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目標と主な成果(OKR)テンプレート

目標と主な成果(OKR)テンプレート

OKR テンプレートでチームのパフォーマンスを最適化しましょう。明確な目標を設定し、主な成果を追跡することで、オーガナイゼーションの成長と成功を促進できます。

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このテンプレートについて

プロジェクトの司令塔の役割は、プロジェクト全体の統括と、それが会社の全体的な目的にどのように貢献するかを把握することです。チームの進捗をマネージャーに報告し、リソースを配分および管理し、締め切りを確実に守る必要があります。しかし、こうした業務に関わる情報すべてが、複数のコミュニケーションツールに分散したやり取りに埋もれてしまっていたらどうでしょうか。情報が複雑に絡み合っているためにプロジェクト全体が滞り、チームの士気も下がってしまうでしょう。

プロジェクトの混乱や停滞を防ぐ最良の方法は、目標と主な成果(OKR)テンプレートを使って目標と主な成果を追跡することです。

OKR テンプレートとは

Slack の OKR テンプレートは、チームとオーガナイゼーションが直感的で標準化された単一のドキュメントによって目標を設定し、主な成果を追跡できる強力な出発点です。このツールにより、チームは信頼できる唯一の情報源へのアクセス、プロジェクトにおける役割の定義、進捗の追跡を瞬時に行い、OKR フォーマットを使用して目的を設定し確認することができます。チームは、カスタマイズ可能なこのフォーマットを活用してテンプレートを作成し、以下のことを実現できます。

  • 各目標とそれに対応する主な成果のリストアップ
  • ファイルとその他の関連データの整理
  • チームメンバーが質問とコミュニケーションに使用するスペースの組み込み

OKR テンプレートの強みは、コラボレーションに特化していながら、まとまりのある整然とした構造を保っていることです。しかも、このテンプレートを簡単に活用して、さらなるメリットを生み出せます。

OKR プランニングテンプレートのメリット

目標達成を合理化する

Slack のチーム OKR テンプレートによって、チームが成果を測定し達成する方法を一新しましょう。このテンプレートを使用すれば、生産性の向上、計画プロセスの改善、プロダクト管理手法のレベルアップが可能になります。結果として、すべてのチームが明確な目標を設定し、進捗を効果的に追跡できるようになるため、従業員全員が会社のビジョンの実現に向けて取り組み、最も重要な成果に焦点を当てるようになるのです。

ドキュメントを一元化する

Slack の OKR テンプレートの真価は、すべての情報を 1 か所にまとめられることです。重要な情報すべてを、アクセスしやすい canvas に集約できます。関係者は、複数のドキュメントやシステムの切り替えに労力をかけることなくチームの目標、主な成果、関連データを確認および管理できるのです。信頼できる単一の情報源を設けることで、チームは貴重な時間を節約し、進捗の追跡に伴いがちな手間を軽減できるため、OKR 計画プロセスはより効率的になり、エラーが起こりにくくなります。

四半期の進捗を追跡する

Slack の OKR テンプレート独自の特長は、進捗と主な成果を四半期ベースで追跡する機能です。こうした構造的なタイムラインによって定期的な振り返りと調整のプロセスが促進され、チーム内で継続的改善とアジリティの文化が育まれます。進捗を体系的に評価することで、チームの得意分野や努力が必要な点を迅速に特定できます。タイムリーなアクションが可能になるため、プロジェクトを計画通りに進行し、チームの OKR の達成可能性を高く保てるのです。

明確性と説明責任

このテンプレートによって、明確な目標設定が促進されるだけでなく、期待される成果の正確な定義と直接責任者(DRI)を確実に設定できます。役割と期待される成果の明確性により、曖昧さが解消され、チームメンバーの説明責任意識が向上します。各メンバーは、自分に期待された役割、達成するべき成果、自身の取り組みがチーム全体の成功と会社の目的達成にどのように貢献するかを正確に把握できます。期待成果を明確化することで、オーガナイゼーション全体のエンゲージメントとモチベーションが向上するのです。

チームが自分たちの目的を達成しビジネスの成功に貢献するうえでテンプレートがどのように役立つかをご説明しました。今度は、Slack の OKR 目的設定テンプレートを有効活用する方法を考えましょう。

Slack の OKR フレームワークテンプレートの使用方法

チーム、部門、オーガナイゼーションの目的すべてを、1 つの月次または四半期 OKR テンプレートにまとめましょう。カスタマイズ可能なこのドキュメントは、アクセスしやすくアレンジ自在な canvas 形式で共有し、会社の目的に対するマイルストーンを追跡および測定することを目指すあらゆるチームにぴったりのオプションです。使用を開始する方法は以下のとおりです。

まず、今後のプロジェクトについて話し合うチーム全体会議で、このテンプレートをプロジェクト情報の一元的なハブとして紹介してください。目的設定のフレームワークと、OKR スコアカードテンプレートに含まれる要素の活用方法を説明します。次に、全員の認識をすり合わせ、進捗の追跡と最優先事項に向けた結束を可能にするため、以下の詳細情報を記入しましょう。

プロジェクト終了日

テンプレートの上部にプロジェクトの終了日を入力してください。これは、プロジェクトが完了する特定の日付までに達成すべき業務を全員にはっきり再認識させる重要な詳細情報です。個人の業務を順調に進め、チーム内の認識をそろえるのに役立つだけでなく、モチベーションを高く保つ効果があります。

目標と主な成果

これはプロジェクトの内容を定義し、チームのこれからの取り組みを説明する項目です。目標と主な成果をリスト形式や体系化された OKR 一覧表で列挙して、目的と、目標の達成に向けた進捗を示す具体的で測定可能な成果を伝えられます。以下はその一例です。

  • 目標 : ブランド認知度の向上
  • 主な成果 : ほかのオンライン媒体に 3 つのコンテンツを掲載すること

チームメンバー向けの FAQ セクション

チームの業務で OKR フレームワークを使用したことがない場合、その定義と仕組みに関する質問が生じるのが一般的です。そうした質問にミーティングで回答するだけでなく、必要なときにいつでも再確認できるリソースとしてテンプレートに情報を残してください。セルフサービスハブとして、受けた質問への回答と一般的によくある質問を FAQ セクションにまとめ、時間を節約しましょう。

ファイル、アップロードコンテンツ、画像

OKR レポートテンプレートを単一の情報源として活用し、プロジェクトの詳細情報すべてをまとめましょう。これには目標と主な成果だけでなく、チームメンバーがオーガナイゼーションの包括的な目的に貢献するうえで役立つあらゆる背景情報も含まれます。「ブランド認知度の向上」という目的を引き続き例にすると、四半期の目的について扱った全社ミーティングのプレゼンテーション資料、掲載を目指す媒体へのリンク、主な成果それぞれのチェックリストなどをテンプレートに添付することができます。

チームメンバーのタグづけ

Slack のタグづけ機能でチームメンバーにタスクを割り当て、期限が近づいていることや最新の進捗情報を通知し、チーム全員に情報を共有しましょう。各チームメンバーがそれぞれの目標を担当する場合は、OKR 目的設定テンプレートでそのメンバーをタグづけして指定し、全員の責任を明確にできます。タスクと担当者を明確に示すことで、モチベーションを向上させ、説明責任意識を高め、タスクの重複を防げます。

OKR 目的設定テンプレートを補完するサードパーティインテグレーション

サードパーティインテグレーションを活用することで、オーガナイゼーションの OKR に対するチームの責任意識を高めましょう。インテグレーションにより、チームは必要なツールすべてを OKR 目的設定テンプレートから直接利用できるようになるため、最高のパフォーマンスを発揮できるようになります。使用頻度の高いアプリに 1 か所からアクセスすることで、時間とエネルギーの節約、生産性の向上を実現しましょう。インテグレーションの活用方法は無限ですが、以下のアイデアをまず試してみてください。

OneDrive

チームにリソースを共有するために OneDrive を何度も開く時間を節約しましょう。チームのドキュメントを OKR フォーマットテンプレートから直接検索、共有、プレビューできます。チームリーダーは、権限を自動調整して適切なメンバーにアクセス権限を与えることもできるため、チーム横断型のコラボレーションもスムーズになります。

誰もが、権限設定を更新せずにリンクを送ってしまった失敗経験を持っているはずです。OneDrive インテグレーションによって、ファイルの共有時に会話の参加者全員がアクセス権を持っているかどうかが確認され、アクセス権がないメンバーがいる場合はリンクの更新が自動提案されます。

ClickUp

Slack と ClickUp のインテグレーションによって、すべてのプロジェクトタスク、ステータスの最新情報、ドキュメントなどに関する最大限の透明性と整合性を確保しましょう。ClickUp を使用して、新しいタスクを OKR と KPI テンプレートから直接作成できます。Slack から担当者とほかのチームメンバーにタスクに関する通知が送信されるため、誰がどの取り組みを担当しているかをメンバー全員が把握できます。ClickUp からタスクに関する最新情報を共有してチーム全体に進捗を知らせ、Slack で ClickUp アプリのリンクを投稿してタスクの優先度といった重要な詳細情報を提示できます。

Notion

業務を完了するためにいろいろなアプリを切り替える必要はありません。Slack メッセージを Notion データベースに送信して Notion タスクを作成し、チームの Slack に送信する通知を選定して情報過多を避けましょう。何の説明もなしにリンクを送ると、誰もそれに目を留めず、アクセスしようとも思いません。Notion とのインテグレーションでは、AI によってリンクに要約が追加されるので、四半期を追跡する OKR レビューテンプレートを定期的に確認するようチームメンバーを促せます。