ノマドワーカーとは?必要なものやメリット・デメリットを解説
生産性

ノマドワーカーとは?必要なものやメリット・デメリットを解説

ノマドワーカーとは働き方のスタイルのことをいいます。ノマドワーカーのメリットやデメリット、ノマドワーカーとして働く上で必要なものなどについて解説します。

Slack チーム一同作成2023年10月25日

近年はワークスタイルが多様化しており、働く場所・時間の制約を受けない自由度の高い働き方も可能になりつつあります。そのうちのひとつとして、「ノマドワーカー」という言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

今回は、ノマドワーカーの定義やメリット・デメリットのほか、ノマドワーカーとして働くうえで必要なものについても解説します。ノマドワーカーに興味がある人はもちろんのこと、今後、ノマドワーカーと取引する可能性のある方にとっても役立つ内容ですので、ぜひ参考にしてください。

ノマドワーカーとは場所を移動しながら働く人のこと

ノマド(nomad)とは、「遊牧民」を表す英語です。ノマドワーカーとは、まるで遊牧民のように特定の場所にこだわらず、その時々で場所を移動しながら働く人のことを指します。

では、同じく自由度の高い働き方として知られるフリーランスやリモートワーク(テレワーク)とノマドワーカーはどう違うのでしょうか。それぞれの違いを押さえておきましょう。

フリーランスとの違い

フリーランスとは、個人で仕事を請け負って働くことを指します。企業と業務委託契約を締結するケースも多く、ノマドワーカーとは違って働き方を表す言葉です。

一方、ノマドワーカーは、働く場所を特定せず、カフェやコワーキングスペースなどを移動しながら仕事を進める人のことを表します。そのため、ノマドワーカーの多くがフリーランスとして収入を得ているといえるでしょう。

しかし、フリーランスが誰でもノマドワーカーになれるとは限りません。企業との契約内容によっては、オフィスへの出社が必要な場合があるからです。フリーランスのうち、働く場所の制約を受けない人がノマドワーカーとして働くことができます。

リモートワーク(テレワーク)との違い

リモートワークとは、オフィスなどに出社することなく、自宅などで働くことを指す言葉です。オフィスへの出社が不要であるものの、働く時間帯や場所を会社の規定で決められているケースが多いという点でノマドワーカーとは異なります。

一般的に、リモートワークは会社員の働き方を指すのに対して、ノマドワーカーはフリーランスの働き方を指すケースが多いと言えます。

ノマドワーカーのメリット

ノマドワーカーとして働くと、どのようなメリットを得られるのでしょうか。主なメリットは下記のとおりです。

好きな場所で仕事ができる

ノマドワーカーはインターネット環境さえあればどこでも仕事を進められるため、カフェやコワーキングスペースなど、好きな場所で働けるというメリットがあります。その時々で気分に合わせて働く場所を変えられるため、自分にとって最も心地良い場所を選ぶことが可能です。

場所にとらわれることなく働ける点は、ノマドワーカーだからこそ実現できるメリットと言えるでしょう。

時間を有効活用できる

ノマドワーカーには通勤という概念がありません。特定のオフィスへ出社する必要がないことから、通勤時間を削減して時間を有効活用できるというメリットがあります。

また、ノマドワーカーに限らず、フリーランスは求められているクオリティの成果物を納品できれば、就業時間は問われないケースも少なくありません。そのため、自分のライフスタイルに合わせて、働く時間を自由に決められる点もノマドワーカーのメリットと言えます。

ノマドワーカーのデメリット

ノマドワーカーというワークスタイルには、特有のデメリットもいくつか存在します。メリットだけでなく、デメリットにも目を向けておくことが大切です。

働く場所を確保しにくい

ノマドワーカーは就業場所が決められていないため、自分で働く場所を確保する必要があります。カフェやコワーキングスペースを利用すれば、そのたびに飲食代や利用料がかかるのは避けられません。地域や時間帯によっては、カフェやファミリーレストランが混雑しており、長時間滞在するのは難しいこともあり得ます。仕事に適した場所を確保するには、コストがかかるケースが多いことを理解しておくことが大切です。

セキュリティに不安がある

ノマドワーカーは働く場所を問わないとはいえ、セキュリティ面に関しては十分に気を使わなくてはなりません。例えば、作業中の PC 画面などを覗き見されるリスクがないか、周囲の環境に気を配ることが求められます。

また、カフェやコワーキングスペースなどで利用できるフリー Wi-Fi はセキュリティ面で懸念があり、情報漏洩につながるリスクがあることが指摘されています。取引先のセキュリティガイドラインを遵守し、情報漏洩のリスクを低減するための通信環境等を整えることが重要です。

自己管理が必要

働く場所や時間帯を自分で決められることはノマドワーカーのメリットである反面、自己管理が求められるという捉え方もできます。成果物のクオリティで仕事の出来・不出来を判断されるため、求められる成果物を納期までに完成させられるよう、計画的に仕事を進めなくてはなりません。

プライベートの時間と仕事の時間が明確に切り分けにくくなるため、「つい怠けてしまう」「仕事をしすぎてしまう」といった状況に陥らないように注意する必要があります。

収入が不安定になりやすい

ノマドワーカーは固定給ではないケースが大半のため、収入が不安定になりやすいというデメリットもあります。受注する業務の量や件数に波があることも十分に想定されることから、収入が途切れないよう常に注意を払う必要があります。

また、ノマドワーカーは基本的に一人で仕事をするため、売上や経費の管理を自分で行わなくてはなりません。自身の業務に関するスキル以外にも、経理の知識を身に付けていくことが求められます。

ノマドワーカーは採用する企業側にもメリットがある

ノマドワーカーは、企業側にも、優秀な人材を確保しやすいというメリットがあります。労働人口が減少していくなか、多くの企業が人材採用に苦戦しています。優秀な人材を発掘し、採用するのは極めて難しくなっているのです。

一方、ノマドワーカーは複数の企業と契約を締結することもできるため、企業側は、優秀なノマドワーカーに仕事を委託できる可能性があります。フリーランスエージェントなどを活用することにより、優秀なノマドワーカーを発掘することも可能です。

ノマドワーカーに必要なもの

ノマドワーカーは、仕事を進めるうえで必要なものを自分でそろえる必要があります。下記に挙げる 2 点は、ノマドワーカーにとって必須と言えるでしょう。

PC 、タブレットなどのデバイス

PC やタブレットなど、作業に必要なデバイスの準備は必須です。作業に必要なスペックを満たしていることに加え、自分にとって使い勝手の良いものを選ぶ必要があります。

移動しながら仕事をこなすノマドワーカーにとって、「持ち運びに適したサイズ・重量か」「バッテリーで長時間稼働できるか」といった点も重要な判断基準となります。デバイスに不具合が生じると仕事を進められなくなってしまうため、可能であれば予備のデバイスも確保しておくと安心です。

安全なネットワーク環境

業務でネットワークを使用するのであれば、カフェなどに設置されているフリー Wi-Fi の使用は極力避けるべきと考えられます。セキュリティ面や通信速度の面で安全性が高いとは言えないため、情報漏洩などの重大な事故につながる可能性があるからです。

そのため、ポケット Wi-Fi やスマートフォンのテザリング機能を活用するなど、場所を問わず安全なネットワーク環境を確保できるよう、準備しておくことをおすすめします。セキュリティ面はノマドワーカーに業務を発注する企業が懸念する要素のひとつですので、十分な対策を講じておくことが大切です。

ノマドワーカーとのコミュニケーションに活用できる Slack

ノマドワーカーに仕事を発注する場合、課題となりやすいのがコミュニケーションのとり方です。スムーズなコミュニケーションを実現するには、Slack を活用することをおすすめします。

コミュニケーション方法が豊富

 Slack には 1 対 1 のダイレクトメッセージ(DM)以外にも、豊富なコミュニケーション方法が用意されています。複数の担当者とノマドワーカーが参加するグループチャットを、チャンネルを活用して設定することで、情報共有を円滑化できるでしょう。また、チャットのやりとりでは説明しにくい点があれば、ハドルミーティングを使った音声・ビデオ会議へと即座に切り替えることもできます。

メールよりも機動的で、リアルタイムでのやりとりが可能な Slack は、日々移動しながら仕事を進めているノマドワーカーとのコミュニケーションに最適です。

セキュリティの高さ

Slack は、国際的なセキュリティおよびデータプライバシー基準を満たしているツールです。保存データと送信中データはすべてデフォルトで暗号化されており、 ISO/IEC や SOC といった各種コンプライアンス証明・認証を得るとともにHIPPAなど特定の業界における規制を満たしています。

組織外のユーザーとのやりとりも安全に行えるため、プロジェクトにノマドワーカーが参画する場合にも安心してコミュニケーションを図ることができます。セキュリティレベルの高さを重視している事業者様にも、自信を持っておすすめできるツールです。

ノマドワーカーの定義や働き方の特徴を正しく理解しよう

ノマドワーカーは、場所や時間に制約を受けずに働く人を指す言葉です。フリーランスやリモートワークとは意味が異なるため、定義や働き方の特徴を正しく理解しておく必要があるでしょう。

今回ご紹介したポイントを参考に、ぜひノマドワーカーへの理解を深めてください。ノマドワーカーとして働く方はもちろんのこと、ノマドワーカーに業務を発注する企業側の理解が深まることによって、適切な取引をしやすくなるはずです。

よくある質問

ノマドワーカーとは、働く場所や時間の制約を受けない人のことです。個人で仕事を請け負う契約形態を表す「フリーランス」や、オフィスなどに出社することなく自宅などで働くことを指す「リモートワーク」とは異なる概念です。ちなみに、ノマド(nomad)は「遊牧民」という意味で、ノマドワーカーとは、その時々で場所を移動しながら仕事をする様子を、遊牧民になぞらえているのです。フリーランスのなかにはオフィスへの出社が必要なケースもあることから、すべてのフリーランスがノマドワーカーとは限らない点に注意してください。
ノマドワーカーの主なメリットは下記のとおりです。<ノマドワーカーのメリット>・好きな場所で仕事ができる・時間を有効活用できる特定の場所で就業する必要がないことから、場所・時間の柔軟性が高く、自分で決められる要素が多いのがノマドワーカーの特徴です。また、ノマドワーカーは複数の企業と契約を締結するケースが多いため、優秀なノマドワーカーに仕事を委託できる可能性があります。ノマドワーカーに仕事を発注する企業側にとっても、メリットを得られるワークスタイルの在り方と言えるでしょう。

HOME > Slack 日本語ブログTOP > 生産性 > ノマドワーカーとは?必要なものやメリット・デメリットを解説

この記事はお役に立ちましたか?

0/600

助かります!

ご意見ありがとうございました!

了解です!

ご意見ありがとうございました!

うーん、システムがなにか不具合を起こしてるみたいです。後でもう一度お試しください。

読み進める

コラボレーション

DX とは?デジタル化・IT 化との違いや成功させるためのポイントを解説

DX は、デジタル化や IT 化とどう違うのでしょうか。DX の定義や取り組むべき理由、成功させるためのポイントのほか、DX の実現に向けて取り入れたい技術などを解説します。

ニュース

機械学習と AI の使用における Slack の顧客データ保護方法

生産性

タスク管理が上手い人とは?その特徴や方法を解説

日々の業務効率を上げるために不可欠なスキルのひとつがタスク管理です。タスク管理が上手い人の特徴や上手く実践するためのポイントのほか、有用なツールについて解説します。

生産性

リスクヘッジとは?企業が行うリスクヘッジの種類や対策などを紹介

リスクヘッジという金融用語は、一般的なビジネスでも利用されるようになりました。企業が行っているリスクヘッジや、リスクヘッジを行う際のポイントなどを解説します。