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Slack 10 周年!

この 10 年に登場した、今や Slack に欠かせない 10 の機能をプレイバック

Slack チーム一同作成2024年2月14日

Slack が登場してから、はや 10 年が経ちました。

その間、人々の働き方の変化とともに、Slack は当初の姿から大きく進化してきました。シンプルなメッセージングツールとして始まった Slack は、AI を活用した強力なプラットフォームへと変貌を遂げ、チームメンバーや数々のツールをつないで、誰もがより有意義に仕事を進められる場所になりました。そのストーリーはこの先もまだまだ続いていくでしょう。

いざ次の 10 年へ!と走り出す前に、ここまでの 10 年間でリリースされた、画期的な 10 の機能を改めて振り返ってみたいと思います。ゲーム開発に使用されていた草創期から、数多くの職場に欠かせない存在となった現在まで、Slack の旅の第 1 章を象徴する機能たちです。それでは張り切ってご紹介していきましょう。

 

  1. チャンネル : チームがつながる場所

    受信トレイを開けると未読メールが山のよう……そんな状況を一新しようと構築されたのが、チャンネルベースのコミュニケーションです。そして実際、Slack のチャンネルは人々の仕事の方法を変革してきました。プロジェクトに関するディスカッションからちょっとした雑談まで、チャンネルは会話を整理して、メッセージがデジタル空間の裂け目から抜け落ちてしまうミステリーを防いでいます。

  2. スレッド : 全体を見失うことなく集中的に会話

    生産性の足を引っ張るもの、それは乱雑さです。そのため Slack はスレッドを導入して、込み入った会話を整理。メインのチャンネルの流れを損なうことなく、詳細を話し合えるようにしました。つまり、全体像の把握と、集中的な会話を両立したわけです。もはやスレッドのない Slack など想像できませんね。

  3. 絵文字リアクション : 言葉を使わずに感情を表現

    他に何も言わなくても、「拍手」の絵文字 だけですべてが伝わることがあります。職場でも自分らしさを表現して、よりオープンなつながりを築けるようにしたい。そう考えた私たちは、絵文字と絵文字リアクションを他に先駆けて仕事の場に取り入れました。その結果、「確認中」(両目の絵文字)や「賛成」(「いいね」の絵文字のような表現でコミュニケーションが簡単になっただけでなく、ともに働く人たちが人間的なつながりを育める文化を築けるようになりました。一人ひとりの個性や感情をこれまで以上に表現できるようにした絵文字リアクションで、仕事がより楽しくなったのです!

    Slack の従業員がよく使う絵文字リアクションのトップ 10

  4. アプリのインテグレーション : あらゆる作業を 1 か所に集約

    Slack ディレクトリで人気のアプリ、トップ 10

    働く人は Slack 以外にもさまざまなツールを仕事で使っているでしょう。でもそれらを細かく切り替えていると、わちゃわちゃしますよね。そこでアプリのインテグレーションです。Asana や Zapier など、分野をリードする 2,600 以上のアプリから最適なものを選んで、ワークスペースと連携できる機能。これで仕事の現場である Slack に、あらゆる作業をまとめられます。今では 100 万人以上の開発者が Slack のプラットフォームでアプリを構築しています。Slack App ディレクトリがこれほど強固な存在となったのは、素晴らしいパートナーの皆さまのおかげです。

    「人々は 1 日に平均 9 つのアプリを切り替えて使っており、これによってコミュニケーションが断片化し、効率が下がっています。Slack なら、私たちのサービスとお客さまの既存の技術スタックを連携させて、重要な情報を 1 か所にまとめることができます」

    AsanaProduct Marketing ManagerNeel Patel 氏
  5. Slack コネクト : 組織の壁を越えてコラボレーション

    チャンネルベースのコミュニケーションは、チームの働き方に革命を起こしました。ただ、仕事は社内だけで完結するものではありません。そこで私たちはさらに一歩を踏み出し、外部の組織の人も Slack を利用できるようにしました。それが Slack コネクトです。使い慣れた Slack の環境で、パートナーやクライアントなど、外部の人と安全につながれるこの機能により、チームの枠を超えてチャンネルのメリットを広げられるようになりました。現在、フォーチュン 100 企業の 77% で Slack コネクトが利用されています。

    Snowflake で Corporate Account Executive を務める Michael Westra 氏は、Slack コネクトのおかげで、取引規模が前年比で 3 倍になったと話します。

    「お客さまや見込み客とやり取りする Slack チャンネルを設けることで、顧客を最優先するという当社の姿勢を伝えられ、業界で際立つ存在になれました」

  6. ハドルミーティング : 文章では伝えきれないことを

    プロジェクトを進めるなかで「自分の考えを実際に話して伝えたい」と思うこともあるでしょう。そんな時はハドルミーティングの出番。ちょっとした状況確認やブレインストーミング、質問や相談を受けつける「オフィスアワー」など、さまざまな場面で、文章で伝えきれないことを話し合えます。ちなみに、Slack がこの 10 年間にリリースした機能のうち、もっとも速く普及したのが、このハドルミーティングです。

  7. ステータス : 自分の状況をチームに共有

    打ち合わせで離席している、作業に集中したい、休暇中だから Slack をチェックできない(ちゃんと休んで!)など、「ステータス」の機能を使えば、別途メッセージを送ることなく、シンプルかつ効果的に自分の状況をチームに伝えられます。カレンダーに記入したり自動返信メールを設定したりするより簡単です。

  8. canvas : 知っておくべき情報を一元化

    チームが必要とする情報を整理できること。それが Slack の価値のひとつです。そこに canvas という新しいスペースが導入されたことで、チームはあらゆる種類の情報を作成・共有し、それにもとづいてコラボレーションできるようになりました。ワークフローの埋め込みも可能。さらに、Slack のほかの機能と同様、canvas のコンテンツも検索の対象となるため、組織のナレッジベースとしても役立ちます。実際、リリース以来、すでに約 1800 万件もの canvas が作成されています。

  9. ワークフロービルダー : 定型タスクを自動化して、仕事の価値を高める

    まだ定型タスクに時間を取られてる? それならワークフロービルダーで自動化しましょう。あらかじめ用意されたアクションをドラッグ&ドロップしてカスタマイズするだけで、あらゆる業務プロセスを効率化し、本当に重要な仕事に時間を使えるようになります。リリース以降、これまで 13 億件以上ものワークフローが Slack 内で作成されています。

    「IT 部門以外の従業員でも、自らの課題を解決するために、Slack で独自のワークフローを作成できます。Slack は単なる IT ツールではなく、あらゆるメンバーが個々のニーズに応じた仕組みを構築できるプラットフォームなのです」

    VerizonDirector of Planning and EngineeringRussell Leader 氏

     

  10. Slack AI : 生産性を新たな高みへ

    AI が世の中に急速に普及しつつある今、本日正式にリリースとなる Slack AI の登場にもはや驚きはないかもしれません。直感的な生成 AI を組み込むことで、Slack 内に蓄積された組織のデータや集合知を最大限に活用した強力な検索やナレッジの抽出が可能になり、新しいアイデアを導くことができます。具体的には、AI を活用した検索、チャンネルの要約、スレッドの要約の機能を提供。頼れるパートナーとして、いつでもどこでも必要な時に Slack AI が皆さまの仕事をサポートします。

    この先、チャンネルのまとめや AI 関連のインテグレーションなど、さらに多くの機能が登場する予定です。Slack における AI 活用の未来にご期待ください。

    機能を通してこれまでの道のりをざっと振り返りましたが、いかがでしたでしょうか。ユーザーの皆さまがいなければ、今日の Slack は存在していません。次のステージに向けての一歩を踏み出すにあたり、ここまでの旅をともに歩んでくれた方々に感謝の気持ちを伝えたいと思います。その経験を分かち合えることが、 Slack にとっての何よりの誕生日プレゼントです。人々のビジネスライフをよりシンプルに、より快適に、より有意義にできるよう、Slack は次の 10 年も全力で取り組んでいきます!クラッカーの絵文字

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うーん、システムがなにか不具合を起こしてるみたいです。後でもう一度お試しください。

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