
このテンプレートについて
Slack でこのテンプレートを使用する方法(ステップバイステップ)
新しい従業員のオンボーディングには、時間と組織力、そして綿密に計画されたアプローチが必要です。Slack の従業員オンボーディングテンプレートは、標準化されたデジタル新入社員オンボーディングフレームワークでこれを簡素化し、タスク、リソース、連絡先、その他の重要な情報をカスタマイズできます。開始方法をご説明します。
- 「テンプレートを使用」をクリックして、このテンプレートを Slack に追加する。ライブラリから従業員オンボーディングテンプレートを選択し、左下の「テンプレートを使用」ボタンをクリックします。
- タスクと期限を追加する。新入社員が最初の週に完了すべきタスクのリストを追加します。進捗を簡単に追跡できるチェックリスト形式を使用しましょう。
- ミーティングとイベントを設定する。オリエンテーション、人事関連書類、オンボーディングフォーム、IT 設定、チーム紹介、リーダーとの 1 対 1 ミーティングなど、オンボーディングセッションと必要なミーティングを追加します。日付、時刻、定期的なセッションを含めます。
- オンボーディングバディを割り当てる。@を使用してチームメイトを直接タグ付けすることで、素早くつながりを作れます。表示名をクリックして、そのチームメンバーのプロフィールカードを追加します。
- 新入社員を適切な Slack チャンネルに追加するワークフローを設定する。チャンネル招待とリマインダーを自動化するワークフローを作成することで、新入社員を関連するすべての Slack チャンネル(チーム、プロジェクト、ソーシャル)に一度に追加できます。
- 企業文化リソースを共有する。新入社員が 1 か所で簡単にアクセスできるよう、企業文化と価値観に関するリンクや動画を埋め込みます。Slack、YouTube、または企業ウェブサイトから任意のリンクをテンプレートにコピー & ペーストしてカードを作成できます。
オンボーディングテンプレートとは何ですか?
オンボーディングテンプレートは、組織が新入社員を迎え入れ、組織に慣れてもらうのに役立つ標準化されたフレームワークです。新入社員が最初の数日、数週間、数か月の間に必要な重要なタスクとリソースを整理します。新入社員ごとにチェックリストを用意する代わりに、マネージャーはテンプレートを従業員オンボーディングガイドとして使用して、タスクの割り当て、締切、予定されたアクティビティを追跡し、必要事項の抜けを防げます。
企業がカスタマイズ可能なオンボーディングテンプレートを使用すべき主な理由は以下のとおりです:
- 一貫性。テンプレートにより、部署、マネージャー、開始日に関係なく、すべての新入社員が同じ高品質のオンボーディング体験を受けることが保証されます。これにより企業文化が保たれ、重要なステップが抜け落ちることがありません。
- コンプライアンス。標準的な従業員オンボーディングチェックリストは、人事チームとマネージャーが必要な書類、ポリシーの確認、必須研修を追跡するのに役立ちます。これらのタスクを完了することで、法的リスクを軽減し、監査に対して備えることができます。
- 従業員満足度。よく整理されたオンボーディングプロセスにより、新入社員は歓迎され、仕事への準備が整い、新しい役割に自信を持つことができます。オンボーディングテンプレートを使用することで、チームメンバーとつながることができ、重要なリソースに簡単にアクセスでき、質問への回答を迅速に見つけることができます。
従業員オンボーディングテンプレートに含める内容
包括的なテンプレートにするには、新入社員が方向性を把握し、つながりを感じ、生産性を上げるために必要なすべてのことを含む必要があります。含めるべき重要な要素をご紹介します。
初週のタスク
新入社員を成功に導くために必要な中核的なアクションアイテムのチェックリストから始めましょう。これには以下が含まれます:
- オンボーディング
- 書類手続き
- 従業員向け福利厚生情報
- 機器やアカウントのセットアップ
- ポリシーの確認
- コンプライアンス研修
- オンボーディングバディ・メンター
各タスクには、進捗を追跡し質問に答えることができる担当者と締切日を含めましょう。
参加すべきミーティング
人事オリエンテーション、チーム紹介、マネージャーや主要なコラボレーターとの 1 対 1 面談、部門別の研修など、必要な研修セッションとミーティングをリストアップします。どのミーティングが必須でどれがオプションかを明示し、カレンダーへのリンクやスケジューリングの手順を含めます。
オンボーディングバディ
新入社員一人ひとりに、最初の数週間で質問に答えたりガイダンスを提供したりできるピアメンター(同僚)やサポート担当者をマッチングします。担当者の名前、役割、どのようなサポートを提供できるかを明示しましょう。例えば、チームメンバーが文化的な質問や紹介をサポートし、IT 担当者が技術的なサポートに対応するといった形です。
参加すべきチャンネル
新入社員がすぐに参加すべき Slack チャンネルのリストを作成します。コアチームチャンネル、業務に必要なプロジェクト専用チャンネル、全社アナウンスチャンネル、社交や文化醸成用のチャンネルなどのグループに分類しましょう。
企業文化リソース
会社のハンドブック、従業員福利厚生ガイド、企業価値、ミッションステートメント、組織の運営方法を説明するドキュメントなど、主要リソースへのリンクを提供します。ソーシャルイベント、従業員リソースグループ、従業員同士がつながる方法、組織内でコミュニティを構築する方法などに関する情報も含めましょう。
従業員オンボーディングテンプレートを使用するメリット
オンボーディングテンプレートは、複数の新入社員を管理する人事チームから、初めてチームメンバーを迎えるマネージャー、新しい役割で仕事を開始する従業員まで、すべての人にとって導入研修プロセスを簡素化します。明確なステップバイステップのアクションプランを提供することで、Slack テンプレートは以下をサポートします:
一貫した最初の 1 週間の体験を提供
すべての新入社員が同じプロセスに従い、同じ重要な情報を受け取り、最初の 1 週間に何が期待されるかを正確に把握できます。異なる部署や拠点の従業員も同じオンボーディング体験が得られ、マネージャーも重要なステップを見落とす心配がなくなります。
生産性と定着率の向上
新入社員が最初の数週間の明確なロードマップを持つことで、より迅速に生産性を発揮できるようになります。誰にサポートを求めればよいか、どこでリソースを見つけられるか、自分の役割での成功がどのようなものかを理解できます。この構造化されたアプローチは、従業員が初日から自分の能力に自信を持つことにも役立ち、 従業員定着戦略としても効果的です。
管理業務の負荷軽減
テンプレートにより、すべてのオンボーディングタスクを 1 か所に集約することで、時間を節約できます。新入社員ごとに新しいチェックリストを作成したり、情報を検索したりする代わりに、マネージャーは標準化されたテンプレートを簡単にカスタマイズして利用できます。人事チームは複数の新入社員の進捗を同時に監視し、問題を迅速に特定し、コンプライアンス基準が満たされていることを確認できます。
Slack での従業員オンボーディングの 5 つのベストプラクティス
従業員オンボーディングテンプレートは良いスタート地点ですが、効果的なオンボーディング戦略と組み合わせる必要があります。実際に価値を生み出すための方法をご紹介します。
- テンプレートを最新のリソースで更新し続ける。古いテンプレートは混乱を招く可能性があります。オンボーディングテンプレートを四半期ごとに見直して、すべてのリンクが機能し、チャンネル名が最新で、連絡先情報が正確であることを確認しましょう。会社がポリシーを更新したり、新しいツールを導入したり、組織を再編したりする際には、すぐにテンプレートを更新しましょう。
- マネージャーとオンボーディングバディに早期の関与を促す。どれほど優れたオンボーディングテンプレートでも、人間のつながりに取って代わることはできません。採用マネージャーには初日前にウェルカムメッセージと有用な準備情報を送るよう促しましょう。オンボーディングバディは最初の週の早い段階で自己紹介をし、新入社員が質問するのを待つのではなく、定期的なチェックインを設定するとよいでしょう。
- Agentforce を使用して新しいチームメンバーをサポートする。新入社員に対して Agentforce in Slacke の使用方法についてトレーニングを行い、サポート体制の構築とタスクの遂行を促進しましょう。例えば、「第 3 週のオンボーディングタスクは何ですか?」や「販売準備トレーニングを完了するために何をする必要がありますか?」といった質問をすることができます。Agentforce は、製品間の違いといった複雑なトピックについて、会話形式で詳細な回答を提供し、新入社員の理解をサポートします。
- 役割やチームに応じて構造と柔軟性のバランスを取る。一貫性は重要ですが、テンプレートは従業員の役割、部門、経験レベルに応じたカスタマイズも可能にしましょう。例えば、シニアエンジニアの採用担当者は、エントリーレベルのマーケティングコーディネーターの採用担当者とは異なるリソースを必要とします。基本事項をカバーするコアテンプレートを作成し、その後マネージャーが簡単に追加・除外できる役割別または部門別のセクションを設けるとよいでしょう。
- 従業員にフィードバックを求める。オンボーディングプロセスに関する従業員エンゲージメント調査の質問を含めることで、問題を特定し、体験を改善できます。例えば、オンボーディングプロセスが明確で魅力的だったか、新入社員が自分の役割と責任について自信を持てたか、チームの一員として歓迎され、仲間意識を感じられたかなどを尋ねてみましょう。
Slack の従業員オンボーディングテンプレートを開始する
優れたオンボーディングプロセスは、従業員の成功、エンゲージメント、定着の基盤を築きます。新入社員が何を期待すべきかを理解し、リソースに簡単にアクセスでき、最初からチームとのつながりを感じられれば、成功に向けて良いスタートを切れます。Slack  の従業員オンボーディングテンプレートは、そのためのすべての要素を 1 か所にまとめます。タスク、リソース、つながりを一元化することで、何も抜け落ちることなく、すべての新入社員がチームの一員であると感じられるようになります。
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