多くの企業で従業員がオフィスに戻り始めるなか、働き方が以前のものに戻らないことは明らかです。Future Forum の調査によれば、従業員の 63% はリモートでも仕事に専念できる柔軟な働き方を求める一方で、企画やブレスト、顧客エンゲージメント、同僚との交流などには物理的なオフィスを活用したいと考えています。
働き方が自宅とオフィスとのハイブリッド型へと移行するなか、チーム間での調整や、パートナーとの安全なコラボレーション、必要な人に必要な情報を確実に届けるシステムがますます必要になっています。そこで Slack では、いつでもどこからでも働ける世界で皆さまがさらに成功できるよう、新たな機能を用意しました。
シンプルな検索機能で必要なメンバーや情報をすぐに発見
社内に蓄積されたナレッジは、誰もがいつでも利用できる状態になってこそ価値が出ます。そこで Slack ではそれらを効率よく簡単に見つけられるよう、検索機能をリニューアルしました。
シンプルになった検索結果では、必要な情報がすぐに見つかります。検索時にはメッセージ、ファイル、チャンネル、人でフィルターをかけられるだけでなく、人や時間、チャンネルや DM、ファイルの種類を指定できるオプションも加わりました。
シンプルになった検索 : すでに利用可能
チャンネルブックマークバーで重要情報へのアクセスが簡単に
検索機能の改善に加えて、チャンネル内で注目すべき情報の表示を改善しました。プロジェクトに関する重要な情報(ダッシュボードへのリンク、モックアップ、ドキュメント、ファイル、メッセージなど)をチャンネルブックマークバーの関連ページに追加すれば、メンバーがすぐにアクセスできるようになります。またピン留めされたメッセージも同じバーで表示され、重要な会話をワンクリックで見つけられるようになりました。
このチャンネルブックマークバーは、多くのメンバーが参加するチャンネルにとっては最高です。誰でもすぐに流れについていけるよう、重要なレポートやプロジェクト計画、メッセージなどをこのバーにまとめておきましょう。言わばプロジェクトの全体図をチャンネルの先頭に置いておくようなものです。
チャンネルブックマークバー : 順次展開中
新しいメンバー種別で細かな権限の割り当てと自動化を実現
新しい権限の枠組みであるメンバー種別では、Slack 管理者がメンバーに必要な権限だけを付与することができます。
メンバー種別を使えば、ケースごとに個別のユーザーに対する細かな権限管理が可能になります。また、ID プロバイダーのグループをあらかじめ決めたメンバー種別に自動でマッピングできるため、新規採用者への一括での割り当てや権限付与も簡単です。これにより、グローバルな企業が Slack でビジネスを拡大しやすくなるでしょう。
メンバー種別 : すでに利用可能(Enterprise Grid プラン)
社外パートナーとの連携を安全かつ速やかに開始
現代の仕事はコラボレーションが中心です。プロジェクトを進めるのに社外の代理店やフリーランサーの力を必要とすることも多いでしょう。Slack コネクトを使うと、チームはあらゆる情報や関係者を 1 か場所に集めて社外パートナーと安全に仕事を進めることができます。例えば営業チームが顧客との関係を築くのに、堅苦しいメールを使うのではなくチャンネルで直接つながれば、信頼関係を醸成できます。
メールのやり取りから始まることの多い仕事のスピードを上げるため、あらゆる社外パートナーを安全なダイレクトメッセージに招待できるようになりました。この機能は、有料の Slack プランを利用していない組織でも利用できます。誰でも送れるメールとは違って、Slack のメッセージはパートナーが招待を受け入れて初めて使えるようになります。
例えば、マーケティング担当者が新しいロゴをチェックするために社外のデザイナーとリアルタイムでダイレクトメッセージをやり取りすることも可能です。製品マネージャーであれば、リサーチ会議のあとに顧客をダイレクトメッセージに招待して、最新のプロトタイプに対するフィードバックをもらうこともできるでしょう。
Slack コネクト DM : すでに利用可能
新しいハブで社外パートナーと連携
社外パートナーと連携するための新たな拠点ができました。サイドバーから直接アクセスが可能です。ここでは、送信した招待の管理や受け取った招待の詳細確認のほか、接続済みワークスペースのリストを参照することもできるため、社外の人との新たなプロジェクトにすぐに取り掛かることができます。
Slack コネクト専用ハブ : すでに利用可能
新しい ServiceNow の Slack インテグレーションで問題解決スピードを向上
IT チームや各メンバーは、Slack 上で ServiceNow レコードの検索、送信、管理がすべてできるようになりました。新しくなった Slack 用 ServiceNow アプリを使えば、ウィンドウやアプリを切り替えなくてもレコードの作成や更新が可能です。担当者が Slack 上でチケットへの対応やコメント、コラボレーションを行うことで、チームは問題をすばやく解決できます。
Slack 用 ServiceNow : すでに利用可能
ウェビナーで最新機能をさらに確認
Slack ではほかにもさまざまな機能の改良や追加を行いました。実際の動作のデモを見ながら概要を把握したい管理者やユーザーの皆さまは、ご都合のよい時にオンデマンドのウェビナーで機能の概要とデモをご覧ください。