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Agentforce と Slack で「デジタル労働力」をあらゆるチームに

アクセスの拡張からメンション、ワークフローなど、Agentforce をさらに活用するための新しい機能が登場します。

Slack チーム一同作成2025年3月5日

つい数か月前、Slack は Agentforce 2.0 を発表しました。これは、Agentforce の力を Slack に取り入れ、働く人の生産性を根本から変えるものです。実際に ZoomInfo、reMarkable、MIMIT Health などの企業が、この新しい AI エージェントの潜在力をすぐに理解し、業務にいち早く導入して仕事をスピードアップさせています。ビジネスの基本システムである Slack は、このようなエージェントによる変革を円滑に進められるホームとなり、AI エージェントを仕事の流れの中で協力し合えるチームの一員に変えます。

そのビジョンを推し進める Slack は本日、さらなるイノベーションを発表します。これにより、Agentforce のエンゲージメントが強化され、あらゆるチームが「デジタル労働力」を利用できるようになり、独立系ソフトウェアベンダー(ISV)のパートナーが Slack で強力な Agentforce のソリューションを構築できるようになります。

Slack での Agentforce がさらに優れたチームメンバーに

Slack で Agentforce を利用できることにより、Agentforce が自然にチームの一員になります。人間の同僚に参加してもらうのと同じように、チームの会話に Agentforce を直接加えたり、Slack ワークフローに Agentforce を組み込んだりすることで、日々のプロセスを円滑化できます。今回リリースする最新の機能強化により、Slack における Agentforce がさらに自然かつ効率的にチームの一部になります。詳細を以下でみていきましょう。

Slack チャンネルで Agentforce をメンション

人間の同僚に対して行うのと同じように、Slack チャンネルで Agentforce をメンションすることで、連携を開始できます。質問に対して Agentforce は回答の草案をいったん非公開でユーザーに提示し、承認が得られたら、スレッドでチームメンバーに共有します。

Slack アクションと組み合わせると、Agentforce が Slack のタスクをあなたの代わりに自動的に実行してくれるようになり、いっそう頼りになる自律的なチームメンバーとして機能します。

2025 年 5 月リリース予定

Agentforce がチャンネル内でメンションされている様子を示す Slack のスクリーンショット。

Slack ワークフローに Agentforce を追加

まもなく、コードを一切書くことなく Agentforce を Slack ワークフローに追加できるようになります。Slack のイベントから Agentforce をトリガーすると、Slack での会話のコンテキストが Agentforce に渡されます。ユーザーが特別な操作をする必要はありません。例えば、エンドユーザーが特定の絵文字(リアク字)でメッセージに反応した時に、そのイベントとメッセージの内容にもとづいて Agentforce が自動的に応答するよう設定できます。

2025 年夏リリース予定

Agentforce の応答が視覚的にわかりやすく

現在、レイアウトをよりすっきりとさせ、リストなどの構造化情報の表現を改善するなど、情報をさらに読み取りやすくするために、Slack における Agentforce の応答形式の強化を進めています。これにより、Agentforce を会話やワークフローにより深く、よりシンプルに組み込めるようになります。

2025 年 4 月リリース予定

Slack における Agentforce の応答形式の改善

 

あらゆるチームが Agentforce をさらに簡単に導入できるように

働く人みんなが、Slack 上で自分だけの Agentforce チームをもてるようになることを想像してみてください。Slack は、Agentforce へのアクセスの拡張、独立系ソフトウェアベンダーパートナーによるソリューションの構築、導入・展開の効率化、管理の簡素化によって、それを実現します。以下で詳しくみてみましょう。

Slack ユーザー向けの Salesforce Identity ライセンス

Salesforce の管理者は、ユーザーに無料の Identity ライセンスを割り当てて、対応する Slack ユーザーと接続できるようになりました。これにより、Slack のユーザーは誰でも、Agentforce とやり取りして、価値ある背景情報を得たり、Data Cloud に保存されているデータにアクセスしたりできるようになります。つまり、Salesforce ライセンスのないチームも含め、社内のあらゆるチームが Slack での Agentforce からメリットを享受できるということです。人事、IT、財務などのチームに強力なエージェントがメンバーとして加わることを想像してみてください。この新しいライセンスにより、あらゆるチームが Slack でデジタル労働力を構築できます。

2025 年 4 月リリース予定

エージェントビルダーに Agentforce 従業員タイプが登場

まもなく、Slack と Salesforce での従業員のユースケースに対応した新しい Agentforce テンプレートが登場し、Agentforce の導入がさらに簡単になります。この「Agentforce 従業員テンプレート」を使えば、さまざまな業務に合わせて設定や展開が可能な、複数の従業員向けエージェントを作成できます。顧客との直近のミーティングで得られた最新情報をチームに伝えたり、新メンバー研修時の質問に答えたり、IT チームからのサポートを提供したりしたい場合に活用できるこのテンプレートは、あらゆるチームに従業員向けエージェントを導入するための柔軟な基盤となります。

2025 年 4 月リリース予定

Slack での Agentforce の展開を効率化

Slack の管理者向けに、新しいガイド付きの Agentforce 導入方法が登場します。これにより、管理者がエージェントに対する Salesforce の権限セットを確認・管理したり、既存のエージェントを特定の Slack ワークスペースに導入したりすることが容易になります。この強化で、管理者はより優れた監視や制御が可能になり、シームレスな導入・展開を実現できます。

2025 年 4 月リリース予定

ISV パートナーが Slack での Agentforce に対応したソリューションを構築可能に

Slack は今年 2 月に、Slack でタスクをユーザーの代わりに自動で実行するための Slack アクション をリリースしました。そして今回、Slack の独立系ソフトウェアベンダー(ISV)パートナーが、この Slack アクションを使って、さまざまなユースケースに対応したエージェントを構築し、それを AgentExchange に掲載して、あらゆるユーザー企業に利用してもらうことが可能になりました。開発者は誰でも、Slack での検索、canvas の作成・更新、ユーザーへのダイレクトメッセージ、ユーザーの検索などの Slack アクションを使って、ソリューションを構築できます。今後さらに多くのアクションに対応する予定です。

リリース済み

エージェントがもたらす生産性を、Slack で働くすべての人に

AI エージェントが変革する、未来の働き方がここにあります。皆さまのダイナミックなデジタル労働力の構築をサポートするために、Slack は今後数か月にわたって、Slack にシームレスに組み込まれる一連のイノベーションをリリースしていきます。ぜひ、私たちとともに歩んでいきましょう!その方法について、Slack の専門家チームにお問い合わせください

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    うーん、システムがなにか不具合を起こしてるみたいです。後でもう一度お試しください。