2020 年は世界中で多くの企業が新たな働き方を素早く導入することを迫られました。こうした急速な変化を背景に存在感を増しつつあるのが、Digital HQ(会社を動かすデジタル中枢)です。このパラダイムシフトが起こる前から、コラボレーションアプリケーションは職場のコミュニケーションを加速する役割を担ってきました。そして今やそれは、職場そのものとなっています。とはいえ、すべてのコラボレーションアプリケーションが同じように作られているわけではありません。
コロナ禍が始まった頃、Slack は急増する需要に対応できる数少ないソリューションの 1 つでした。このことは、IDC MarketScape による最新のベンダー評価でも注目されています。同レポートでは、現在利用できるソリューションを総合的に評価した結果、Slack を主なコラボレーション / コミュニティプラットフォームベンダーのリーダーに選出しました。
IDC MarketScape による世界のコラボレーション/コミュニティアプリケーションベンダー評価(2021年)では、定量的および定性的な基準に基づく厳格な採点手法を用いて 12 社の製品を評価しています。上の図の縦軸であるケイパビリティスコアとは、ベンダーの製品、市場参入戦略、短期的なビジネス遂行力を評価する軸です。横軸の戦略スコアでは、3~5 年スパンで見た時にベンダーの戦略が顧客の要望に沿うかどうかが評価されます。
今回のレポートでは分析の結果、Slack が戦略とケイパビリティの両面においてリーダーとして位置づけられました。特に評価されたのは次の強みです。
- 開発者コミュニティで幅広く導入されている実績
- 多数のビジネスソフトウェアアプリケーションとのインテグレーション
- ハドルミーティングやクリップといった新たな音声・動画機能
- 自社でのカスタマーサポートと顧客関係管理
- セキュリティ、コンプライアンス、ガバナンス要件を満たすエンタープライズ向けプラン
IDC MarketScape では、テクノロジー製品の購買担当者がコラボレーションプラットフォームを選ぶ際、その機能のスピード、顧客コミュニティの活気、ユーザー体験のわかりやすさなど、さまざまな要素を考慮すべきだと提言しています。Slack は、そうしたあらゆる要素において現在利用できるソリューションのなかで最も優れた選択肢の 1 つだと言えるでしょう。
詳しい内容は、IDC MarketScape の抜粋を参照してください。