2 人がそれぞれのスクリーンやデバイスから手を差し伸べ、つながっているイラスト。
コラボレーション

Slack でパートナー営業を伸ばす 3 つの戦略

自動化と迅速なコミュニケーションによって技術チャネル営業の関係を強化する方法

Slack チーム一同作成2024年2月2日

例えば、流行りの新しい飲料を販売しているとしましょう。この商品は、すでにあなたの地域のターゲット市場でヒットしているので、さらに販路を広げたいと思います。次に期待するのは、国の反対側やほかの国のレストランにもその飲料が普及することです。

市場を拡大する時には、チャネル営業モデルが効率的です。このモデルを採用する企業は、独立小売業者、販売員、サービスプロバイダーといったサードパーティの再販業者と提携することで、顧客へのリーチを広げ、成約を増やすことができます。サードパーティであるチャネル営業のパートナーは各購入からコミッションを獲得でき、企業としては、このような協力関係によって自社の人手を増やすことなく規模を拡大することができます。

営業パートナーとの関係によって、リードを増やし、ブランドの影響力を拡大し、より多くの顧客をひきつけ、収益を増大させることができます。しかし、このようなメリットを感じられていない企業も多いかもしれません。チャネル営業のパートナーが時代遅れのツールやプラットフォームでタスクをこなしているのであれば、本来あなたの顧客のために使える時間が無駄になっています。

ここでは、Slack をインテリジェント プロダクティビティプラットフォームとして使用することで、パートナーとの関わりを最適化し、パートナーへのオンボーディングや販売支援を自動化し、今後の拡大にも対応できる関係を構築することで、パートナー営業を簡単に伸ばす方法を学ぶことができます。

Slack Sales Elevate で営業サイクルを加速して収益を拡大

Slack Sales Elevate は、営業部門の担当者、マネージャー、リーダーが顧客のために使う時間を増やし、営業活動の生産性を飛躍的に向上させるために不可欠なツールです。Slack Sales Elevate は、Sales Cloud と Salesforce Customer 360 の豊富な顧客データとビジネスインサイトを Slack から直接活用できるようにすることで、営業チームがシームレスに連携しながら営業に取り組み、商談のスピードを高めることを可能にします。ビジネスのコンテキストを共有することでチームでの話し合いが充実し、協力しながら案件に対応できます。

Salesforce の取引先および商談レコードのデータに、Slack という 1 つの場所からアクセスでき、Slack 内で更新されたデータは Sales Cloud にリアルタイムで自動的に反映されます。リアルタイムの自動アラートやパーソナライズしたリマインダーを使えば、営業担当者、マネージャー、リーダーそれぞれが、案件の進捗や、契約の成立、パイプラインの動向といった情報をいつでも簡単に把握できます。可視性が高まることで、営業リーダーがチームのパフォーマンスをしっかり把握し、コーチングや施策の機会を見つけて、プロジェクトを円滑に進められるようになります。

仕事中のほとんどの時間で利用している場所に必要なデータを取り込むことで、ツールを切り替える手間が減ります。リアルタイムの案件情報を仕事の流れの中で直接利用できるようになり、チームの営業サイクルのあらゆる段階で可視性が向上します。ほかにもアラートの自動送信や CRM 情報の更新など、さまざまなメリットをもつ Sales Elevate は、あらゆる場所、あらゆるデバイスから利用できます。

Slack と Salesforce の営業チームを対象とした社内調査によれば、Slack Sales Elevate の利用により、営業担当者による案件情報の更新スピードが 2 倍 になっています。データの更新を促すメッセージが自動送信され、手間も時間もかからないため、担当者が案件情報を更新する頻度もアップします。実際、同じ社内調査によれば、商談情報を毎日更新する人が 29% 増えています。その結果、データ品質が向上し、売上予測の精度が高まり、ビジネスの現況をより正確に捉えられるようになっています。

Slack コネクトでパートナーとベンダー間の可視性を高める

Slack では、仕事がチャンネルの中で進みます。チャンネルによって、チームはメッセージ、ツール、ファイルを 1 つの場所で共有できます。チャンネルはパブリック(組織内の全員に公開)にもプライベート(招待制)にも設定できます。また、Slack の有料プランを利用している組織では、Slack コネクトを使って社外のパートナーやベンダーとチャンネルを共有することもできます。

ある組織が自分の Slack ワークスペースから Slack コネクトに参加すれば、社内チームと同じように、参加者全員でファイルを共有し、一緒に仕事をする人たちに最新情報を伝え、迅速に意思決定を行うことができます。会話は専用の安全な Slack チャンネルでスムーズに進み、異なる組織のメンバーが同じ組織に所属しているかのように、一緒に解決策を生み出せます。

Slack コネクトは、ベンダーとパートナーネットワーク間の可視性を高めます。進めている案件を支援するためにパートナーがベンダーのデモを必要としているなら、チャンネルから連絡して必要な情報をすばやく入手できます。チャンネルには過去のすべての会話と共有ファイルの記録が作成されるため、混雑した受信トレイでのメール探しで時間を無駄にする必要はありません。

Slack コネクトで外部パートナーとチャンネルを共有している Slack 有料プラン加入組織を表すユーザーインターフェイスの画像。

Slack のハドルミーティングとクリップのおかげで、パートナーとの顧客フィードバックの共有や新製品の開発と販売がかつてないほど簡単になりました。これらの気軽に使える音声やビデオでのコラボレーション機能は、スピーディかつ自然に相手とのつながりを築く手段となり、リアルタイムに関係を育て、案件の障害となる要素に先手を打って対応できます。バラバラに分散した会話から脱却して、流れるようにスムーズなやり取りを楽しみましょう。

  • 4 倍

    Slack コネクトで商談サイクルをスピードアップ *

  • 60%

    Slack コネクトで顧客への応答時間を短縮 *

  • 60%

    フィードバックサイクルの時間を節約 *

オンボーディングの自動化により販売開始までの時間を短縮

チャネル営業のパートナーを長期的な成功に導く最初の一歩は、オンボーディングです。Slack は、自動化されたワークフローとアプリのインテグレーションを通じて、パートナーのオンボーディングと販売支援のプロセスを変革します。

ワークフロービルダーはコーディング不要で使用できる Slack のツールであり、業務の自動化を支援することで、パートナーが販売を開始するまでの時間を短縮するのに役立ちます。会社の最新のピッチデッキやデータシートといった重要なドキュメントを含むオンボーディングチャンネルにパートナーを誘導するワークフローを作成すれば、パートナーが重要な情報を探し回る必要はなくなります。契約書やブランディングガイドのような資料の確認、または秘密保持契約書の記入といった、特定のタスクを完了することを新しいパートナーに促すワークフローを作成することもできるでしょう。

標準化されたワークフローテンプレートを使用すれば、技術者でないユーザーでも、先進的なベンダーやチャネルパートナーの成功を支援するプロセスを迅速に実装できます。単純であっても時間のかかる業務を自動化することで、顧客と営業活動に集中する時間を増やすことができます。

Slack canvas は、最も重要なリソースや情報を常時保管しておくための場所として使用できます。パートナーは状況の把握に役立つすべてのツールと情報にそこからアクセスでき、オンボーディングチャンネルの価値がさらに高まります。canvas やチャンネルにワークフローを埋め込んでおけば、Slack を離れることなくタスクを完了できます。

Slack のユーザーインターフェイスに加わった Slack canvas を、最も重要なリソースと情報を常時保管しておくための場所とすることで、オンボーディングチャンネルの価値がさらに高まります。

Slack は、組織の拡大にも対応できるよう構築されたプロダクティビティプラットフォームです。チャンネル、自動化、そして Slack と Salesforce Sales Cloud との相乗効果により、パートナー営業の力をフル活用できるでしょう。

* 評価や数字は特定の企業で Slack コネクトを利用するチームのデータです。結果は組織によって異なることがあります。

脚注

  1. Salesforce Internal Pilot, July 2023

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うーん、システムがなにか不具合を起こしてるみたいです。後でもう一度お試しください。

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