Slack に AI の未来をもたらす Slack GPT が登場

生成 AI の力で、Slack での働き方・情報収集・コミュニケーションがさらにスマートに

Slack チーム一同作成2023年5月4日

成長中のスタートアップにとってもフォーチュン 100 企業にとっても、生産性は重要です。特に、経済の先行きが不透明な時代の組織には、チームが戦略的に重要な仕事に集中し、専門性を十分に発揮して、ビジネスを前に進めていけるような環境の整備が求められています。

新しい生成 AI テクノロジーによって、生産性が飛躍的に高まることが期待される今、時代は転換点を迎えています。ただ、Slack による最新の State of Work リサーチによれば、AI を使用しているユーザーはそうでない人に比べて、生産性の向上を報告する確率が 90% 高くなっているのに対し、実際に現在 AI ツールを導入している企業はわずか 27% にとどまります。業務で生成 AI が活用されるためには、AI を安心して使えるスペースが必要です。つまり、どのようなデータが使用されているかが明確であり、出力される結果がビジネスに役立つものであると自信を持てるような環境が求められているのです。

そこで Slack は本日、Slack における生成 AI の活用ビジョンとなる Slack GPT を発表します。Slack を使用している企業では、さまざまなプロジェクト、チーム、トピックに関するナレッジがチャンネル内に蓄積されています。また、オープンで拡張性に富んだ Slack のプラットフォームとパートナーのエコシステムにより、各種ツールを Slack と安全に連携できるようにもなっています。このような基盤の上に構築される Slack GPT は、チームがすでに仕事を進めている環境に、以下のようなアプローチで信頼性の高い生成 AI をもたらします。

  • AI 対応プラットフォーム : OpenAI の ChatGPT や Anthropic の Claude などのパートナーアプリでも、自社で構築したカスタムインテグレーションでも、自ら選んだ言語モデルを使って連携・自動化することができます。
  • AI 機能 : AI を活用した会話要約や文書作成支援といった機能が、Slack に直接組み込まれます。
  • 新しい Einstein GPT アプリ : AI を活用して、Salesforce Customer 360 や Data Cloud のデータから顧客インサイトを抽出できます。

 

生成 AI は、仕事の進め方を変革する大きな可能性を秘めています。Slack GPT の真の威力は、企業にとって最も信頼できるリソースである、自社で蓄積してきたナレッジから得たデータをもとに AI を活用できることにあります

SlackCEOLidiane Jones

自社に適した方法で Slack に AI を導入

生成 AI ツールのエコシステムが拡大する中で、柔軟性はますます重要になっています。テンプレートからでもコーディングによってもツールを構築できる、オープンで拡張性に富んだ Slack のプラットフォームなら、AI を導入する方法やタイミングを自由に決められます。

現在では、ベースとなる自社の AI 言語モデルを選択したうえで、OpenAI の ChatGPT や Anthropic の Claude などのパートナーアプリを導入できます。どのようなモデルを選択しても、Slack 内の会話からシームレスにアプリにアクセスでき、メッセージフィールドを使って AI を活用したインサイトを取得できます。

新たに開発者向けに公開された次世代プラットフォームを使用すると、自社独自の AI モデルの導入や、社内専用機能の開発といったカスタマイズも容易になります。

年内には、1 行のコードも書くことなく、生成 AI を Slack 内の自動化プロセスに簡単に組み込めるようになる予定です。具体的には、Slack のノーコード自動化ツールであるワークフロービルダーを使って、ワークフローの 1 つのステップとして、生成 AI への指示を追加できるようになります。

例えば、Sales Cloud に新規の見込み客が追加された時に、担当者がすばやく対応できるようアラートを送信するワークフローがあるとします。このワークフローに ChatGPT を組み込めば、CRM データに基づいてその見込み客向けにパーソナライズされたメールを下書きしてくれる、といったことが考えられます。その内容を文書に組み込んだり、チャンネルで共有したりすれば、営業担当者全員が見込み客への対応をスムーズに始められます。

コードを使用せずに構築できるワークフロー

Slack 内にネイティブの生成 AI 機能を導入

Slack は当初から、人々の仕事をよりシンプルに、より快適に、より有意義にすることを使命としてきました。そして今回、Slack GPT を通じて、新しい生産性向上のビジョンを提唱します。それは、すでに仕事の場となっている Slack に、生成 AI の力をもたらすことです。

例えば、プロジェクトに途中から参加する場合や、休暇明けに進捗をチェックする場合などに、Slack の未読メッセージの概要をワンクリックで確認できるようになったらどうでしょうか。今後、生成 AI が組み込まれることで、チャンネルにアクセスすると、まず会話の要約が表示されるような仕組みを作れるようになるでしょう。

Slack のメッセージ作成フィールドや、情報を整理できる新しいスペース canvas に、ネイティブの AI 支援機能が組み込まれることで、文面を手直ししたり、コンテンツを抜き出したり、語調を調整したりといったことが、その場で数回クリックするだけで行えるようになる可能性があります。

canvas 内での AI による文書作成支援


働き方がよりスマートになり、情報収集のスピードが上がり、文書作成も容易になることで、日々の仕事で多くの時間を節約できるとともに、ちょっとした楽しみももたらしてくれるはずです。

AI を活用して顧客インサイトを抽出

Slack では組織内に蓄積されたナレッジを活用できるのに対し、Salesforce からは商談、サービスチケット、マーケティングキャンペーンといった各種タッチポイントで集められた、顧客を深く理解するための情報が得られます。私たちは、信頼できる Customer 360 のデータから AI を使って抽出したインサイトを、チームが仕事を進めているその場所で直接利用できるようにするというビジョンを描いています。

例えば、カスタマーサービス担当者がケースの解決に支援を必要としているとしましょう。現在でも、Service Cloud アプリを使ってスウォームを開始することで、必要なエキスパートを専用の Slack チャンネルに集め、チームで力を合わせて解決策を見つけることができます。今後は Service Cloud や Slack チャンネルのデータをもとに、Einstein GPT にケースの要約を自動生成してもらえるかもしれません。その要約にはサービスチケットからのデータに加えて、過去の解決事例のナレッジも反映されているはずです。

Slack で、ともに AI の未来をつくるために

これは、私たちが皆さまとともに歩みたいと考えている、AI 活用の旅路の始まりに過ぎません。何百万ものユーザーの皆さまがプロダクティビティプラットフォームとして仕事に活用している Slack では、生成 AI のような新しいテクノロジーを安全かつ大規模に利用できるようにすることが非常に重要です。

Slack の新しいサービスは、つねにユーザー中心のアプローチで開発されます。Slack GPT も例外ではありません。Slack での AI の利用体験においてもユーザー中心で考え、ユーザーの皆さまが AI の利用方法に対する透明性とコントロールを確保できるようにします。Slack では、責任ある AI 開発に関する Salesforce のガイドラインに基づいてサービスの構築を進めることに加え、機能を広く展開する前に、早い段階から頻繁に、ユーザーの皆さまにパイロット版への参加をお願いする予定です。

Slack GPT の詳細について、以下から Slack と Salesforce の情報をご覧いただけます :

 

将来予測に関する記述について
本記事やその他のプレスリリース、公開された発表において言及されたリリース前のサービスや機能は、現時点で利用できないものであり、予定通りに提供されない場合や、提供が中止される場合があります。Salesforce のアプリケーションを購入する際には、現在利用可能な機能に基づいて購入をご判断ください。Salesforce は米国サンフランシスコに本社を置き、ヨーロッパおよびアジアに拠点を持ち、ニューヨーク証券取引所でティッカーシンボル「CRM」で取引を行っています。詳細については、https://www.salesforce.com にアクセスするか、1-800-NO-SOFTWARE までお電話でお問い合わせください。

 

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うーん、システムがなにか不具合を起こしてるみたいです。後でもう一度お試しください。

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