世界的に経済の先行きが不透明な中、営業チームは収益を拡大しながら、高まる顧客の要求に応えなければというプレッシャーにさらされています。一方で、Salesforce の State of Sales Report によると、営業担当者のほとんどが、週のわずか 28% しか、実際の営業活動に費やせていません。管理業務に追われることで、顧客と接する時間が減り、成約までに時間がかかっています。ここに改善の余地があります。
私たちは本日、営業チームが Slack と Sales Cloud を活用して成功を導くことができる、新しいツールを発表します。Slack の次世代プラットフォーム上に構築されるこのソリューションでは、Salesforce のデータにもとづいたリアルタイムの CRM データを、チームの仕事場である Slack 内で利用できます。これにより、営業活動にさらに専念できるようになるでしょう。
そのソリューションが Slack Sales Elevate です。
「Sales Cloud と Slack の連携が深まり、新しい営業効率化ツールや自動化を Slack で利用できるようになることで、営業担当者は時間を節約できるほか、適切なメンバーや情報にアクセスして、より良い意思決定を行えます」と話すのは、Slack で SVP of Product を務める Rob Seaman です。「Slack ベースの営業アプローチが可能になることで、Sales Cloud のユーザーは、顧客との商談や契約といった重要な仕事に、これまで以上に専念しやすくなるでしょう」

Slack ベースの営業アプローチが可能になることで、Sales Cloud のユーザーは、顧客との商談や契約といった重要な仕事に、これまで以上に専念しやすくなるでしょう
必要な情報やメンバーを 1 か所に集めて、商談を前へ
タブを行き来したり、デスクトップからモバイルデバイスに切り替えたり、アプリ間で情報を移動させたり……営業担当者の多くは、絶えずツールを切り替えています。実際、Slack が行った調査によれば、営業チームでは商談を 1 件成立させるまでに、平均で 10 種類のツールが使用されています。
このように多数のツールを使い分ける代わりに、商談成立に必要なすべてのもの、例えば、各種指標、To-do リスト、顧客の最新情報、キーパーソンなどを 1 か所にまとめておけるとすればどうでしょうか。これを実現するのが、今回リリースする新しいソリューションです!

Slack Sales Elevate を使えば、直感的な Slack のインターフェースを通じて、Salesforce の豊富なリアルタイムの顧客データやビジネスインサイトを利用できます。なによりも重要な顧客に焦点を合わせ、収益拡大を実現できるよう設計されたソリューションです。
Slack Sales Elevate では、営業チームやリーダーが、ベストプラクティスに基づいて、可視化と効率化を実現できます。担当者は受け取ったリマインダーで進捗を把握し、指標を確認して目標までの達成状況を計れるほか、Salesforce と自動的に同期される商談リストビューで情報を更新することで、見込み客獲得の精度を高められます。これらの機能はすべてモバイルでも利用できるため、あらゆる場所から必要な情報にアクセスし、案件を管理して商談を前に進めることができます。
リアルタイムの通知で、先を見越して行動
多岐にわたるタスクや To-Do を管理するのは、誰にとっても簡単ではないもの。Slack Sales Elevate なら、インサイトや最新情報に関するアラートが自動で届くため、営業担当者もマネージャーも、チーム全体でも、アクションの優先順位をスムーズに決めて、商談を進められます。
担当者には、見込み客の獲得プロセス(パイプライン)の更新に関するリマインダーが、毎週自動で届きます。また、リーダーは CRM データを即座に確認できるため、最新情報にもとづいた予測を立てられます。さらに、誰でもカスタム通知を作成できるため、例えば、商談の変更があった場合に、関連する Slack チャンネルに自動的に通知されるようにすれば、担当チーム全員で認識を共有できます。コーディング不要のテンプレートがあらかじめ用意されているため、こうした機能をわずか数分でセットアップして、すぐに業務に役立てられます。
Salesforce の商談情報をシームレスに更新
営業チームの成功には、正確な予測が欠かせません。しかし、営業担当者はたいてい忙しく、つねに複数の案件に奔走しているため、商談や予測の情報を更新する時間がなかなか取れないのが実情でしょう。

Slack Sales Elevate の新しい商談ビューにより、パイプラインの更新が迅速かつ容易になります。担当者は、スプレッドシートのような単一ビューから、あらゆる商談をすぐに確認・更新でき、変更された内容は Salesforce に自動的に同期されます。CRM データが最新の状態に保たれることで、プロセスの進捗が明確になり、予測の精度も上がります。営業リーダーは、より質の高いデータに基づいた意思決定ができるようになり、チームの収益拡大につなげられます。
もちろん、生産性向上にも役立ちます!実際、Slack の営業チームは、Slack Sales Elevate を使い始めてわずか数か月で、商談の更新にかかる時間を 76% 削減できました。
商談の状況を把握し、パフォーマンスを追跡
野心的な目標を達成するには、進捗状況をつねに把握することが大切です。営業リーダーにとって、これは必須のミッションでしょう。Slack Sales Elevate を使えば、リーダーは商談のステータス、四半期ごとに生成されるパイプライン、成約した契約額といったリアルタイムの Salesforce 指標を活用して、メンバーの達成状況を一目で把握できます。そのうえで必要に応じて、顧客別のチャンネルに加わって、チームを正しい方向に導くことも可能です。営業担当者も、ワークスペースをカスタマイズして、各自の目標に向けた進捗を把握しやすくすることができます。
営業チームの可能性をさらに引き出す
一部のトップ企業の営業チームは、すでに Slack Sales Elevate を活用して働き方を変革しています。「Slack と Salesforce の連携が織りなす未来にワクワクしています」と語るのは、Roku で Director of Business Operations を務める Lauren Farber 氏です。「Slack Sales Elevate を使えば、営業チームがすでに使い慣れている Slack 内で、CRM のデータを利用できます。あらゆる作業をユーザーフレンドリーなプラットフォームで簡単に行えるため、商談の管理や実用的なビジネスインサイトの活用が、はるかに効率的になりました。今後が楽しみでなりません」
Slack Sales Elevate について、詳しくは Slack のウェビナー「Meet the new Slack solution for sales: Your sales productivity game changer(営業部門向けの新しい Slack ソリューションのご紹介 : 営業部門の生産性を画期的に向上)」をご覧ください。今すぐ参加登録して、営業チームのさらなる成長に役立てましょう。