Caraway について
リモートファーストの働き方で、デザイン主導のビジネスを急速に拡大
Caraway は急成長しているモダンな調理器具メーカーです。化学物質を使わない美しいデザインのキッチン用品を提供し、あらゆる家庭を有害なものから守ることを使命としています。2019 年の創業以来、同社はチームを完全にリモート化し、イノベーション、創造性、カスタマーエクスペリエンスに注力しながら、急速な拡大を続けています。

「当社はブランドの立ち上げ前から Slack を利用していました。そのおかげで、開業初日から思い通りに業務ができました」
課題
IT 部門やガイドラインが不十分な中で、従業員 4 名から 90 名へと規模を拡大
Caraway は 2019 年にリモートファーストの企業として生まれました。当時はまだ、メンバーが分散して働くことが一般的ではなかった時期です。同社では創業時から、ステータスの更新、製品のフィードバック、すばやい意思決定、チームでの臨機応変な会話など、あらゆる業務に Slack を活用してきました。「Slack は、文化を育み、業務を遂行し、規模を拡大するためのライフラインのような存在です」と Chief Strategy Officer を務める Jeff Avallon 氏は話します。
Caraway は、数名の従業員が約 90 人に増えるほどの成長を遂げる過程で、Slack を使った仕事の方法を進化させる必要がありました。製品サイクルのスピードが上がり、さまざまなタイムゾーンにいるパートナーとの協業が進むなかで、管理層を増やすことなく部門間の連携を保つことが求められていたのです。IT チームがなかった同社では、断片化された問題を簡易なツールで解決しながら、業務を遂行している状態でした。
成長に伴って、業務の複雑さが増していき、プロジェクトに関わる人の数も増えていきます。発売する商品、パートナー、会話の数が増えるのに合わせて、Slack での仕事の方法を変えていかなければなりません。そのためにチームはまず、思いつくままに行われていたコラボレーションを体系化しました。チャンネルを計画的に作成し、手動のステップをワークフローに置き換えて、情報をもとにアクションを起こしやすくしたのです。
「Slack は私たちと一緒に進化していきます。成長した組織にふさわしい機能が用意されているのです」
Caraway による Slack の効果的な活用方法
3 つの大陸をまたいだチームが、1 つのシステムで、40 以上のワークフローを実行
手動のタスクから拡張性のあるワークフローへ
Caraway は成長するにつれて、Slack のポテンシャルをさらに活用。ワークフローを構築し、ツールを階層化して、チームの連携力を高めました。「常に Slack を開いていますね」と話すのは、Director of Customer Experience を務める Nancy Gurd 氏です。「Slack は仕事を進め、会話をし、成功を祝い、問題解決をする場所です。つまり、全部ですね」
情報過多や手動での作業を減らすため、チームは反復タスクのための仕組みを構築。たとえば、顧客からのフィードバックにタグをつけ、絵文字リアクションによって振り分けられるようにしました。さらに、部署を横断した最新情報が毎週定期的に共有されるようになったほか、投票機能によって商品に関する意思決定もスムーズになっています。
「毎週月曜に、各チームに 40 のメッセージが送信されるようになっています」と VP of Operations の Mark Riskowitz 氏は話します。これにより、同社では進捗確認のミーティングが減り、優先順位が明確になって、どのチームもその週の仕事をすばやく開始できるようになりました。
さまざまなワークフローを使うことで、部門を超えて仕事の連携が保たれています。「たとえば、商品の交換を必要としているメンバーは、Slack のワークフローで交換プロセスを起動できます」と Gurd 氏。「数回のクリックで完了します。メールの送信やフォローアップはいりません」
創業者で CEO の Jordan Nathan 氏も、自らワークフローを活用して、リクエストの処理を効率化しているといいます。「チームからのリクエストがプロジェクト管理システムに自動的に同期されるので、集中力が妨げられることがありませんね」
チーム、パートナー、メンバーのつながりを強化
Slack コネクトを利用すれば、パートナーやベンダーとも同じように連携できます。追加の設定をすることなく、外部のパートナーも Caraway のシステムへの接続が可能です。「Slack によって、あらゆる関係者とコラボレーションできます」と Avallon 氏。「会議のアポイントを入れなくても、外部の人とすぐにアイデアを出し合えるのです」
Shopify、Postscript、Asana のような主要ツールと Slack を連携させることで、チームは仕事をしているその場でデータを利用できます。最新情報を探し回ったり、タブを切り替えたりする必要はありません。メッセージやリマインダーの定期送信や、カスタムチャンネルにより、ミーティングやフォローアップを行わなくても社内の情報が整理した状態に保たれます。「商品、パートナーシップ、価格設定など、社内の重要な決定のいくつかは Slack 内で完結しています」と Avallon 氏は話します。
時間の経過とともに、Slack は実用的なナレッジベースとして育っていきます。「カスタマーエクスペリエンスチームは、Slack チャンネルで過去の質問を検索して、速やかに答えを手に入れています」と Gurd 氏。「週に何時間もの節約になっていますね」
Slack がサポートするのは業務だけではありません。#pets、#kudos、#book-club といったチャンネルは、従業員がつながり、成功を共有し、個性を発揮する場所になっています。カスタム絵文字も使われています。新入社員は Donut でのペアリングにより、会社のリズムにいち早くなじめます。「Slack のおかげで、すぐに業務に慣れることができました」と Customer Experience Manager の Ashley Harris 氏は振り返ります。「入社時に、過去のスレッドを読み、Donut でメンバーと交流して、会社のカルチャーを吸収できました」

「Slack により、チームは結束し、ムードが高まり、重要な事柄とのつながりを保てます。当社のミッション達成を支えてくれていますね」
今後の展望
人員を増やすことなく 30 以上の製品をリリース
Caraway は仕事の中心に Slack を据え、リモートファーストの働き方を維持しながら、意欲的に成長を続けています。さらに新しい AI 機能の登場により、チームは仕事の流れを中断することなく、よりスピーディーにインサイトを把握し、会話を要約し、認識を共有しようとしています。
「要約や AI 検索などの Slack の新機能は、週に何時間もの節約につながります」と Nathan 氏は話します。「過去の決定の背景を知るのに、5 年分の履歴を自ら掘り起こす必要がなくなるのですから」
こうしたツールを利用することで、Caraway は管理業務の負担を解消し、影響の大きい仕事に注力できます。「Slack は私たちの働き方に合わせて進化していきます」と Harris 氏。「成長し続ける機能を、チームはより深く利用できるようになっています」
製品ラインを拡張し、全世界へとリーチを広げる同社において、Slack のインテグレーションと AI 機能は、ツールや人員を増やすことなく複雑な状況に対応するための重要なカギを握っています。Nathan 氏はこう話します。「当社は 30~40 種類の新製品について 5 年間のロードマップを策定しています。その実現には、Slack を活用して、リモートチーム全体でタイムライン、意思決定、フィードバックを管理することが不可欠です」
Caraway は、Slack をリモート業務と人間中心の文化の土台としてだけでなく、少数精鋭のチームが数億ドル規模のビジネスを進めるための目に見えないインフラと位置づけ、未来へと歩みを進めています。












