この 1 年間、世界がコロナ禍にあるなかでも、場所を問わず仕事を効果的に、クリエイティブに、そして生産的に進められることが証明されました。
私たちは従来とは異なる勤務時間を採用し、職場を移し、それまで縁のなかった Zoom を使い始めたほか、より人間的なレベルで同僚を理解するようになりました。新しいこの働き方が効果的だということは明らかであり、従業員は今後もこうした柔軟性を期待するでしょう。Future Forum の調査 によると、ナレッジワーカーの 93% は時間の柔軟性を、76% は場所の柔軟性を求めています。
こうした背景のなか、あらゆる業界のあらゆる規模の企業が働き方を見直しています。完全リモート体制を続ける企業もあれば、オフィスに戻る企業もあります。しかし多くはハイブリッドモデルを採用するでしょう。いずれにせよ、そうした変化にいち早く取り組む企業に共通するのは、「デジタルファースト」なアプローチです。
「デジタルファースト」とは、「対面のつながりを完全になくす」という意味ではありません。 従業員にとって都合のよい時間と場所で仕事を進められるようにすることです。オフィスとは、職場の人間関係を築き、仕事に集中できるスペースを確保するツールの 1 つにすぎません。出社する日数や人数はもはや問題ではなくなりました。成果を測る指標となるべきは、「何をしたか」ではなく「何を生んだか」です。
「従業員が都合のよい時間に仕事を進められるよう、共有ドキュメントやチャットなどのデジタルコミュニケーションツールを活用しましょう。」
変化の時代を生き抜く企業の例に漏れず、Slack もデジタルファーストへの移行にあたって他企業のアドバイスを重視しました。そのなかでも最も有効なヒントをまとめたのが、この「デジタルファーストの虎の巻」です。 この中には、次のような組織のリーダーたちからのインサイトが記載されています。
- Expedia グループ
- The New York Times
- TIBCO
- The Massachusetts Bay Transportation Authority
- Free Now
- 1-800-Flowers.com
- Zillow
- Up
- クックパッド株式会社
「当社では Slack でデジタルファーストなカスタムソリューションを構築することに注力することで、退屈で手間のかかるタスクを自動化し、ディープワークや部門を越えた重要な人間関係の構築など、重要な仕事に専念できるようにしています。」
虎の巻の無料コピーを今すぐダウンロードしてください。デジタルファーストへの移行は一晩で実現できるものではありません。その進め方は地域やチームによっても変わってくるでしょう。けれど、Slack のチームは、これから切り拓く未来がとても明るく、働き方だけでなく生き方をも改善すると強く信じています。