Slack と ClickUp:あなたのチームに合うのはどっち?

Slack では会話が、ClickUp ではタスクリストが起点に。チームの働き方にどちらが合っているかを見極めるポイントを紹介します。

Slack チーム一同作成2026年8月31日

Slack と ClickUp はどちらもチームの生産性向上を目指して設計され、それぞれ独自の方法でそれを実現します。Slack は会話を中心に構築された Work OS(仕事の基本システム)であり、意思決定が実際に行われるチャンネル・スレッド・手軽なハドルミーティングが軸になっています。チームの仕事がディスカッションのスピードで動くなら、Slack はまさに居心地のよい「ホーム」になります。

ClickUp は構造化されたプロジェクト管理プラットフォームであり、ガントチャート・ダッシュボード・タスク階層によって、計画に沿って仕事を進めるチームをサポートします。Slack と ClickUp は解決する業務の課題は異なるものの、どちらも仕事をより効率的にするという点で効果的です。ただし、そのアプローチはそれぞれ異なります。

ここでは両プラットフォームの違いと、自身のチームに最適な選択をするために役立つ情報を紹介します。

Slack と ClickUp:違いをひと目で確認

Slack と ClickUp は、チームワークに対するアプローチの出発点が正反対です。Slack は会話から始まり、そこに仕事を紐づけます。ClickUp は仕事から始まり、そこに会話を組み込みます。

Slack では、プロジェクト・チーム・トピックごとにチャンネルを設けて、議論をメールに埋もれさせることなく整理された状態で可視化できます。アプリを連携することで、メンバーがすでに会話している場所に更新情報が届き、共有されたすべての内容が検索可能な社内記録として蓄積されます。数あるチームコラボレーションツールの中でも、そのアプローチはシンプルです。それは「会話をうまく捉えれば、連携は自然についてくる」というものです。

ClickUp は、タスク・ドキュメント・ホワイトボード・チャット・AI を 1 つのプラットフォームに統合した「万能アプリ」として設計されています。プロジェクトのライフサイクル全体を 1 つのツールで管理したいチームにとって、この幅広さが魅力です。

機能 Slack ClickUp
最適なユースケース すでに使っている他のアプリとつながる、コミュニケーション重視のツール 体系的なプロジェクト計画とタスク管理
コミュニケーションとメッセージング チャンネル、スレッド、ハドルミーティング、クリップ ClickUp Chat とタスクに紐づいたコメント
プロジェクト管理 チャンネル内のリスト、canvas、自動化ワークフロー ガントチャート、依存関係、ワークロード、 15 種類以上のビュー
検索 会話・ファイル・連携アプリをまたいだ AI 検索 タスク・ドキュメント・連携ツールをまたいだコネクテッド検索
AI 機能 有料プランにて、要約や Slackbot などを提供 アドオンとして ClickUp Brain を購入可能
インテグレーション Slack Marketplace にて 2,600 以上のアプリを提供 1,000 以上のインテグレーションに加え、ドキュメントや作業時間記録機能を搭載
セキュリティ コンプライアンス認証、デフォルトの暗号化、鍵管理、データ損失防止 SOC 2 および ISO 認証、詳細な権限管理
料金プラン フリープランおよびユーザーごとの段階的な有料プラン Free Forever プランと別料金の AI 機能

Slack が優れている点

Slack の強みは、人と、人が共有する情報に焦点を当てている点です。各種機能により、会話でできることをさらに広げます。

  • チームコミュニケーション。チャンネル、スレッド、ダイレクトメッセージにより、あらゆるプロジェクトやトピックに適した「ホーム」を用意できます。
  • つながるコラボレーション。 人、会話、ファイル、アプリが、複数のツールに分散することなく、ひとつのワークスペースに集約されます。
  • インテグレーションと自動化。 ビジネスツールをチャンネルに接続し、Slackbot やワークフロービルダーで定型業務を自動化できます。
  • AI を活用したナレッジ共有。 組み込みの AI がディスカッションを要約し、質問に回答。ミーティングをしていない間もチームの足並みがそろいます。

ClickUp が得意なこと

ClickUp の強みは、計画立案、To-Do リスト、タスクの遂行にあります。明確な構造が求められる業務において、その力が発揮されます。

  • プロジェクトとタスクの管理。 キックオフから納品まで、チームはひとつのシステムで業務の計画、割り当て、進捗管理を行えます。
  • プロジェクトの計画。 タイムライン、目標、ダッシュボード、ワークロードを集約し、全体像を把握したいマネージャーを支援します。
  • カスタマイズ可能なワークフロー。 表示形式、自動化、ステータスを各チームの運用スタイルに合わせて柔軟に設定できます。
  • ワーク管理。 タスク、ドキュメント、実行管理をひとつのシステムに集約することで、日々使うツールの数を削減できます。

 

Slack と ClickUp の比較:チームコミュニケーション

Slack では会話がチャンネルで行われます。チャンネルは、特定のチームやトピックごとに設置できるオープンなスペースです。スレッドにより、サイドディスカッションがすっきり整理されます。ハドルミーティングは、どのメッセージからでもすぐにライブの音声・ビデオセッションを始められる機能。クリップでは簡単な近況報告を録音・録画して、異なるタイムゾーンにいるメンバーに送ることができます。

こうした幅広い機能により、部門を横断した自然発生的なディスカッションから全社向けのアナウンスまで対応できる Slack は、リアルタイムコラボレーションソフトウェアという言葉の真の意味を体現しています。

ClickUp は、コミュニケーションを作業そのものに結びつけます。ClickUp Chat ではメッセージを関連タスクやドキュメントにリンク。タスクへのコメントにより、フィードバックが作業アイテムに直接残り、投稿機能では主要なアップデートをチャットの流れから切り離して目立たせることができます。会話が特定の成果物に紐づいたまま保持されるため、コンテキストが分散しません。

まとめると、ClickUp はタスクの進捗に関するやり取りが中心のチームに適しています。一方、Slack は自由な会話をより柔軟に展開できるため、日々の業務に軸足を置きながらも、アイデア出しやコラボレーション、創造的な発想を自由に広げやすくなっています。

Slack と ClickUp の比較:プロジェクト管理

Slack のプロジェクト管理は、作業が実際に行われる場所、つまり会話の中から始まります。「リスト」により、同じチャンネル内でアクション項目、担当者、期日を管理でき、canvas でブリーフや進行中のメモをディスカッションのすぐ隣に保持できます。ワークフロービルダーにより、コーディングなしで、リクエストのルーティング、アップデートの通知、フォローアップの割り当てといったワークフローを自動化できます。これにより多くのチームが、従来型のプロジェクト管理ツールの機能を十分にカバーできると感じています。

ClickUp は、より充実した計画立案機能を提供します。ガントチャートで依存関係とクリティカルパスを把握し、カスタムステータスとサブタスクによってプロセスを追跡可能なステージに分割して、ワークロードビューで締め切り前に誰に余力があるかを確認できます。タイムライン、リソース配分、レポートを統合した本格的な作業分解構造が求められるプロジェクトには、ClickUp のスイートが専用ソリューションとして用意されています。

Slack と ClickUp の比較:検索

両プラットフォームの設計思想が最もはっきりと現れるのが検索機能です。Slack は「人々が発言した内容」を検索し、ClickUp は「人々が作成したもの」を検索します。

Slack は、メッセージの履歴をナレッジベースに変えます。自然言語で質問を入力すると、AI を活用したエンタープライズ検索がメッセージ、ファイル、連携アプリから情報を取得。チャンネルに埋もれた先四半期の意思決定の経緯、出席できなかったミーティングのまとめ、同僚がスレッドで共有した資料などを見つけ出せます。過去のやり取りをいつでも検索できるため、日々の会話がただ流れ去るのではなく、セキュアなナレッジ共有の基盤として蓄積されます。

ClickUp のコネクテッド検索は、成果物そのものを対象としています。ワークスペースや連携ツール全体にわたってタスク、ドキュメント、ファイルをインデックス化するため、プロジェクトブリーフ、タスク履歴、承認済みアセットといった構造化された成果物の検索に適しています。こうした特定のアイテムの検索は、ClickUp が最も力を発揮する場面です。

Slack と ClickUp の比較:AI 機能

Slack AI は、あなたが見逃した情報を整理し、必要なものをすばやく見つけ出してくれます。チャンネルのまとめやスレッドの要約によって長い議論を要点に凝縮し、自然言語による検索でワークスペースのナレッジから直接回答を導き出します。ハドルミーティングの議事録を自動で取れるほか、平易な言葉で説明するだけで自動化プロセスを作成することも可能です。

Slackbot は、チームの文脈を把握してあなたのスタイルに合わせて動く、パーソナル AI エージェントとして機能します。ワークスペース全体を対象にした質問への対応、ミーティングの準備、カレンダーの整理、ドキュメントの分析、ブリーフの下書き作成など、幅広いタスクをこなしてくれます。

ClickUp Brain は、AI を成果の実現に向けて活用します。プロジェクト計画の作成、担当者付きタスク・サブタスクへの分解、ステータス更新の自動生成、AI Notetaker によるミーティングの記録、ドキュメントのコンテンツの下書きなどが可能です。新しい AI エージェントは、複数ステップの作業をバックグラウンドで処理することもできます。

Slack と ClickUp はどちらも、AI を活用した生産性ツールのリストに名を連ねるに値します。Slack はチームでの情報共有、ClickUp はプロジェクトの推進において、それぞれ強みを発揮します。

Slack と ClickUp の比較:インテグレーション

CRM からプロジェクト管理ツール、クラウドストレージまで、チームがすでに使っているツールのほとんどは Slack と連携できます。Slack Marketplace には 2,600 以上のアプリを掲載。これらの Slack インテグレーションにより、議論が行われているチャンネルに、関連する更新情報やアクションを送り込めます。

ワークフロービルダーは、サードパーティのツールを会話の流れに組み入れます。たとえば、案件がクローズされるとタスクが起動し、通知の送信とキックオフメッセージの投稿を自動で行う、というフローを構築できます。これにより誰もがタブを切り替えることなく、プロセスを実行できます。

ClickUp は機能の集約を重視。ドキュメント、ホワイトボード、作業時間管理などをタスクと並べてプラットフォーム内に組み込みます。その他の用途向けには 1,000 以上のインテグレーションを追加提供しています。

Slack と ClickUp は相互に連携することもできます。Slack で /clickup と入力すると、メッセージからタスクを作成できます。ClickUp のタスク更新もリアルタイムで Slack のチャンネルに投稿されるため、両方のツールを常に同期した状態に保てます。

Slack と ClickUp の比較:セキュリティ

Slack と ClickUp は、いずれも標準的な認証を取得した成熟したセキュリティプログラムを運用しています。大規模組織向けのデータ保護コントロールでは Slack がより高度な機能を提供している一方、ClickUp は認証取得に加えて細かなワークスペースの権限管理を提供しています。

Slack はユーザーのデータを保存時および転送時にデフォルトで暗号化し、それに重ねるかたちで規制が厳格な組織に求められるコントロールを適用します。Slack の Enterprise Key Management により、管理者がメッセージやファイルに対して独自の暗号化キーを保持して、きめ細かなレベルでアクセスを取り消す権限を持てるほか、ネイティブのデータ損失防止機能では、機密コンテンツにフラグを付けることができます。

ガバナンス機能には、保存ポリシー、訴訟ホールド、eDiscovery が含まれます。Slack コネクトでは、本体と同じ保護機能を外部パートナーとの連携に拡張。やり取りをメールからセキュアな共有チャンネルへと移行できます。

ClickUp は、SOC 2 および ISO 27001 認証、保存時の AES-256 暗号化、AI の取り組みに対する ISO 42001 への対応によってプラットフォームを支えています。管理者はロールベースの権限、ゲストコントロール、タスクやフォルダのプライバシー設定を通じて、日常的なアクセスを管理します。エンタープライズのユーザーは、データをホストするリージョンを選択することもできます。

Slack と ClickUp の比較:料金

Slack と ClickUp はいずれも、フリープラン、ユーザーごとの有料プラン、カスタムのエンタープライズオプションを提供しています。

Slack のフリープランは、履歴に制限はあるものの基本的なメッセージング機能をカバーしています。有料プランでは、無制限の履歴とアプリ、グループ向けの外部コラボレーション、そして別売りではなくプランに含まれる、進化を続ける AI 機能が追加されます。

ClickUp の Free Forever プランは、無制限のタスクとメンバーに対応した充実した内容からスタートし、有料プランではストレージ、ビュー、自動化の処理量が拡張されます。AI 機能はユーザーごとの独立したアドオンとして提供され、独自のレベル設定があります。

表示価格を単純に比較するよりも、自身のスタック全体を見直すことが重要です。どちらか一方のプラットフォームが適しているチームもあれば、ネイティブのインテグレーションを通じて両方を併用しているチームも少なくありません。

Slack と ClickUp:チームに向いているのはどっち?

どちらか一方のプラットフォームが絶対的に優れているとは言えません。チームの典型的な 1 週間の過ごし方によって、より適した選択肢が変わってきます。会話を中心とした職場でのコラボレーションが日々の仕事を動かしているなら、Slack がそれを Work OS として永続的な場所に集約してくれます。プロジェクト計画がリズムの軸となっているなら、ClickUp が司令塔としてその計画を支えてくれます。

Slack を選ぶべきチームは…

  • 次の進捗会議を待つことなく、チャンネルやハドルミーティングによって意思決定をその場で行いたい。
  • 仕事が複数のアプリにまたがって行われている。
  • チームに検索可能な会話と共有ナレッジが必要である。
  • コラボレーションが部門をまたいで行われている。

ClickUp を選ぶべきチームは…

  • プロジェクト計画が最優先事項である。
  • チームが構造化されたタスクとスケジュールを管理している。
  • 業務の多くが会話ではなくプロジェクト中心で進んでいる。

Slack とほかのクラウドベースのコラボレーション / コミュニケーションツールとの違いも気になりませんか?以下の比較ページもご覧ください。

 

Slack と ClickUp:よくある質問

会話中心のチームにとっては、代わりになるケースが多いでしょう。Slack のリスト、canvas、ワークフローを活用すれば、日々のタスク管理やドキュメント化の機能をカバーできます。一方、依存関係が複雑な業務を管理するチームでは、専用のプランニングツールが必要になることもあります。そのため、どちらか一方を選ぶのではなく、両方を併用している組織もあります。
はい、連携できます。ネイティブのインテグレーションを利用すれば、スラッシュコマンドで Slack メッセージから ClickUp のタスクを作成したり、進捗の通知を Slack チャンネルに送信したり、リンクが共有されたときにタスクの詳細をプレビューしたりできます。多くのチームが、ディスカッションと成果物の管理をそれぞれのプラットフォームで行い、それらを双方向につないで利用しています。
Slack には、タスクや担当者を管理できるリスト、ブリーフや共有メモを保存できる canvas、繰り返しのプロセスに役立つテンプレート、ノーコードで自動化を実現できるワークフロービルダーが含まれています。これらのツールはチャンネル内での日常的な連携をカバーします。複雑なポートフォリオを抱えるチームでは、ClickUp や類似のプランニングツールを組み合わせて使うケースもよく見られます。

 

この記事は情報提供のみを目的として、当社が所有する Slack のプロダクトに言及しています。当社はその成功に経済的な利害関係を有していますが、すべての推奨内容はその価値に対する当社の真摯な確信に基づくものです。

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うーん、システムがなにか不具合を起こしてるみたいです。後でもう一度お試しください。

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