Slack は、社内の人材とテクノロジーの潜在能力を最大限に引き出すコラボレーションハブです。
Slack では、社員が「ワークスペース」と呼ばれる専用スペース内で同じチームの同僚とやり取りしながら協力して作業を進めます。さらに、プロジェクトやトピックごとに作られる「チャンネル」を通して、同じ組織に属する別チームのメンバーともスムーズに連携できます。
Enterprise Grid とは?
Enterprise Grid は、大規模または複雑な組織向けの Slack ソリューションです。企業は Enterprise Grid により、自社のリソースや共有知識を有効活用しつつ、中小企業に匹敵する スピード感も実現できるようになります。
エンタープライズソリューションに求められるセキュリティとガバナンスの機能がすべて含まれているだけでなく、コンシューマーソフトウェアのような直感的な操作性も備えており、それにより同様のツールの中で前例のない高い定着率を見せています。Enterprise Grid は、最大 50 万人のユーザーに対応できる唯一のコラボレーションツールであり、IBM、Condé Nast、Oracle、E-Trade といった世界屈指の大企業に導入されています。
Enterprise Grid は、大企業の複雑な構造に対応できるよう設計されており、オーガナイゼーションという大枠内に相互に連携できるワークスペースが存在するという構成になっています。さらに、ワークスペースは無制限に作成することが可能です。ワークスペースはたいていの場合、事業体、部門、子会社別にプロビジョニングされますが、オーガナイゼーションのユニークなニーズにも柔軟に対応可能です。
Grid を利用することで、チームの作業スピードが大幅に向上します。また、IT 管理者がセキュリティを管理し、オーガナイゼーション全体のコンプライアンスを維持するための、一元化されたツールも用意されています。
Slack は、21st Century Fox に張り巡らされていた縦割り構造の壁を打ち砕くハンマーのような役割を果たしてきました。Slack を 194 か国、171 オフィスにわたるコラボレーションのための OS 的な存在とすることで、これまでになく社内のつながりが深まりました。
組み込みのセキュリティとコンプライアンス機能で安心をプラス
Slack では、IT 管理者が、さまざまな規制要件を確実に遵守しながらデータを効率よく管理できるツールの開発・提供に取り組んでいます。Grid には、セキュリティとコンプライアンスを維持できるよう Slack の強力なツールが組み込まれています。
ビルトインセキュリティ機能
- 転送中と保存中のデータ暗号化
- SAML ベースのシングルサインオン(SSO)
- SCIM provisioning とリアルタイムのアクティブディレクトリの同期
- 細分化されたアプリケーション管理
- カスタムサービス利用規約*
- メッセージのカスタム保存ポリシー*
- ドメインの申請*
- Enterprise Key Management*
Enterprise Grid は、以下のためのメジャーな専用ツールとの連携が可能です。
- データ損失防止(DLP)*
- e-Discovery とアーカイブ*
- エンタープライズモビリティ管理(EMM)*
- セキュリティ情報とイベント管理(SIEM)*
*Grid でのみ使用できます
コンプライアンス、認定、規制
Slack は業界スタンダード規格に準拠しており、お客様がそれぞれのコンプライアンス要件を満たすために利用できるツールを備えています。
Slack のセキュリティについてもっと詳しく。
既存のソフトウェアをさらに活用
Slack では、すべての情報を 1 か所で一括管理できるので、技術スタック(サードパーティ製でも自社製でも)を最大限に活用できます。
ベンダーを問わずにトップレベルの製品と連携する
平均的な企業で使用するクラウドサービスの数は 1,100 件以上。Slack はコラボレーションハブとして、企業のそれぞれのシステムにある情報を、開発会社やブランドに関わりなく連携させることが可能です。Slack には、以下を始めとする数多くのサードパーティ製サービスが、すでに統合されています。
社内ツールとつながる強力な API
Slack には、オーガナイゼーション内のみで公開する内部インテグレーションを通じて、自社システムを最大限に活用するのに役立つ、強力な API が装備されています。内部インテグレーションにより、データベースや Wiki のようなシステムからデータが抽出され、Slack の使いやすいインターフェイスに取り込まれます。
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