Slack のデータレジデンシー機能

Slack のデータレジデンシー機能を使用することで、グローバルに展開するチームは特定の種類のデータを保管する地域を選択できるようになります。

こちらでは、データレジデンシーの導入前に知っておくべきことを説明します。

注意: データレジデンシー機能は、データの保管場所以外の Slack の機能を変更することはありません。Slack は今後も引き続き、サービスとプライバシーポリシーに関する契約書に基づき、データに関する他のカテゴリー情報を処理し、保管します。

Slack データレジデンシーを利用可能な地域

Slack データレジデンシー機能をご利用いただける地域とバックアップしたデータの保管地域は以下の表のとおりです。

データレジデンシーリージョン データバックアップリージョン
ドイツ・フランクフルト フランス・パリ
フランス・パリ ドイツ・フランクフルト
日本・東京 日本・大阪

Slack のデータレジデンシー機能のしくみ

顧客のデータ

次のカテゴリーに当てはまる顧客データは、データレジデンシーが有効になった時点で、お客さまが選択した地域内のデータセンターに保管されます。

  • メッセージ、ポスト、スニペット
  • 当サービスにアップロードされたファイル(画像、ドキュメントなど)
  • 顧客データの検索インデックス
  • アプリやボット生成のメッセージとファイル

ユーザープロフィール情報、チャンネルの名前・トピック・説明など、その他のカテゴリーに該当する顧客データは、データレジデンシーリージョンでの保管の対象外となる、または保管対応開始が遅れる場合があります。

その他のデータ

次のカテゴリーに当てはまるデータは、お客さまのデータリージョン外の地域で処理および保管される場合があります。

  • ワークスペースとチャンネルのメンバーシップ情報
  • ユーザー数、使用状況、収益の測定に使用されるデータ
  • アナリティクスとサービス品質測定に使用されるデータ。例:サニタイズされたログ
  • お客さまに代わり Slack が生成した ID

データの移行

新たなワークスペースや Enterprise Grid OrG がデータレジデンシーリージョン内でセットアップされる場合、顧客データは、同ワークスペースや OrG の作成日から選択された地域で保管されるようになります。

既存のお客さまは、データレジデンシーを有効化することで、いつでも選択したデータリージョンに顧客データを移行できます。ワークスペースまたは Enterprise Grid のデータを移行した時点で、すべての新しいユーザーのデータが該当の地域で保管されるようになります。ただし、古いデータは今後も米国で保管されます。Slack は、米国で保管されているデータを選択されたデータリージョンに徐々に移行します。

共有チャンネル

共有チャンネルによって接続されている 2 つのオーガナイゼーションが同じデータリージョンに存在する場合、すべての顧客データも該当のデータリージョンに保管されます。各 OrG のデータリージョン先が異なる場合、次のことが起こります。

  • 各 OrG のメッセージ保管先は、それぞれのデータリージョンになります。
  • 共有チャンネルの検索用インデックスは両方のリージョンで保管されます。
  • 共有チャンネルの接続が解除されると、それぞれのオーガナイゼーションは、他方の OrG のこれまでの共有データのコピーを取得します。

注意 : EKM は、現時点ではデータレジデンシー機能と統合されていませんが、この機能を今後提供する可能性もあります。

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この機能を使えるのは誰?
  • ワークスペースや OrG のデータレジデンシーを有効にできるのはそのプライマリーオーナーのみです。
  • プラスEnterprise Grid の各プラン