Slack 用 ServiceNow

Slack 用 ServiceNow を使用すると、Slack ワークスペースから直接、ServiceNow インシデントを作成、管理できます。


ServiceNow app アプリを Slack にインストールする

ServiceNow アプリを Slackにインストールして設定するには、ServiceNow のシステム管理者である必要があります。

ステップ 1 : ServiceNow app アプリをンストールする

  1. Slack Marketplace から、ServiceNow アプリのページにアクセスします。
  2. 「Slack に追加」をクリックします。
  3. 「許可する」を選択して、ServiceNow から Slack へのアクセスを許可します。
  4. 「Slack を開く」をクリックしてワークスペースに戻ります。

Tip : Enterprise プランをご利用の場合、OrG レベルで ServiceNow アプリをインストールし、ServiceNow へのアクセスが必要なワークスペースに追加できます。

ステップ 2 : Slack に ServiceNow の OAuth を設定する

注 :Slack でアプリを使用するには、ServiceNow で OAuth を有効化する必要があります。ServiceNow の OAuth を有効化するには、セットアップに関するドキュメントを確認してください。

  1.  「その他」にマウスポインターを重ね、 「自動化」をクリックします。
  2. 左サイドバー上部の 「App」を選択し、ServiceNowを検索して選択し、アプリを開きます。
  3. アプリの「ホーム」タブで、「Prepare OAuth on ServiceNow(ServiceNow でOAuthを準備する)」をクリックします。ServiceNow のウェブサイトに移動します。
  4. アプリケーションレジストリで新しい OAuth エントリーを作成します。
  5. 外部クライアント用の OAuth API エンドポイントを作成します。
  6. 「名前」フィールドに「Slack」と入力します。
  7. 「リダイレクト URL」フィールドに「https://slack.com/interop-apps/servicenow/snow_oauth_redirect」と入力します。
  8. 「ロゴ URL」フィールドに「https://cdn.brandfolder.io/5H442O3W/as/pl546j-7le8zk-ex8w65/Slack_RGB.svg?position=180199」と入力します。
  9. ServiceNow でクライアント IDクライアントシークレットが生成されます。これらは、ServiceNow を Slack と連携させる際に必要になるため、メモしておいてください。
  10. 「送信」をクリックします。


ステップ 3 :ServiceNow を Slack と連携させる

  1. Slack で ServiceNow アプリを開きます。
  2. アプリの「ホーム」タブで、「Connect ServiceNow to Slack(ServiceNow を Slack と連携させる)」をクリックします。
  3. ServiceNow インスタンスの URL (acme.service-now.com など)、クライアント IDクライアントシークレットを入力します。
  4. 「送信」をクリックします。


ステップ 4 : Slack で ServiceNow アラートを有効にする

ワークスペースの管理者またはオーナーは、Slack で ServiceNow アラートを有効にすることができます。以下のステップに従って実行できない場合は、オーナーまたは管理者に相談してください。アラートを有効にすると、あなたと、適切な ServiceNow の権限を持つワークスペースのメンバーは、アラートのセットアップと設定を行うことができます。

  1. Slack で ServiceNow アプリを開きます。
  2. アプリの「ホーム」タブから、「ServiceNow for Slack Notifications Update Set(ServiceNow for Slack 通知更新セット)」をダウンロードします。
  3. ServiceNow の「Retrieved Update Sets(取得済みの更新セット)」から、Update Set ファイルをアップロードします。
  4. ファイルをプレビューしてコミットしてから、Slack 上のアプリに戻ります。
  5. 「ホーム」タブで、「Authorize Alerts(アラートを承認する)」をクリックしたら、「Authorize alerts(アラートを承認する)」を選択します。
  6. ServiceNow から、x_545827_slack_std.user ユーザー権限を割り当てて、Slack チャンネルでアラートを追加および管理する権限を付与します。


アカウントを連携させる

ServiceNow アプリがワークスペースに既にインストールされている場合は、アカウントを連携できます。

  1.  「その他」にマウスポインターを重ね、 「自動化」をクリックします。
  2. 左サイドバー上部の 「App」を選択し、ServiceNowを検索して選択し、アプリを開きます。
  3. アプリの「ホーム」タブで、「アカウントを連携させる」をクリックし、表示される手順に従います。


Slack で ServiceNow を使用する

新しいインシデントを作成する

添付ファイルとショートカットメニューまたは特定のメッセージから、新しい ServiceNow インシデントを作成できます。

ショートカットメニュー

メッセージから

  1. 会話のメッセージフィールドにある  スラッシュアイコンをクリックします。
  2. 「Slack 用 ServiceNow でインシデントを作成する」を探し、Enter を押して選択します。
  3. インシデントの詳細を入力して、「作成」をクリックします。
  1. メッセージにマウスポインターを重ねます。 
  2. (3 つのドットアイコン) をクリックします。 
  3. メニューで「Create an Incident(インシデントを作成する)」を選択します。 
  4. インシデントの詳細を入力して、「作成」をクリックします。 

ServiceNow のレコードを共有する

  1. 会話のメッセージフィールドにある  スラッシュアイコンをクリックします。
  2. 「Slack 用 ServiceNow からレコードを検索して共有する」を探し、Enter を押して選択します。
  3. レコードを検索します。
  4. チャンネルを選択してレコードを共有します。


Slack で ServiceNow アラートを設定する

ServiceNow 管理者がアラートを有効にしている場合は、ワークスペースに 2 種類のアラートを設定できます。

  • レコードアラート
    個別のレコード用のアラート
  • 一括アラート
    特定の種類のレコード用のアラート

アラートを設定する

  1. チャンネルのメッセージフィールドにある  スラッシュアイコンをクリックします。
  2. 「チャンネルアラートを追加 / 編集する」を探し、Enter を押して選択します。
  3. ドロップダウンメニューからチャンネルを選択して、「次へ」をクリックします。
  4. 「レコードアラート」または「一括アラート」を選択します。レコードアラートの場合は、レコードを検索して選択します。一括アラートの場合は、レコードの種類を選択します。
  5. 次へをクリックします。
  6. 必要に応じて、チャンネルに投稿するアラートの種類を選択します。
  7. 「保存」をクリックしてから、「完了」をクリックします。


アカウントの連携を解除する

ワークスペースのメンバーなら誰でも、ServiceNow アカウントの連携を解除して、Slack での ServiceNow アプリの使用を停止できます。アカウントの連携を解除しても、ワークスペースからアプリはアンインストールされません。

  1.  「その他」にマウスポインターを重ね、 「自動化」をクリックします。
  2. 左サイドバー上部の 「App」を選択し、ServiceNowを検索して選択し、アプリを開きます。
  3. アプリの「ホーム」タブで、「Disconnect accounts(アカウントの連携を解除する)」をクリックし、表示される手順に従います。


他の ServiceNow インスタンスを連携させる

Slack にアプリを最初にインストールした ServiceNow 管理者は、Slack に接続する ServiceNow インスタンスを変更できます。

  1.  「その他」にマウスポインターを重ね、 「自動化」をクリックします。
  2. 左サイドバー上部の 「App」を選択し、ServiceNowを検索して選択し、アプリを開きます。
  3. アプリの「ホーム」タブで、「Disconnect instance(インスタンスの連携を解除する)」をクリックし、表示される手順に従います。

注 :新しいインスタンスを連携させたら、ワークスペースのすべてのメンバーが各自のアカウントを ServiceNow アプリに再度連携させる必要があります。