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生産的で楽しい職場環境を作るには?

ポジティブな職場文化がビジネスにとって重要な理由と、その実践方法をご紹介

Slack チーム一同作成2021年10月4日

職場環境がどれほどよくても仕事にはストレスがつきものですが、コロナ禍ではそのレベルが一気に上がりました。そうしたストレスは、医療費の増加から労働災害リスクの増大までさまざまな形で表れます。また、プレッシャーの高い職場環境は従業員エンゲージメントや生産性の低下を招くでしょう。しかし仕事にちょっとした楽しみを取り込めば、ポジティブな職場文化が生まれ、従業員のパフォーマンスや生産性の向上につながります。その方法を一緒に見ていきましょう。

従業員エンゲージメントがもたらすメリット

生産的で楽しい職場環境は、従業員エンゲージメントを劇的に高めます。効果的な従業員エンゲージメントは、身体・精神の健康にとってよいだけでなく、全社的に次のような浸透効果があります。

    • コミュニケーションの改善 : ストレスを抱えている従業員は、誰かに積極的に話しかけたり話し合ったりする気にはなれません。しかし、リラックスして仕事に打ち込んでいれば、誰かに自分の考えを共有したくなるものです。
    • チームワークの強化 : ポジティブな職場文化は従業員のコラボレーションを促進します。エンゲージメントが高い従業員は、よいアイデアを積極的に共有してオープンに話し合い、スマートな判断を下しやすい傾向にあります。
    • 創造性の向上 : 大きなストレスを感じている時は、創造性を最大限に発揮できません。従業員エンゲージメントを高めると、チームメンバーがクリエイティブなアイデアを生んだり表現したりしやすくなるでしょう。
    • 生産性の向上 : ポジティブでエンゲージメントの高い従業員は、仕事でベストを尽くしやすい傾向にあります。というのも、全力かつスマートに仕事を進められるコンディションが整っているからです。これにより、生産性が大幅に上がります。
ハイタッチをしている 2 人の同僚

生産的で楽しい職場環境を作るには?

生産的で楽しい職場環境作りは、意外と難しいものです。ここからは、そうした環境をスムーズに作るヒントを紹介します。

楽しむことを強要しない

チームメンバーはそれぞれ 1 人の人間であり、性格や興味の対象も異なります。グループでのアクティビティを計画する時は、その点を考慮に入れましょう。外向型の人が脚光を浴びつつ、内向型の人が任意で参加できるようなものを検討してみてください。特に重要なのは、居心地が悪いと感じるメンバーに参加を強要しないことです。

ポジティブな職場環境を整える

有害な職場文化を刷新したいのなら、「楽しいアクティビティ」だけでは不十分です。全社的にポジティブな空気を取り入れましょう。オープンなコミュニケーション経路の確立、成果の称賛、効果的な問題解決スキルのモデル化、目標達成のお祝いなどを試してみてください。従業員は、居心地のよさとサポートを感じて初めて「楽しい」と感じられるようになります。そのためには、まず信頼関係の構築が大切です。

ちょっとしたお楽しみを奨励する

従業員が仕事中にちょっと手を休めて楽しめるようにしましょう。実際にどんなものにするかは、職場の取り決めや管理者によって異なります。例としては、1 日に 1 度、面白い(とはいえ職場にふさわしい) GIF やビデオを共有する、参加者を募って散歩をする、1 週間の借り物競争を開催するなどのアイデアがあります。

一緒に食事をする

同じテーブルで食事をすることは、昔から人との距離を縮める方法とされてきました。そこで、定期的にチームランチを設定するのがおすすめです(もちろん、費用は会社持ちで!)。仕事の話は脇に置いて、メンバー同士がお互いをもっと知ることができるような楽しい話をしましょう。

信頼関係を築く

チームビルディングの方法は、会議冒頭の雑談から脱出ゲームまで、多岐にわたります。全員が気楽に参加できる方法を選んで、穏やかで健全な競争心をかき立てましょう。ただし、競争心をあおりすぎると逆効果になってしまうので注意が必要です。

従業員に決めてもらう

従業員が自分でアクティビティを選べるようにすることは、エンゲージメントを高めるうえで大きな効果があります。従業員のアイデアが実現可能で適切かどうかは管理者が確認する必要がありますが、できるだけ許可するようにしてください。そうすれば、従業員は肯定感を得られるだけでなく、アクティビティが楽しみになるでしょう。

課題を作ってゲーム要素を取り入れる

チームメンバーからの進捗報告が滞っていませんか?たいていのことは、ゲームにしてしまうと何でも楽しくなります。Slack Pointagram のようなツールを活用して、定型タスクにゲーム要素を取り入れましょう。ポイントを集める、バッジを獲得する、トロフィーを勝ち取るなどの要素で従業員の参加意欲をかき立てれば、ひそかにコンプライアンスも高められます。

終わりに

コロナ禍では多くの従業員が疲れ果てたり、途方に暮れたりしています。もともとの仕事のストレスに新たなストレスが加わったことで、多くの企業の従業員エンゲージメントが下がったのは不思議ではありません。そんな職場に楽しさを取り入れて、健全かつポジティブな文化を作れるよう、ぜひ今回紹介した簡単なステップを試してみてください。

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うーん、システムがなにか不具合を起こしてるみたいです。後でもう一度お試しください。

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