Slack Atlas を使用してプロフィールをカスタマイズする
Slack Atlas プロフィールによって、毎日やり取りして一緒に仕事をする人たちについて、もっと深く、もっと広く知ることができます。Slack Atlas でプロフィールを設定して管理する方法について説明します。
できること
- プロフィールフィールドを ID プロバイダ(IDP)と同期して、内容を自動的に入力します。
- ニーズに合わせて、カスタムプロフィールフィールドを追加して管理します。
- 社内の組織構造を把握しやすいよう、社内メンバー用の組織図を作成します。
注:ビジネスプラスプランをご契約の場合、アドオンとして Slack Atlas をご利用いただけます。詳細については Slack のセールスチームにお問い合わせください。
プロフィールフィールドに入力する
Slack Atlas では、プロフィールフィールドを更新する方法を次の 3 つから選択できます。
-
SCIM API
IDP で構成されているとおりに、またはカスタム SCIM コネクタを使用して、プロフィールフィールドに自動的に入力できます。 -
Web API
Web API を使用して、プロフィールフィールドを設定または取得できます。 -
メンバーによる編集
メンバーは手動でプロフィールフィールドを更新できます。
注:SCIM または Web API を使用してプロフィールフィールドをマッピングした場合、メンバーが手動でそのフィールドを編集することはできません。
カスタムプロフィールフィールドとモジュール
Slack Atlas プロフィールは、モジュールと呼ばれるプロフィールフィールドのグループで構成されています。プロフィールフィールドを作成する時に、さまざまな標準的なデータタイプ(ショートテキストや日付など)から選択できます。Slack プロフィールの標準的なデータタイプに加えて、Slack Atlas にはさらに 2 つのオプションがあります。
- ロングテキストでは、詳細な「自己紹介」セクションなどの長い形式のフィールドに対して、最大 5,000 文字のテキスト入力が可能です。
- スマートタグでは、使える言語やトレーニングの認定など、複数の値を持つプロフィールフィールドがサポートされます。
プロフィールフィールドとモジュールを作成する
ビジネスプラスプラン
Enterprise Grid プラン
ワークスペースのオーナーと管理者は、ワークスペースの全メンバーのカスタムプロフィールフィールドまたはモジュールを作成できます。
- デスクトップの画面左上にあるワークスペース名をクリックします。
- 「ツールと設定」にマウスポインターを重ねてから、「ワークスペースの設定」をクリックします。
- ページ上部の「メニュー」をクリックし、左サイドバーの「Atlas」を選択します。
- セクションの下部にある「メンバーを追加する」または「データエレメントを追加する」をクリックし、表示されるメッセージに従ってカスタムフィールドを作成します。新しいモジュールを作成するには、「新しいモジュールを作成する」を選択してから名前を入力し、「作成」を選択します。
- 「変更内容を公開」をクリックします。
Org オーナーと管理者は、オーガナイゼーションの全メンバーのカスタムプロフィールフィールドまたはモジュールを作成できます。
- デスクトップの画面左上にあるオーガナイゼーション名をクリックします。
- 「ツールと設定」にマウスポインターを重ねてから、「オーガナイゼーションの設定」をクリックします。
- 左サイドバーの「Atlas」をクリックします。
- セクションの下部にある「メンバーを追加する」または「データエレメントを追加する」をクリックし、表示されるメッセージに従ってカスタムフィールドを作成します。新しいモジュールを作成するには、「新しいモジュールを作成する」を選択してから名前を入力し、「作成」を選択します。
- 「変更内容を公開」をクリックします。
注:カスタムフィールドとモジュールは、追加した順番でメンバーのプロフィールに表示されます。
Slack Atlas 組織図を設定する
ビジネスプラスプラン
Enterprise Grid プラン
組織図により、社内の組織構造を確認できます。SCIM または Web API を使用して managerId フィールドを更新すると、組織図にデータが自動的に入力されます。managerId フィールドには、メンバーのユーザー ID、プライマリメールアドレス、または Slack ユーザー名を入力できます。
閲覧専用プロフィール
閲覧専用プロフィールにより、Slack を使用していない従業員を Slack Atlas に組み込んで、会社の組織構造の全体像を表示することができます。閲覧専用プロフィールを持つメンバーは、組織図に表示されますが、それ以外では Slack の主要機能にアクセスできません。閲覧専用プロフィールを作成するには、SCIM API を使用して userType フィールドの値に [[profile-only]] を追加します。
組織図により、社内の組織構造を確認できます。SCIM または Web API を使用して managerId フィールドを更新すると、組織図にデータが自動的に入力されます。managerId フィールドには、メンバーのユーザー ID、プライマリメールアドレス、または Slack ユーザー名を入力できます。
閲覧専用プロフィール
閲覧専用プロフィールにより、Slack を使用していない従業員を Slack Atlas に組み込んで、会社の組織構造の全体像を表示することができます。閲覧専用プロフィールを持つメンバーは、組織図に表示されますが、それ以外では Slack の主要機能にアクセスできません。閲覧専用プロフィールを作成するには、SCIM API を使用して userType フィールドの値に [[profile-only]] を追加します。
組織図を有効または無効にする
Enterprise Grid プランの OrG オーナーと管理者は、オーガナイゼーションの組織図機能を有効または無効にできます。
- デスクトップの画面左上にあるワークスペース名をクリックします。
- 「ツールと設定」を選択してから、「オーガナイゼーションの設定」をクリックします。
- 左側のサイドバーの 「設定」を選択し、「オーガナイゼーションの設定」を選択します。
- 「組織図」の横にある「編集」を選択します。
- 「組織図を有効にする」の横のボックスにチェックをつけるか外し、「保存」をクリックします。
注:メンバーは組織図内の 1 つの職位のみを占めることができます。
- ワークスペースのオーナーおよび管理者と OrG のオーナーおよび管理者
- Enterprise Grid プランで利用できます。
- * ビジネスプラスプランで有料アドオンとして利用できます。