働く場所を問わないビジネスモデルはもはや珍しくありません。調査によると、ナレッジワーカーの 76% が働く場所について、93% が働く時間についての柔軟性を求めていることが判明しました。デジタルインフラを働き方の基盤に据えるリーダーは世界中でますます増えています。
Slack では、IBM、T-Mobile、Target などをはじめとする企業が Digital HQ(会社を動かすデジタル中枢)を構築し、新たな働き方の時代に成功できるようサポートしてきました。それは従来の仕事の進め方をそのままバーチャルスペースで再現するのではなく、社内外との働き方を根本的に作り直すということです。
従来のソフトウェアやフルスイートのプロバイダは未熟で模倣的なソリューションを提供することがありますが、そういったソリューションは多くの場合、コミュニケーションのサイロ化や分断に加え、アプリの頻繁な切り替えを招きます。シームレスなつながりとコラボレーションは実現不可能であると証明され、IT 管理者にのしかかる負担が急増するおそれがあります。そこで紹介したいのが、Slack コネクトです。
Slack コネクトは Zendesk、Airbnb、Time などの企業が社外と連携するうえでデフォルトの手段になっています。Slack に求めていたスピードやセキュリティ、コンプライアンス制御を保ちながら、社外の組織とコラボレーションできるからです。パートナーや顧客、ゲストを物理的なオフィスに招いて仕事を行う場合とまったく同じように、Slack コネクトでは Digital HQ で安全にコラボレーションを進めることができます。Slack コネクトは、フォーチュン 100 企業の 77% を含む 10 万社以上に利用され、 成熟した革新的なプロダクトのネットワーク効果を証明しています。
Slack コネクトでパートナーと連携できなくなると、仕事の進行に悪影響が出ると考えるユーザーは 83% に上ります。さらに IDC MarketScape による評価によると、Slack は主なコラボレーション・コミュニティアプリのリーダーとして選出されました。これはスピード、信頼性、強固な開発者コミュニティ、さまざまなインテグレーションが評価された結果です。
New York Times 社の Wirecutter でも、Slack は最高のチームメッセージングアプリと称され、次のように紹介されています。「Slack には洗練されたインターフェイスとさまざまな優れた機能が備わっており、チームメイトとのオンラインでの会話が簡単で楽しいものになります。」
ここからは、優れた組織が顧客やパートナーとともに最高の成果を出している事例をいくつか紹介します。
「Slack は今まで使った中で群を抜いて最高のチームメッセージングアプリです」
パートナーとのコラボレーションを素早く柔軟に
パートナーや顧客との連携で悩ましいのは、コラボレーションがその場で突然発生する場合です。Slack コネクトを使うと全員が Digital HQ に集まって仕事を進められるため、サイロ化が解消され、コミュニケーションのスピードが上がります。契約の全プロセスの検討から、代理店が制作した最新デザインのレビューまで、リアルタイムのコラボレーションが実現します。
最新版の Slack コネクトでは、Slack Enterprise Grid ユーザーの皆さまが Slack ワークスペースで誰とでも連携できるようになりました。相手が Slack を使っていなくても連携できるため、あらゆる企業を Digital HQ に招待することができます。相手に Slack の有料プランを利用するよう頼む必要はありません。そのうえ、最大 250 のオーガナイゼーションが 1 つのチャンネルでコラボレーションできます。Digital HQ でチームが必要とするチャンネルの数に関しては、上限を気にする必要がありません。必要に応じていくつでも作成することができます。
ヨーロッパ最大のタクシーアプリである Free Now では Slack コネクトを使って、ワークスペースを跨いで社外パートナーと連携し、リアルタイムで簡単に仕事を進めています。同社は現在 40 社のパートナーと Slack コネクトを使っており、その数をさらに拡大する予定です。
「パートナー側でメンバーを追加できるため、チャンネルにゲストとして招待するよりもはるかに柔軟です。大事な情報が長々と続く進捗報告メールやニュースレターに埋もれることもありません。Slack コネクトを使うと、パートナーとの連携が非常にスムーズに進みます」
デジタルファーストなツールで仕事をよりシンプルに、より快適に、より有意義に
デジタルファーストとは、それぞれが自分の都合に合う時間や場所で仕事を進められるようにすることです。Slack はこれまで柔軟性を重視し、非同期的に仕事を進められるようなツールを開発してきました。Slack コネクトは、それら新機能のパワーを皆さまの社外ネットワーク全体に拡張することで、あらゆる人の仕事をよりシンプルに、より快適に、より有意義にします。
Slack ハドルミーティング : パートナーと何かを決定する際、あらゆる手段を通して話すことが近道の場合もあります。そこで役立つのが Slack コネクトとシームレスに連携する Slack ハドルミーティングです。これはさっと手軽に始められる音声ファーストな方法で、オフィスで顔を合わせたときに交わす気軽なやり取りを再現します。ハドルミーティングは Slack が最速で導入した新機能で、立て続けに入るビデオ通話の代わりとなる待望の手段でもあります。
クリップ : Slack 上で音声またはビデオクリップを録音・録画してアイデアやフィードバックをベンダーに共有できるほか、ちょっと声を掛けるのにも使えます。クリップは全員が同じタイミングで話し合うよりも柔軟に仕事を進められる手段です。Slack コネクトを使っているかどうかを問わず、チャンネルやダイレクトメッセージ(DM)に参加する人なら誰でも都合のよい時間にクリップを再生し、その返信としてスレッドに自分のクリップを投稿することができます。
予約送信 : 誰でもメッセージをすぐに共有したくない時があります。例えば顧客やパートナーに勤務時間外のメッセージ送信を避けたい場合のほか、メッセージを確実に読んで欲しい場合もそうでしょう。予約送信ではメッセージの送信時刻を設定できるため、相手に配慮しつつ社内外のメンバーとのコミュニケーションを効果的に進められます。
アプリとワークフローを活用し、定型タスクにかかる時間を節約
他組織が使っているツールがわからない場合、日常タスクを進めるだけでかなりの時間が取られます。Slack コネクトなら、パートナーとともに 2,500 以上のアプリを使えるほか、仕事の進め方に合わせてカスタムインテグレーションを構築することも可能です。こうしたツールで社外パートナーと手作業で進めていたプロセスを自動化すれば、クリエイティブな仕事に専念する時間を確保できるでしょう。
それを活用する企業の 1 社が、Procore です。同社は建設作業員がプロジェクトを予算内で安全に進行し、納期を守れるようサポートしています。コロナ禍以前、Procore では、コンサルタントやシステムインテグレーター、建設協会とのコミュニケーションにメールを使っていました。
現在は 100 社以上の外部オーガナイゼーションと Slack コネクトを活用し、安全にコラボレーションしています。コンサルタントから建設協会まで、新規パートナーの研修にはワークフロービルダーを使っています。これは繰り返し発生する定型タスクを誰でも自動化できるツールで、コーディングは必要ありません。新規パートナーがプロジェクトに参加すると、ワークフロービルダーで作られた歓迎メッセージが自動で届きます。そこにはパートナーが速やかに仕事を始めるのに必要な情報がすべて盛り込まれており、時間の節約と生産性の向上につながっています。

「パートナー各社が Slack コネクトを当社とのコラボレーションに最適な方法だと捉えて速やかに導入したのはとても印象的でした。これがパートナーの発展のための投資だと理解してもらえているのです」
Slack コネクトでパートナーとの連携をさらに効率化できる アプリはこちらから利用できます。どのアプリも、互換性のないツールに費やす時間を減らし、実際にコラボレーションする時間を増やせるよう設計されたものです。アプリを活用して、会議設定をシンプルにして、ファイルへのアクセスを効率化し、ビデオ通話をさっと開始すれば、貴重な時間を節約できるでしょう。
セキュリティ優先のサービスを顧客やパートナーに提供
Slack が備えるエンタープライズグレードのセキュリティ機能とコンプライアンス基準はすべて、Slack コネクトや信頼するパートナーとの仕事にも適用されるため、管理者やセキュリティ担当者も安心です。Slack コネクトの設定方法やカスタマイズ方法は、パートナーシップの種類を問わず自社のニーズに合わせられます。
実際に、調査および戦略アドバイザリー会社の Metrigy は最近、Slack コネクトのすぐに使えるサービスを、現在利用できるチームコラボレーションアプリケーションの中で、使いやすさ、リスクの最小化、ポリシー適用のための第一選択肢であると認めました。Metrigy は、共有されたチャンネルを介してチームコラボレーションアプリを別のアプリと連携させられる Slack コネクトのダイレクトな統合アプローチを支持しています。最高レベルのセキュリティ、インテグレーションのサポート、そして一流のコラボレーション体験を推進させるワークフローの自動化がその理由です。
世界中に顧客体験エキスパートを抱える ModSquad では、Slack コネクトで顧客やベンダーのデータを安全に扱っています。ModSquad では、Slack コネクトを使って日常的な問題とサービスリクエストを速やかに管理し、プロジェクトチームを顧客の担当者とつなげて関係者が常に状況を把握できる状態にするだけでなく、リソースのニーズにリアルタイムで対処して最高のサービスを顧客に提供しています。

「多くの顧客がすでに Slack を使っていたうえ、各社のセキュリティ要件も満たしていたため、Slack コネクトを始めるのは簡単でしたし、当社のデータも保護されると確信できました」
Digital HQ でビジネスを変革
企業がデジタルファーストの世界で成功するには、社内の従業員だけでなく、顧客や社外パートナーに対してもより柔軟で生産的な働き方を提供することが必要です。Slack コネクトには仕事を変革する力があります。マーケティングコラボレーションを加速した 1-800-Flowers.com や、収益を拡大して顧客との関係を強化した Stripe など、10 万を超えるユーザーの皆さまがその力を活用し、Digital HQ の効果を拡大しています。