横にあるボックスにチェックを入れ、「外す」をクリックします。

メンバーは、マルチチャンネルゲストがワークスペースに参加した後、マルチチャンネルゲストをその他のプライベートチャンネルに追加することができます。マルチチャンネルゲストのパブリックチャンネルへのアクセスとシングルチャンネルゲストのチャンネルへのアクセスを管理できるのは、ワークスペースのオーナーと管理者のみです。

Tip : メンバーの名前の横に表示されるアイコンは、マルチチャンネルゲストの場合は  「正方形」、シングルチャンネルゲストの場合は  「三角形」で表示されます。

 

ワークスペースディレクトリでゲストのプロフィールを表示する

ゲストをワークスペースに追加すると、新しいプロフィールが以下の情報と共にワークスペースのディレクトリに自動的に入力されます。

  • ゲストを招待したワークスペースのオーナーまたは管理者
  • ゲストがアクセスできるチャンネル
  • 期間の制限が設定されている場合には、ゲストアカウントが解除される日付


ゲストのプロフィールを表示する

  1. デスクトップで、サイドバーの  「その他」にマウスポインターを重ねます。
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  2.  「自分のオーガナイゼーション」にマウスポインターを重ね、 「メンバーディレクトリ」をクリックします。 
  3. 「検索」フィールドに、ゲストの名前、表示名、役職、またはメールアドレスを入力するか、「アカウントタイプ」のドロップダウンメニューから「ゲスト」を選択すると、すべてのゲストが表示されます。
  4. ゲストのプロフィール写真をクリックしてプロフィールを開くと、その他のオプションを確認できます。

注 :Slack のモバイルアプリでは、ゲストのプロフィールフィールドは利用できません。

 

ゲストの権限

ゲストが Slack でどのような権限があるのかを理解しましょう。もしくは、Slack での各メンバー種別の権限で詳細を参照してください。

 

✓ : 利用可能
◼ : ワークスペースのオーナーにより権限を与えられた場合のみ可能

  マルチチャンネルゲスト シングルチャンネルゲスト
参加しているチャンネル内のメンバーやアプリを確認する
プライベートチャンネルを作成する  
パブリックチャンネルを作成する    
管理者からのパブリックチャンネルへの招待を承諾する  
すべてのメンバーからのプライベートチャンネルへの招待を承諾する  
ほかのメンバーをプライベートチャンネルに招待する  
チャンネルの名前変更アーカイブ、または削除    
チャンネルからメンバーを外す    
チャンネルのトピックと目的の設定    
チャンネルのハドルミーティングの開始と参加
パブリックチャンネルから退出する    
プライベートチャンネルから退出する  
@channel・@here でのチャンネル内アナウンス
@everyone でのワークスペース内アナウンス 
ユーザーグループへの追加またはメンション     
同じチャンネルに参加しているメンバーとのダイレクトメッセージの送受信*
同じチャンネルに参加しているメンバーとのグループ DM を開始する*  
同じチャンネルに参加しているメンバーとの 1 対 1 のハドルミーティングの開始
参加しているチャンネル内のメッセージとファイルの履歴を確認する 
パブリックチャンネル内のファイルへの外部リンクを作成する    
#general チャンネルに投稿(アクセスできる場合)
アプリをインストールまたは削除する    
Slack アカウントを認証または連携させてアプリを使用する    
ショートカットを使う  
ワークフローを探して使用する

* ゲストが DM の送信を開始できるのは、同じチャンネルのメンバーに対してのみです。ただし、メンバーは別のチャンネルのゲストに対しても、DM の送信を開始できます。Grid プランの場合、メンバーがゲストに DM の送信を開始するには、そのゲストにワークスペースのメンバーシップを共有する必要があります。ゲストのチャンネルメンバーシップや種別を変更しても、既存の DM は終了しません。
† ワークフロー管理者は、ワークフローの権限を調整することで、特定の人だけがワークフローを見つけて使用できるようにすることができます。ゲストは、見つけて使用する権限のあるワークフローのみ実行できます。

 

誰がこの機能を利用できますか?
  • ゲストの管理ができるのはワークスペースのオーナー管理者のみです
  • 有料プランでご利用いただけます。