コラボレーション

あらゆるチームの信頼構築に役立つチームビルディングアクティビティ

チームの関係性とコラボレーションを強化するクリエイティブな方法

Slack チーム一同作成2019年5月17日

編集者注 : 
すでにお伝えしているとおり、Slack は Salesforce の一員になりました。そのため、以下の情報の一部は古くなっていますが、過去の背景などを考慮して残しておきたいと思います。Salesforce による Slack の買収の詳細については、公式発表を参照してください。

 

チームビルディングは一筋縄ではいきません。信頼関係を築くのはさらに大変です。日常業務を離れることで集中力や創造性の向上は期待できますが、誰もが借り物競走や二人三脚に意義を感じるわけではありません。

一例として、Carlos Valdes-Dapena 氏を取り上げましょう。組織開発企業の Corporate Collaboration Resources の CEO であり『Lessons from Mars : How One Global Company Cracked the Code on High Performance Collaboration and Teamwork』の著者でもある同氏は、企業が従来実施してきたチームビルディング方法について「お金と時間の無駄」だと指摘しています。

「そのようなイベントでは、束の間お互いに親しくなれた気がするでしょう。「しかし、成果を重視した組織において、そうした絆は日々のプレッシャーに耐えられるものではありません」。

Valdes-Dapena 氏が警鐘を鳴らすのは、一時的に距離を縮めるものの、アクティビティが終われば絆が消えてしまうようなチームビルディングアクティビティです。

しかし、信頼構築を目的としたチームビルディングアクティビティは成長する機会にもなります。そうした機会は日常業務でいつも得られるとは限りません。そしてリーダーに必要なのは、特に効果的なイベントを計画する方法を知っておくことです。

信頼構築のためのチームビルディングアクティビティ

以前 The Go Game(Google、Facebook、Microsoft、Netflix などの企業でチームビルディングアクティビティの企画をサポートする企業)の Director of Games を務めていた Jenny Gottstein 氏によると、重点を置くべきは競争ではなく信頼とコラボレーションです。

「リスクを負ったり自分の意見を言ったりするのを恐れる気持ちほど、人を孤立させ、傷つけることはありません」と、同氏は 2016 年の『Forbesのインタビューで語っています。「効果的なチームビルディングは、お互いを信頼する文化を生み出します。そのためには、メンバー同士の関係を深め、リスクの低い環境で弱さをさらけ出し、ユーモアをセーフティネットにしながら新たなアイデアを試せる機会を用意することです」。

では、実際に効果があるチームビルディングアクティビティとは、どんなものでしょうか?Gottstein 氏のアドバイスに従えば、意味のある経験を共有するなどシンプルなことから始めるのがよいようです。それならチームメンバーが 10 人でも 100 人でも実践することができます。

どんな規模のチームでも使える、信頼構築のためのアクティビティ

社会貢献やボランティア活動

チームビルディングアクティビティのほとんどが不自然で無意味なものに感じるのなら、ボランティア活動を検討してみましょう。ボランティアは、チームが意味のある目的に向かってまとまるのに優れた方法です。5 人だけのボランティア活動でも、全社的な取り組みとして企画したものでも効果は期待できます。

「外出を楽しみながら、社会にお返しできるというのが気に入っています」と話すのは、Zappos で Culture Advisor and Director of Insights を務める Christa Foley 氏です。「一石二鳥なうえ、チームにポジティブな雰囲気が加わり、家族のような結束が生まれるんです」。

チームが連携して大きな目標の達成に向かって取り組めば、メンバーの間に親密感が生まれ、お互いの価値観をさらに理解できるようになります。さらに、お互いに共感を示すことで、チーム内の対立が減り、信頼関係の構築につながるでしょう

即興劇クラスに出席する

即興劇クラスは、同僚たちとちょっと変わった楽しい方法で交流し、そのプロセスを通してお互いの理解を深める機会になります。The Second City コメディーシアターの The Business Solutions Divisionである Second City Works の CEO を務める Tom Yorton 氏によれば、即興劇クラスは全員が連携して共通のリスクを取ることを奨励するものでもあります。

「即興劇の劇場には、失敗がつきものです」と、Yorton 氏は述べています。「しかし役者たちには十分な資質があり、大きな成功のために小さな失敗を受け入れることを学んできました。ビジネスのリーダーも、同じようにリスクを受け入れることが必要です」。

即興劇は万人にとって魅力的な選択肢ではないものの(リスクを取ることを推奨するアクティビティはほかにもありますのでご安心を!)、リラックスした楽しい状況で心を開けるようにはなるでしょう。それが結果的に、メンバー間での心理的安全性につながっていくのです。

タレントショーを企画する

即興劇のクラスは従業員数が 10~20 人の場合に効果的ですが、もっと大きな規模のチームや部門ではタレントショーがよいでしょう。Slack 社内でも、かつて業務関連のタレントショーを開催したことがあります。その時は、よくあるパフォーマンスの代わりに、お気に入りのユーザー事例を中心にしたものをお願いしました。

「タレントショーは、チームがプレゼン技術や話術を磨くのに役立ちました。それらは私たちの仕事のコアとなるものです」と、セールス&カスタマーサクセス担当のシニア VP である Robert Frati は振り返ります。「また、世界中に分散した大規模なチームとベストプラクティスを共有できる魅力的な方法でもありました」。

レースに参加する

テック業界の大企業である Salesforce では、チームに 10 キロ走や障害物競走に参加するよう奨励しています。これにより、イベント当日にメンバー同士が助け合うだけでなく、一緒にトレーニングすることで長期的に支え合う機会も生まれています。

ただし、目標はあくまでも全員が 1 つのチームとして団結することであり、個人の自慢の種を作ることではありません。マネージャーも従業員もこの点を忘れないようにしましょう。特に効果的なのは、チームでの障害物競走やリレーです。レースの参加者が何かの理由で募金活動を行うこともよくあり、メンバーが団結する新たな理由になっています。

Salesforce では、ロッククライミングなどの冒険的なアクティビティの企画も提案しています。同僚と一緒に少し恐い(とはいえ安全な)体験をすると絆が深まります。ロッククライミングの間はお互いにスポット(着地誘導)やビレイ(安全確保)を行う必要があるため、信頼関係とチームワークがきっと向上するでしょう。

ランチタイムセミナーを実施する

ランチタイムセミナーを実施する企業は多くありますが、チームビルディングアクティビティとしての効果もあります。特に、テーマが仕事のスキルやインサイト以外のものである場合はなおさらです。マーケティングソフトウェア企業である HubSpot の記事では、寄稿者の Swetha Amaresan 氏は、ランチタイムセミナーで話し合うテーマとして多様性や健康を取り上げることを勧めています。

「これは集中的なトレーニングでも、相手を言い負かす時間でもありません」と、Amaresan 氏は述べています。「忙しい毎日のなかではなかなか触れられない、ちょっとしたトピックについて話すのです。(中略)ランチミーティングが終わったあとに気分がリフレッシュされ、午後の仕事に取り掛かる意欲が高まっていれば大成功です」。

このようなイベントは、従業員が普段なかなか交流できない上級役員と話をする貴重な機会にもなります。社内での立場にかかわらず、同じ部屋で同じ時間を過ごすことで、チームワークの妨げとなりやすい階層間の壁を取り除くことができるでしょう。

信頼構築のためアクティビティを見つけましょう

これまで行われてきた借り物競走やペイントボールのようなアクティビティが無意味になったわけではありませんが、そうしたイベントやわずかな外出では、チーム内の関係性に有意義な影響はなかなか及ぼせません。

笑い、心を開き、お互いに助け合える環境をメンバーに提供すれば、職場に本物の友情関係が芽生え、結果として日々の仕事のパフォーマンスも向上していくはずです。

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うーん、システムがなにか不具合を起こしてるみたいです。後でもう一度お試しください。

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