1999年に設立dena.com/jp/

株式会社ディー・エヌ・エー

日本の巨大モバイルサービス企業が、自らのバリューを元に Slack をどの様に活用しているのか

産業統計

業種

テクノロジー

拠点数

世界中

Slack ユーザー数

2,400 人

主要インテグレーション

GitHub

Twitter や Facebookよりももっと以前、第二次シリコンバレーブームがアメリカで起きている中、日本では DeNA がウェブサイトとモバイルエクスペリエンスの先導クリエーターとして登場。1999年にオンラインオークション会社のパイオニアとしてスタートした同社は、その後、モバイルオークションや広告、ソーシャルネットワーク、ゲーム(任天堂とモバイルゲームアプリ部門で業務を提携) と事業を拡大。現在では、東京本社と世界各地の支社合わせて従業員数 2,400人を超える企業へと成長しました。

執行役員 システム&デザイン本部長・木村秀夫さんは、DeNAの長期に渡る成功は、企業のバリューに由来する社員の粘り強さと責任感によるものだと語ります。「DeNAの企業風土として、 社員はできるだけオープンなコミュニケーションを心がけ、役職に関係なく言うべきことは自由に発言するようにしています。そうすることで、社員の最優先事項が上司や同僚を喜ばせることではなく、会社の共通目標の達成になるんです。」

企業の一連の製品(および関連のあるビジネス部門)が成長し続けるにつれて、チームのコミュニケーションと情報へのニーズも変化したといいます。

「エンジニアの何人かが Slack を見つけて他のチームに勧め始めました。Slack の導入は、どちらかというと、トップダウンというより、ボトムアップによるものでしたね。」

株式会社ディー・エヌ・エー 執行役員 システム&デザイン本部長
木村 秀夫 氏

「モバイルで使いやすく、チームメンバーがいつでも連絡が取れ、さらに、外部のアプリやサービスと簡単に連携できるものが必要でした」と木村さんは言います。

ChatOps が人とプロセスを一元化

DeNA の従業員は、オープンかつ正直に、相手を恐れず、でも敬意を持ってコミュニケーションを取りながら、各自の業務を遂行することが求められます。「私のチームはただ言われたことだけをするというアプローチで仕事はしていません」とゲームソフトウェアエンジニア・横田健彦さんは言います。「その代わりに、お互いの提案に耳を傾け、仕事の方法を柔軟に変える様にして、チーム全体のパフォーマンスを改善しています。」

このレベルの透明性を達成するために、DeNAのエンジニアチームは Slack で主に全員がアクセスできるチャンネルを使用しています。一般的にエンジニアは、関わっているプロジェクトに関連のあるチャンネルや、さらに別の部署や外部のチームと情報を共有するためのチャンネル (例: #reception) などのチャンネルのメンバーとなるようです。

例をあげると :

  • 他のチームからのリクエストを受ける、または他のチームへリクエストするためのチャンネル
  • 品質保証およびカスタマーサポートチームとのコミュニケーション用のチャンネル
  • イテレーション (これは後からチーム会議で検証) や製品改善のアイデア提出用のチャンネル
  • 従業員名簿や会社の最新情報など、必読情報の共有チャンネル
  • GitHub や JIRA、その他のサーバーからの通知の受信用チャンネル
  • 雑談や、他のオフィスにいるチームメンバーとの交流用チャンネル

チャンネルを簡単に探せる様に、チームではチャンネル名のルール決め、チャンネル名は必ず、ビジネス部門あるいは製品ラインの名前で始まり、チャンネルの目的を端的に表した言葉やそのチャンネルを統括しているチームの名前で終わるように設定しているそうです。例えば: #games-design または #games-notifier (外部アプリやサービスからの社内への通知チャンネル)などです。

しかし、横田さんとチームメンバーにとって一番よかったのは、ツールのインテグレーション機能だったそうです。「GitHub インテグレーションのおかげで、 Slack に@-mentionsで通知がくるので、プルリクエストを見逃しません。これのおかげでアプリ作成を含む私の業務が非常に効率よくなりました」と言う横田さん。

チームメンバーと話しをしたり、システムアラートを受信する他に、エンジニアチームでは 双方向でアプリパッケージを作成する際に Slack を使用しているそうです。エンジニアが専用の Slack チャンネルを通して Hubot にメッセージを送信すると、 ボットは作成プロセスで必要なパラメーターの入力のリクエストをしてきます。

「Slack が登場する前は、ビルド前チェック、アプリを作成、ビルドを GitHub にアップロード、それからリリースノートを発行するというプロセス全部が手作業でした。そのため、膨大な知識が必要で、かなり手間がかかりましたし、 間違いが起こりやすかったです。Slack ではそのプロセスがテキストチャットで完成できるのです。」

株式会社ディー・エヌ・エー ゲームソフトウェアエンジニア
横田健彦 氏

エンジニアだけじゃない、あらゆる部署で役に立つツール

横田さんによると、以前様々な別のツールを使うことによって、全社で利用するツールとエンジニア (あるいはチーム専用) のツールとの間に溝ができ、ミスコミュニケーションやプロダクションの障害となることもあったそうです。

Slack だと、絵文字を使ったり画像を共有したりと、もっと気楽に自分を表現でき、こういったシンプルな機能のおかげで、Slack は非エンジニアチームでも怖気付くことなく始めやすいのではと、木村さんと横田さんは考えます。「 Slack はオフラインで面と向かって、コミュニケーションしている様な感じなのです」と、横田さんは言います。「なんか、人間味があるんです。」

木村さんは、Slack のこういったすべての要素が、DeNA のバリューにそって従業員が仕事をするのに大変役立っていると、語気を強めます。「今では、会社の目標や問題は、部署や役職に関係なく、関心がある人なら誰でも確認できるよう、オープンに公開され、共有されています」と木村さんはさらに、こう締めくくります。「それにより従業員各自の責任感を高め、さらにコミュニケーションの負担が減り、全体的にビジネスが非常に効率よくなりました。」

Slack のその他の顧客事例

サイボウズ

仕事効率化ソフト開発大手サイボウズでは、より良い製品を作るためのテストやリサーチなど、開発のあらゆる段階に Slack を活用

株式会社ディー・エヌ・エー

DeNAでは、チームが積極的に話をすることで成功しています。

日本経済新聞社

開発コミュニケーションのハブとして、職種を横断してSlackを活用

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