最初は少人数のグループで使い始めた Slack の活用が部門や組織全体に拡大し、業務を行うスペースとして定着した例を耳にする機会が増えています。IBM や Oracle といった Slack の最大手ユーザー企業の場合には、最大で 90,000 人ものメンバーが常に Slack チャンネルで共同作業を行っているということになります。
Slack を経由する会話、情報やアプリの数が増加するのに合わせて、それを支えるテクノロジーも拡張していかねばなりません。このため Slack では、増え続けるワークスペースやチャンネルを通じて高速かつ効率的に動作するよう、デスクトップアプリの更新を行いました。今回リリースの最新版デスクトップアプリを活用することで、メンバー数が 10 人でも 10,000 人でも、組織の規模を問わず、チーム間でのスピーディな対応とコラボレーションが実現します。
今回の更新は、今後数週間にわたって段階的に展開の予定です。更新の完了後には以下のような効果が実感できるはず!
待ち時間が減った分、仕事の効率アップ。
Slack デスクトップアプリの起動速度が 33% 向上*し、すぐに仕事に取り掛かれるように。また、Slack コールの接続速度も改善し、チームメンバーからの着信通話に参加するまでの時間が 10 倍スピードアップ*しました。これで、ミーティングにも定時にきっちり参加できること間違いなし!こうした小さな待ち時間の短縮がすぐに積み重なって、取り組み中のタスクや実際の仕事内容に集中できる時間がさらに増えることになります。
コンピューターの負荷を大幅に軽減
今回リリースのデスクトップアプリでは、情報処理効率もアップ。メモリ使用量が以前に比べて 50% *低減しました。1 日に複数のワークスペースを確認したり、チャンネルの切り替えが頻繁に必要なユーザーにとって、分単位の操作がよりスムーズに感じられるようになります。またそれ以外のユーザーにとっても、Slack 内で作業を進める際の全体的な使用感がさらに向上しました。
不安定な接続状況でも中断なしの表示
最新版のデスクトップアプリでは、インターネット接続が不安定な場合でも、Slack を起動して以前に開いたチャンネルや会話を表示できるようになります。接続エラーメッセージが表示され、作業がストップしてしまうことがなくなり、接続に中断があっても、セッションからメッセージを表示することができます。
今回の更新は、今後数週間で段階的に提供を開始する予定です。最新版に切り替わると、アプリ内表示でその旨が確認できます(デスクトップアプリをまだダウンロードしていない場合にはこちらからダウンロードしてください)。 この他にも、大小含め、Slack の更新内容は変更履歴から確認できます。
*ネットワーク構成、ワークスペースの規模やデバイスの使用年数などの要因により、実際の結果は異なります。