会議中に参加者を見て、「この人は誰だろう?」と思ったことはありませんか?新しいメンバーについてよく知らないまま一緒に仕事をしていると、つながりや人間味を感じられず、いかにも「仕事だけの付き合い」になってしまうかもしれません。
かつては会議前後にちょっとしたおしゃべりをすることが、ポジティブな人間関係づくりに一役買っていたものです。しかし、ハイブリッドワークやリモートワークが進む環境では、そうしたつながりの構築が難しく感じられるのではないでしょうか。
Slack は、誰もがどこにいても新しい同僚とつながり、適切なコラボレーション相手をすぐに見つけられるようなデジタル中枢になるべく力を注いできました。その一環として本日発表するのが、新しくなった Slack プロフィールです。ともに働く仲間の情報を簡単に確認でき、自分をさらに詳しく紹介できる新しいプロフィールにより、チームワークが高まり、誰もが職場でもっと自分らしくいられるようになるでしょう。
「新しくなったプロフィールでは同僚の人となりがわかるので、メンバー同士がさらにつながりを感じて、コラボレーションしやすくなります。それが最高の成果を導いていくはずです」
組織を簡単に把握できる Slack プロフィールの 5 つの特徴
1. シンプルで充実したプロフィール UI
ユーザープロフィールが新しくなり、より充実した情報がすっきり見やすく表示されるようになりました。新しいプロフィールには「連絡先情報」「連携するメンバー」「自己紹介」の 3 つのモジュールがあります。
「連絡先情報」セクションに表示されるのは、その名のとおり自分の連絡先です。「連携するメンバー」では、誰と一緒に働いているのかを知らせることができます。「自己紹介」のセクションには、入社日や使える言語などのほか、ペットや誕生日といった楽しい情報もカスタマイズ可能なフィールドに追加できます。
情報を詰め込みすぎかも?と思っても、ご心配なく。プロフィールのレイアウトが最適化され、情報の階層がわかりやすくなっています。
2. 名前の正しい発音を表示
人の名前を正しく呼ぶことは大切です。正しい発音で呼ばれた相手は、敬意を示され、尊重され、認められたと感じるでしょう。それが組織全体でのインクルージョンや帰属意識の向上につながっていきます。そこで今回、名前の正しい発音を録音できる機能をすべてのユーザープロフィールに追加しました。
プロフィール画面で録音を聞けることにより、その人に会う前から名前の正しい発音がわかります。また、名前の発音や読み仮名を文字で追加することも可能です。
この機能は、6 月 1 日から Slack ユーザーの皆さまに順次展開されています。
3. ホバーカードで情報をさっと確認
つながりをさらにスムーズにするために追加された機能が「ホバーカード」です。メンバーの名前の上にマウスポインタを合わせると、その人の写真とプロフィール概要が掲載されたカードが表示されます。カードをクリックすると、プロフィールの詳細が開きます。
またカードから直接、ハドルミーティング、通話、ダイレクトメッセージの開始も可能です。これでクリックする回数が減りますね。
この機能は、6 月 1 日から Slack ユーザーの皆さまに順次展開されています。
4. フレキシブルテキストでつながりを強化
今年リリースされた「フレキシブルテキスト」により、Slack Atlas をご利用の皆さまのプロフィールフィールドで、5,000 半角文字までのリッチテキストがサポートされるようになりました。箇条書きや参照リンクなどを追加することにより、さらに詳しい経歴を記載して、自分をより深く表現できるようになっています。この拡張フィールドでは、特殊文字や改行、コードブロックはもちろん、絵文字も使えます。
プロフィールの内容は検索できるため、追加した情報によって、ほかのメンバーに自分を見つけてもらいやすくなるでしょう。
5. スマートタグで、探しているメンバーをすぐに発見
4 月 28 日に、Slack Atlas をご利用の皆さま向けに「スマートタグ」もリリースされました。組織内のメンバー全員のプロフィールが検索しやすくなる強力な新機能です。管理者はスマートタグのデータタイプを使って、タグに変換されるフィールドを作成でき、それによりメンバーは専門知識、重点分野、言語などのタグで検索や絞り込みを行えるようになります。
たとえば、フランス語圏の顧客をサポートするために、フランス語を翻訳できるメンバーを探したい場合には、スマートタグで「フランス語」を検索し、メンバーの検索タブをクリックすれば、最適な人をすぐに見つけられます。または、プロフィールでスマートタグをクリックして、要件に当てはまる人をメンバーディレクトリに表示させることもできます。
「Slack Atlas は、リモートで働く新規採用者が仕事に慣れるのに役立つ機能です。これを使えば、メンバーや組織の構成、指揮系統を簡単に把握できます」
Slack プロフィールの特徴について、ご理解いただけたでしょうか?さっそくプロフィールを編集して、同僚とのコラボレーションを加速させましょう。Slack のプランを Enterprise Grid にアップグレードすれば、Slack Atlas のすべての機能をご利用いただけます。