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仕事効率化ソフト開発大手サイボウズでは、より良い製品を作るためのテストやリサーチなど、開発のあらゆる段階に Slack を活用

「Slack の導入で、より素早くコラボレーションが進められるようになり、クラウドインフラに関して想定されるどんな問題でも迅速に解決できるようになりました。結果として、問題解決にかかる時間を大幅に短縮、アップタイムが増加し、ダウンタイムが低減し、クラウドインフラ全体のパフォーマンスが改善しました。」

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「cyber (電脳) + bozu (坊主) 」の意味を込めた社名を有するサイボウズ株式会社は、オフィス向け業務効率化ソフトウェアを開発するために、友人3人が集まり立ち上げた企業です。サイボウズの人気ウェブベースソフトといえば、日本国内のオフィス向け仕事効率化グループウェアのシェア第1位を11年連続で獲得する「サイボウズ Office」と「kintone」。これらの成功により同社は日本史上最速で株式公開を果たしました。

サイボウズは常にユーザーにとっての使いやすさを追求し、機能向上に取り組んでおり、これこそが業界トップとしてのサイボウズの地位を揺るぎないものにしていると言えるでしょう。複数のチームが Slack を中心に共に業務に取り組むことで、互換性に優れた完成度の高い製品を市場に届け、顧客のリクエストに迅速に対応しています。

サイボウズのシステムコンサルティングチームでは、Slack プラットフォームを kintone、Slack、そしてその他のサードパーティ製サービスのインテグレーションをテストする場として利用しています。「こうした新しい様々なインテグレーションを顧客に代わってすばやくテストでき、またそうしたインテグレーションのテストをより迅速に、協業して行えるというのは非常に大きなメリットです。」と、CEO の Dave Landa さんは言います。

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サイボウズでは、インフラストラクチャチームが管理する自社クラウドを引き続き利用しています。このクラウドの緊急アラート、アラーム、そして通知システムは Slack と連携しており、同チームが問題を解決するためのチャンネルへ通知を直接投稿します。

サイボウズの開発者たちは、同社のデベロッパーライセンスプログラムの基盤として Slack を活用しています。サイボウズのエンジニアリングチームは、Slack でビルドを行っている開発者が多数いることに気づき、kintone と Slack の連携方法についての記事を提供することで、こうした関心に応えることにしました。

Landa さんはこう続けます。「私たちが出会う開発者たちの間で、Slack への関心はつねに高いものでした。それに、ハッカソンの参加者も、あるサービスが何らかの方法で他のサービスに連携できると分かっていると安心して開発に当たることができる傾向にあるようです。」