マーケティングチーム向けの Slack ハンドブック

Slack を活用してキャンペーンをスピーディに展開し、リアルタイムのデータを活用してキャンペーンを最適化し、他部門との連携を強化しましょう

はじめに

平均的な企業では、無駄な社内コミュニケーションや会議に労働力の 20% 以上を奪われています。

マーケティングチームと Slack 電子ブック前年のカンフェレンス出席者リストなどの情報を探したり、デザインやコピー、予算の承認など、キャンペーンやプログラムの成功に関わる項目について進捗状況を社内で調整したり、といったことに無駄な労力と時間を割いているのです。

このハンドブックでは、マーケティングチームがキャンペーンのアイデアを出し合い、クリエイティブを管理し、結果をイテレーション(反復による改善)にスピーディにつなげるための共通の場として、つまりデジタルな職場として Slack を活用する方法をご紹介します。チャンネルでコラボレーションを行い、既存のアプリやサービスを連携させ、Slack の多彩な機能をデプロイすることで、顧客を引きつけ満足させるという重要なタスクに時間と労力を集中させられるようになります。

「Slack を活用するマーケティングチームでは、マーケティングキャンペーンを行うスピードが 16% 速くなり、年間に実行するマーケティングキャンペーン数も 8% 多くなっています」

「The Business Value of Slack」、2017IDC の調査

1.会社全体で重要な情報、社内エキスパートからのアドバイスへアクセス

重要な情報や社内エキスパートからのアドバイスに会社全体でアクセス
パブリックチャンネルは、会話の整理に役立つだけでなく、社内の全員が検索できるナレッジのハブを自動で作成します。作業の大半をパブリックチャンネルで行うように決めておけば、メンバーがキャンペーンを進めるうえで必要な情報(例えば、最新の調査結果やビルボードデザインの進捗状況など)に簡単にアクセスできるようになります。

プライベートチャンネルはセンシティブな問題や機密事項を話し合う時に、ダイレクトメッセージはちょっとしたやり取りに限定して使うのがおすすめです。

「シームレスなスレッドで、プロジェクトに関わるメンバー全員がディスカッションをすぐに理解し、共通の目的に向かって進んでいくことができました。Slack のおかげで、チームとして一体化できたわけです」

ZipcarSenior manager of communications and brand marketingLindsay Wester 氏

2.得た情報をすばやくアクションへ変換

リアルタイムのキャンペーンデータを Slack へインポート

マーケティングチームは広範な種類のデータを引き出して、各キャンペーンで意思決定を行い、すばやくイテレーションにつなげる必要があります。Slack のアプリとインテグレーションなら、ほかのプラットフォームやサービスから重要なリアルタイムデータをチャンネルに引き出してきてチーム内のディスカッションで活用できるため、スプレッドシートでの作業にかかる時間、異なるツールを使い分ける手間を賢く省くことができます。

パブリックチャンネルにデータを引き出してくることで、マネージャーやほかのチームメンバーは進捗状況や成果についての最新の情報を常に知ることができます。また、アプリとログインを切り替える必要がなくなり、仕事中の遅れも出にくくなります。

マーケティングツールを Slack に連携させる

これらのアプリやサービスを Slack ワークスペースに連携させれば、チームのワークフローが 1 か所で管理可能に。

Statsbot
Statsbot
Salesforce と Google アナリティクスの詳細レポートを引き出し、Slack で直接チームと共有できます。
AskAdStage
AskAdStage
Slack でクリックスルー率とコンバージョン率をリアルタイムでトラッキングし、キャンペーンへの力の入れ時やキャンペーンを保留にすべきタイミングを知ることができます。メッセージフィールドに「/Askadstage」と入力すれば、Google やソーシャルメディアでのキャンペーンのアナリティクスを確認し、キャンペーンをすぐに保留にできます。
Mystery App
プロジェクトトラッキングツール、Asana から最新情報を引き出してチーム全体での共通認識を醸成し、プロジェクトを前進させましょう。タスクを作成したりコメントしたり、タスク完了のマークをつけたりといった作業がチャンネル内から直接できるようになります。
Mailchimp
Mailchimp
メールキャンペーンのエンゲージメント状況を確認したり、ユーザーの配信登録および配信解除について最新情報を受信したりといった作業が可能になります。メッセージスレッドを立ち上げ、チームメンバーと特定の結果について詳しく話し合いましょう。
marketo
marketo
マーケティングシステムにエラーが発生した際には、自動アラートを受信でき、チャンネルで指定のシステム管理者に問題が通知されます。
Zapier
Zapier
シンプルな自動化レシピ(Zaps)を使って詳細なデータトラッキングを実現します。Twitter の新規フォロワーに関するダイジェストを Slack で受信したり(頻度は毎日・毎週・または毎月から選択可能)、Instagram の写真や動画へのハッシュタグつきメンションをトラッキングしたりできます。

ぜひこれらのアプリをワークスペースに追加してみましょう。またこれ以外にも、Slack App ディレクトリのマーケティングカテゴリーで、その他のさまざまなアプリをチェックしてみてください。

Tip : 週次のリマインダー(/remind)を自分やユーザーグループ(@marketing-チームなど)、チャンネル全体に送るよう設定すれば、チームメンバーが忘れずにキャンペーンの進捗状況を投稿できるようになるため、誰もが最新の情報や記録を把握できるようになります。

3. 勢いを落とさずにすばやく承認を得て、お客様も大満足

社内エキスパートやその他貢献者、関係者と簡単につながってコラボレーションを進められるよう、これらのヒントをワークフローの例につなげていくつか説明していきます。

迅速なフィードバックと承認で、中断のないスムーズな取り組みを

会議への招集は必要なし : 組織全体でプロジェクトに関連するチームメンバー全員をプロジェクトのチャンネルに招待し、製造プロセスを滞りなく進めましょう。絵文字を使ってすばやく返信すれば、時間の節約になるだけでなく、会話を最小限に抑えられ、チャンネルもスッキリきれいに保つことができます。

Slack ですばやくフィードバックを集める

Tip : デザインを細かく話し合う必要がありますか?Slack コールを発信して画面共有機能を使ったり、愛用のビデオ会議アプリを Slack に追加すれば、一緒に微調整や更新を行うことができます。

セールスチームと同期させ、丁寧な顧客対応を

キャンペーンにイベントやカンファレンス、ウェビナーが含まれる場合は、セールスチームに協力してもらい、招待と出欠のリストを最新の状態にしておきましょう。Salesforce のアプリをワークスペースにつなげるだけで、自動的に取引先の担当者情報を Slack に引き出してシェアすることができます。

即時の返答で印象づける

ばんざい!キャンペーンが正式に開始され、ユーザーからのレスポンスも入ってくるようになりました。しっかり考え抜いた返信をタイミングよく送って、ターゲットの心をつかみましょう。チャンネルに Twitter アプリを追加し、重要なユーザーのコメントや質問をリアルタイムで扱い、ライターなどのクリエイティブなメンバーからヒントをもらって、好意的で協力的かつユーモアのある返信を考えましょう。

4.共有されたチャンネル : 代理店、ベンダー、パートナーもチームに参加

広告代理店、PR 会社、ベンダーといった社外パートナーとのメールや電話、会議を通したコミュニケーションは、業務に不要な中断や遅延を生み出してしまうことが多々あります。そんな事態を避けるためにも、仕事を効率化させ、社外パートナーがチームの一員であると感じられるよう、共有のチャンネルを立ち上げてチームの Slack ワークスペースにつなげましょう。こうすることで、より頻繁に進捗状況を伝え合うことができるだけでなく、データの検索や共有もでき、より速く結果へとつなげていくことが可能になります。

「共有の Slack チャンネルを使えば、社内チームと社外ベンダーの間を瞬時に行き来することができます。共有のチャンネルなしでは複数のステップが必要になるような場合も、全員を 1 つの会話へと招待することで、そのようなステップを排除して迅速にプロジェクトに取り組んでもらえます」

CreditCards.comHead of branding and marketingFred Saunders 氏

さて次は?

このハンドブックでは実にたくさんの内容をご紹介させていただきました。そこで、ワークフローの合理化、プロセスのスピードアップ、チーム間における情報へのアクセスしやすさの向上といったことを実現するために、まずチームで試してみるべき点をいくつかピックアップしてみました。

  1. チャンネルの整理を忘れずに : チームや部署間のコミュニケーションを円滑かつ明確に保つには、チャンネルをきちんと整理することが欠かせません。チャンネルリストを定期的にチェックし、使わなくなった不要なチャンネルはアーカイブしましょう。無駄を減らして Slack をさらに使いやすくするには、こちらの Tip をチェック。
  2. チャンネル名を再考してみる : チャンネルすべてに適用される、一貫性のあるチャンネル命名規則はありますか?チャンネルの目的はわかりやすく表示されていますか?見つけやすく、フォローしやすくなるよう、ちょっとチャンネル名を見直してみましょう。チャンネル命名のベストプラクティスはこちらから。
  3. アプリを連携させてみる : 頻繁に使う主要サービス(アナリティクスツールなど)をチームのワークスペースに連携させ、Slack で直接データの共有や更新ができるようにしてみましょう。Slack 向けマーケティングアプリをチェック

チャンネルの整理やアプリの連携などの詳しい Tip やハウツーガイドは、ヘルプセンターを参照してください。サポートチームに直接相談したい場合には、いつでもお気軽にメール(feedback@slack.com)にて、または Twitter(@slackhq)を通してお問い合わせください。

脚注

  1. Michael Mankins および Eric Garton、Bain & Company「Time, Talent, Energy」(2017 年 3 月 7 日)

この情報はお役に立ちましたか?

0/600

助かります!

ご意見ありがとうございました!

了解です!

ご意見ありがとうございました!

うーん、システムがなにか不具合を起こしてるみたいです。後でもう一度お試しください。