生産性

Slack で絵文字を活用する方法

絵文字を使って仕事をこなすための絵文字リアクションとその他のヒント

執筆者 : Matt Haughey2018年12月12日イラスト: Pete Ryan

誰でも絵文字は大好きです。絵文字は楽しく気軽に使え、言葉では言い表せない様々な感情を効率よく伝えることができます。Slack では、日々のワークフローの中でお互いのメッセージを見たことを知らせるために、多くの絵文字を使っています。

Sign with Slack colors around border that says Office Hours Get Better at Slack in Japanese

絵文字リアクションの効果

昨年、絵文字リアクションを導入して以来、Slack チームではメッセージの送信件数が大きく減りました。数百人ものメンバーが数千ものチャンネル間で様々なやり取りを行っている中で、これは嬉しい変化です。絵文字リアクションの導入以前は、1 件のメッセージが返事、質問、確認など、無数のメッセージを生み出していました。一語で言えば、これらはノイズです。

絵文字リアクションの導入以前、Slack には共通の規則がありました。どんなに嬉しくても、返信は 5 件までにするというルールです。絵文字リアクションができた今、そんな制限はもうお払い箱です。

私たちがよく使うリアクション言葉

一年後、私たちは多くの絵文字リアクション、通称「リアク字」が、返事の代わりになっていることに気づきました。

機能のリクエストやブレインストーミングのチャンネルでは、「賛成」や「これに 1 票」という意味で :プラス記号_太字: を使っています。

その他の一般的なリアク字と使用方法:

:バンザイ: または :おじぎ: — シンプルな「ありがとう」
:いいね: —「賛成」または「了解!」
:拍手: —「よくやった!」
:クラッカー: —「ハッピーバースデー」または「おめでとう」
:ダーツ: —「ビンゴ!」 / 「大当たり」
:爆笑: ー笑い泣き、あなたの冗談面白かった
:airhorn: —(カスタム絵文字) 冗談と言えば、これはどう? (>_^)

リアクションを超えて: 投票、採決、依頼

グループで話し合う時は、いくつかの選択肢を挙げ、気に入った順に :1::2:  といった印を付けてもらうという方法もあります。人数の多いチャンネルでも、あっという間に物事を決めていけます。

クイズパーティーは火曜日になったようですね

リクエストに対処するためのヒント: 質問などの依頼があったら、「これは私が担当します」という意味で :両目: のリアクションを付けることにしておくといいでしょう。仕事が終わったら、:チェックマーク_緑: で完了マークを付けましょう。

Slack のソフトウェアに問題を見つけたスタッフはよく、その症状と再現方法を説明したメッセージを送ることがあります。そのチャンネルを見ているソフトウェアエンジニアは、バグが登録済みだったり、修正中であることを他のメンバーに知らせるために、:いも虫: リアクションを送っています。

その他のカスタマイズ方法

Slack のスタッフには、自分の小さな証明写真から作ったカスタム絵文字を持っている人もいます。誰かの「頭部」をリアクション絵文字に追加すると、「この人に任せよう」、「その仕事にはこの人」といった意味になったり、その人の手柄に感謝する手軽な方法にもなります。

Slack では、特定の絵文字をチームに結びつける慣習を導入しました。例えば、機能リクエストチャンネルで誰かがアイデアを投稿し、プラットフォーム開発チームの誰かがそれを気に入ったら、カスタマイズされたカモノハシ (platypus) の絵文字をメッセージに加えます。チームプラットフォームにいる人なら誰でも has::platypus: を検索し、このタグが付いたすべてのメッセージを見つけ、機能のアイデアリストをあっという間に作成できます。プラットフォームチームがなぜカモノハシを選んだかは、別の時にお話ししましょう。

Slack には 「#triage-ios」 「#triage-sales などの名前のトリアージチャンネルが 20 件以上あり、Slack のチームはここで難しい課題に取り組んでいます。ページをスクロールしながら主要な問題が簡単に見つかるように、メッセージの前には絵文字を付けています。例えば、:赤い丸: は緊急の問題、:青い丸: は緊急ではない問題です。:白い丸: は誰かがフィードバックを求めていることを意味します。また、数時間経っても回答のないリクエストについてリマインドしてくれるカスタムボットも作りました。

緊急の問題、緊急ではない問題、フィードバック求む

さらに、もっと適したチャンネルに移動した方がいい話題には、アライグマ を使っています。その話題に特化した別のチャンネルがある場合や、ノイズの少ないチャンネルで雑談が行われている場合は、チームでカスタマイズした :raccoon:  絵文字を使って、誰でも会話を別の場所にリダイレクトできます。これは否定的なことでも恥ずかしいことでもなく、単に会話を整理し、他の人の時間と労力を節約するための方法です (嬉しいことに、米国政府のデザイングループ 18F は職員の Slack ハンドブックに「アライグマ」方式を導入してくれました)。

18F と言えば、ナレッジマネジメントのための絵文字リアクションの使用に関するブログ投稿をチェックしてみてください。そこではチャンネル内の「エバーグリーン」なすべてのコンテンツに :常緑樹: のタグを付け、前述のような検索クエリを使って、ハンドブックに含めるべき新しいメッセージを探しています。Slack でもこれと似たことを行っています。メッセージに :ノート: タグを付けると、社内資料に入れるべきかも、という意味になります。

皆さんのチームでは、どんな絵文字を使って仕事に役立てていますか。@slackhq にツイートして皆さんの体験談をお聞かせください。

Matt Haughey はすっかり絵文字のとりこ。絵文字だけを取り上げる会議には最初から最後まで参加しています。

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    うーん、システムがなにか不具合を起こしてるみたいです。後でもう一度お試しください。