すべてのチーム・シフト・拠点のために:Slack フロントライン登場

小売、医療、製造、フィールドサービスなど、さまざまな業種の現場チームが、シンプルかつ安全に業務を行えるモバイルファーストのソリューション。

Slack チーム一同作成2026年10月19日

顧客にとってその企業の「顔」となるのが、現場で働くメンバーです。ぴったりのサイズを見つけてくれる販売員、注文品を正確に発送する倉庫のリーダー、患者さんの状態を確認する訪問看護師――。現場で働く従業員は、世界の労働力のじつに約 80 % を占めながら、この 10 年にわたる職場変革の恩恵を十分に受けられないままでいます。本社のチームが AI エージェントやリアルタイムの顧客データ、システム連携を活用している一方で、現場のメンバーは紙のチェックリストやグループメッセージに頼り、会社のメールアドレスさえ持てていないケースもあります。結果、ひとつの組織の中に 2 つの異なる業務モデルが生まれ、その分断が離職率の上昇や、コンプライアンスのリスク、顧客体験の悪化につながっています。

その溝を埋めるために、私たちは本日、Slack フロントラインを発表します。これはデスクワーカーではない人々のために設計された Slack です。小売店の販売スタッフ、医療従事者、工場の作業員、シフトリーダーなど、あらゆる現場のメンバーを対象とした軽量のモバイルワークスペースで、コラボレーション、データ、役割に応じたツール、AI をシンプルな 1 つの場所にすっきりと集約できます。現場のチームは自分の役割に関連する最大 10 のチャンネルにアクセスして、本部とのハドルミーティングをすぐに開始したり、AI エージェントに必要な時にすぐに質問したり、ルーティン作業を自動化するワークフローを活用したりすることが可能。現場のチームは目の前の業務に集中し、本部は現場の状況や顧客からのフィードバックを把握できます。こうしてエンタープライズ全体で、インテリジェンスのループが完結します。

現場の業務全体をまとめる、モバイルファーストの「ホーム」

これまでの現場向けツールは、どれもトレードオフを強いるものでした。個別のソリューションはシンプルな反面、ほかとは分断されていて、コンシューマー向けのメッセージアプリは使いやすい一方で管理が行き届かない。エンタープライズ向けのツールはナレッジワーカー向けに特化されている……。このような制約を軽やかに飛び越えるのが、Slack フロントラインです。テキストメッセージツールのように簡単に使え、会社のほかの部門と同様に Salesforce のデータや AI エージェントを活用でき、IT 部門によるガバナンスもしっかりと確保。現場が死角ではなく、ビジネスの一部になります。具体的にどのような姿になるのかを以下にご紹介します。

  • シフトに先立って、現場メンバーの準備を整える:現場のチームは、前のシフトからの引き継ぎ、その日の優先作業、ポリシーや安全に関する最新情報、検索可能なトレーニング資料や手順書、全社向けのアナウンスなどを、すべて手元のスマートフォンで確認できます。これによりメンバーはスムーズに業務を開始でき、不明な点があるときも、マネージャーやテキストメッセージを探し回ったりすることなく、必要な情報を数秒で見つけられます。共有の端末やバックオフィスのパソコンも不要。その日に最も重要なことに、集中して取り組めます。
  • 会社のシステムを現場へと拡張:ビジネスを支えるワークフローや AI エージェントをオフィス内にとどめておくのはもったいない。信頼できる Salesforce のデータや AI エージェントと現場のチームが連携することで、メンバーは自身のアクセス権に応じた情報を得て、その場ですぐに行動できます。
  • 1 つのセキュリティ層で、従業員全体を管理:メンバーは社員 ID や二次元コード、会社のメールアドレスでサインインできます。多要素認証、すべてのアプリとエージェントに対する管理者コントロール、HIPAA・FINRA・データレジデンシーなど Enterprise+ 向けのコンプライアンス設定により、IT 部門は一元的な管理環境を確保。会社のデータをリスクにさらすテキストメッセージやシャドーアプリを排除できます。

企業が AI エージェントによる変革を推進するなか、これまで以上に重要になっているのが現場の仕事です。実際に顧客と接し、オペレーションを支える現場のメンバーは、AI には代替できない仕事を担っています。Slack フロントラインにより、本社から現場まで、組織全体が 1つの場所でつながり、それぞれが最高のパフォーマンスを発揮できるようになります。

SlackCPOJaime DeLanghe

Slack フロントラインの詳細はこちら

あらゆる現場・フィールド・カウンターのための設計

現場の形はそれぞれですが、ひとつの共通する真実があります。それは、顧客を勝ち取るか失うかの重要な局面が、本社から遠く離れた場所で起こっているということです。現場が会社全体と同じ「仕事の基本システム(Work OS)」で動くようになれば、いったい何が変わるのでしょうか。

小売店:店舗チームが緊密につながり、プロモーションが売上に直結

店舗スタッフは、ブランドの顔です。しかし、デスクをもたず、会社のメールアドレスもないことが多い店舗メンバーは、エリアマネージャーから口頭で、または印刷された掲示物や休憩室のホワイトボードを通じて、プロモーションやポリシーの情報を得ています。こうした方法では伝達に遅れが生じることもあるでしょう。顧客から質問を受けた際に、現場からは在庫状況や購買履歴を確認できない場合もあります。

Slack フロントラインを使えば、たとえば、午前 9 時にエリアプロモーションが開始される場合、8 時 45 分に全店舗のチャンネルに、オファー内容・棚割り・トークポイントをピン留めできます。また、欠品アラートがチャンネルに投稿されると、すぐに動けるスタッフが、顧客が空の棚に気づく前に商品を補充できます。サイズの在庫を確認したい場合は、Slack の在庫エージェントに質問するだけ。なじみの顧客が来店した際には、スタッフが Salesforce で好みや購買履歴を確認することで、パーソナルな対応が可能になります。

こうして、すべての店舗で一貫した顧客体験を提供でき、プロモーションが確実に成果につながります。スタッフが顧客から得たフィードバックは、数か月後ではなく、数日以内に本社に届きます。

在宅医療 : どの訪問でも切れ目なく、コンプライアンスに沿ったケアを提供

ある介護士は、毎日ひとりで外回りをし、電話や紙のメモ、メッセージアプリを使いながら患者さんのケアを行っています。そのアプリは、保護されるべき個人の健康情報の取り扱いを想定していないものです。情報源が分散し、すぐにサポートが得られる手段もないため、ケアは断片化し、介護士は孤立感を覚え、コンプライアンス上のリスクも高まっています。

Slack フロントラインがあれば、介護スタッフはケアチームのチャンネルにアクセスすることから 1 日をスタート。Agentforce の AI エージェントに、患者さんごとの最近の経過をまとめてもらえます。表示される情報は、スタッフ本人に閲覧権限があるものに限られます。訪問中に症状について疑問が生じた場合は、すぐに専門医とハドルミーティングを開始。折り返し連絡を待つ必要はありません。訪問後に患者用の安全なチャンネルに訪問記録を残すことで、次の担当者がスムーズに引き継ぐことができます。

こうして担当者が交代しても、患者さんは継続的なケアを受けられ、医療従事者間の連携も保たれます。HIPAA などのコンプライアンス要件を満たす明確な監査証跡も残ります。

製造・倉庫:現場の安全性を高め、生産ラインをスピードアップ

工場の現場では、わずか 1 分のダウンタイムがコストに直結します。オペレーターやシフトリーダーがパソコンの前に座っていることはほぼなく、手袋を着用したまま作業したり、デバイスを共有したりしているケースもよくあります。機械が故障した際には、監督者を無線で呼ぶか、現場を歩き回って探す必要があり、引き継ぎはおもにクリップボードで行われます。

Slack フロントラインを活用すれば、機械がエラーを起こした際、シフト中のメンバーがラインのチャンネルにアラートを投稿して、オペレーターやメンテナンス担当者、工場長が一度にそれを確認できます。オペレーターはチャンネルにピン留めされた安全プロトコルを開いて、ラインが停止する前に「メンテナンス依頼を記録して、当番の技術者に連絡する」ワークフローを開始。修理が完了すれば、スレッドに連絡が届きます。シフトの交代時には、次のリーダーが、手書きのメモではなく、完全な引き継ぎ情報をチャンネルで確認できます。

こうしてインシデントの発生とダウンタイムが減り、引き継ぎにかかる時間も数分で済むようになります。すべてのエスカレーションが記録として残るため、パターンを分析して根本原因を解消できます。

旅行・ホスピタリティ:チェックインからチェックアウトまで円滑なサービスを提供

チェックイン、客室の清潔さ、トラブル発生時の対応など、宿泊施設はあらゆる場面でゲストに評価されます。その一つひとつを支えているのが、フロントスタッフ、客室清掃員、設備担当者、交代制勤務のメンバーです。多くはデスクを持たず、無線や電話、手書きのメモで情報をやり取りしています。そのため、部門間でリクエストが行き違って、ゲストの希望が担当者に届かなかったり、本社が問題を把握するのに時間がかかったり、といったことが起こり得ます。

Slack フロントラインを使えば、ゲストの客室希望や到着遅れのメモが、午後 3 時にフロントのチャンネルに届きます。これを見て、ゲストが到着する前に、客室清掃員は部屋の準備を整え、コンシェルジュは夕食のオプションを用意できます。ゲストからエアコンの不具合が報告されたら、フロントスタッフがワークフローを使って要望を設備チームに転送し、当日シフトの技術者が作業を完了させてチャンネル上で報告。それを受けてフロントスタッフがゲストにフォローアップを行います。無線連絡も、手書き伝票も不要。シフト交代時には、次のチームが会話のスレッドを確認することで、伝達もれの心配もありません。

こうして到着からチェックアウトまで継ぎ目のないサービスがゲストに提供され、苦情を投稿される前に問題を解決できます。あらゆるリクエストが記録として残るため、どこでサービスが滞っているかを把握して、すべての施設にわたって改善を図れます。

チームメンバーの 90% が現場で働いているため、わずかな遅れでもゲストの体験に直結します。130 ページものスライドの解読や電話やチャットのやり取りで、時間をとらせるわけにはいきません。Slack フロントラインなら、リアルタイムの最新情報が現場に直接届きます。Slack の導入により、お客さまの問題解決にかかる時間が 48 時間から 20 分以内に短縮され、当社のビジネスを支えるゲストとの関係を良好に保てています。

Village HotelsCTOJon Davis 氏

フィールドサービス:現場の全員をリアルタイムで本部とつなぐ

オフィスから離れた場所で働く技術者や作業員が、外部の協力会社と連携するケースもよくあるでしょう。その際、連絡が個人あてのメッセージや紙のフォームに分散していると、問題が見落とされ、無駄足を踏んでしまったり、現場の状況をリアルタイムで把握できなくなったりする可能性があります。

Slack フロントラインを使えば、たとえば、技術者が 3 名の協力会社スタッフとともに現場に到着し、点検作業の予定をカレンダーで確認。全員が 1 つの共有チャンネルでスムーズに連携できます。計画と異なる事態が発生した場合は、技術者がその場で写真を撮影してチャンネルにレポートを送信。現場を離れることなく、本部の専門スタッフとハドルミーティングを開始して、すぐに回答を得ることができます。

こうして作業員が一度の訪問で問題を解決できるようになり、再訪問の件数が減少。レポートもすべて集約され、本社で全拠点の状況をリアルタイムで把握できるようになります。

全員が一丸となって動く

戦略の成否が決まる場所、それが現場です。現場のチームが社内の他のメンバーと同じシステムを使うようになれば、本部と現場の 2 つを別々に動かす必要がなくなります。

重要な情報がすべての店舗・拠点・シフトに迅速かつ確実に届くことで、製品のリリースやプロモーションがすばやく成果につながります。現場で起こった問題がリアルタイムで本部に共有されることで、売上や顧客を失う前に手を打てます。そして、顧客に最も近い現場で働くスタッフも、他のメンバーと同じデータや AI エージェント、サポートを利用できるようになります。

その結果、より広い視野で、よりすばやく対応し、より高い顧客満足を実現するビジネスが生まれます。IT 部門が管理するのも、寄せ集めのツール群ではなく、たった 1 つのプラットフォームだけです。

価格と提供状況

Slack フロントラインは、Slack Enterprise+ プランをご利用の企業向けのアドオンとして提供されています。詳細については、営業チームにお問い合わせください。

価格およびパッケージ内容は変更される場合があります。提供内容は地域やお客さまとの契約によって異なる場合があります。

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ご意見ありがとうございました!

うーん、システムがなにか不具合を起こしてるみたいです。後でもう一度お試しください。