顧客向けサービス利用規約(アーカイブ)
本書は、お客様のご参考のために作成された英語版の参考訳であり、可能な限り正確であるように努めていますが、誤りを含む可能性があることをご了承ください。英語版と齟齬がある場合、英語版の定めが優先し適用されるものとします。
発行日 : 2018 年 1 月 31 日
このカスタマーサービス利用規約(以下「カスタマー規約」)は、当社のオンライン業務効率化ツールおよびプラットフォーム(以下「本サービス」)の使用に関するお客様の権利と責任を規定するものですので、よくお読みください。お客様が顧客(以下に定義されます)である場合、本サービスへのアクセスおよび利用についてカスタマー規約が適用されます。お客様が顧客によって作成されたワークスペースに招待された方である場合、本サービスへのアクセスおよび利用についてユーザーサービス利用規約 (以下「ユーザー規約」) が適用されます。ご利用ありがとうございます。
はじめに
「カスタマー規約」は拘束力のある「本契約」の一部を構成します
カスタマー規約(当社との間の契約書がある場合は当該契約書) およびすべての注文書式(以下に定義されます)が一体となって顧客と当社の間の拘束力のある「本契約」を形成します。カスタマー固有の補足事項にある何らかの条件が顧客に適用される場合(例、顧客が米国政府機関である場合)、それらの条件も本契約に組み込まれ、本契約の一部を構成します。なお、「当社」とは、以下の「顧客の契約の相手方となるのはどの Slack 法人ですか?」と題するセクションにある該当する Slack 法人を指します。
契約における「顧客」の代理
サブスクリプションの購入、ワークスペース(ユーザーグループが本サービスにアクセスするためのデジタルスペースです。詳細はヘルプセンターをご参照ください)の作成、ワークスペースへのユーザーの招待、またはカスタマー規約の変更について通知された後のワークスペースの使用もしくは使用許可を行った場合、お客様はその時点で最新の本契約を理解し、顧客を代理して本契約に同意したこととなります。これらの行為の前に、お客様が顧客を代理して本契約を締結する必要な権限を有していることを確認してください。
顧客の選択と指示
「顧客」とは誰のことか(ヒント:ひとり(一組織)だけです)
「顧客」とは本契約に同意する際にお客様が代表する組織のことです。もし、ワークスペースが組織と無関係に個人によって作成されたものである場合、ワークスペースを作成した個人が顧客です。例えば、お客様が個人的なメールアドレスを使用してサインアップし、新たなスタートアップのアイデアに取り組むために 2 〜 3 名の友人を招待したものの、まだ会社を設立してない場合は、お客様が顧客です。
法人のメールドメインを使用してサインアップする
法人のメールドメインを使用してサインアップした場合は、その法人が顧客です。顧客は、ワークスペース上での役割(お客様自身の役割を含みます)を割り当てなおすことができ、その他本契約に基づく顧客の権利を行使することができます。顧客がワークスペースについて最高の権限を持つ代表者を、お客様から他者に交替させることを選択した場合、当社はかかる選択に従った通知をお客様に行い、お客様は新しい代表者への権限委譲を円滑に行うために当社または顧客から合理的に要求される行動を取ることに同意するものとします。
これは顧客にとってまた当社にとって何を意味するのか
本サービスへのアクセスを顧客に許可された個人(以下「正規ユーザー」)はメッセージやファイル(以下「顧客データ」)を本サービスに提出することができ、また顧客は、当社に対し、それをどのように処理するかについて独占的に指示を出すことができます。例えば、顧客は、本サービスへのアクセスを提供しまたは提供をやめる、第三者の統合を有効または無効にする、許可、保存およびエクスポートの設定を管理する、ワークスペースを移転または割り当てる、チャネルを共有する、ワークスペースやチャネルを他のワークスペースやチャネルと統合するといったことができます。これらの選択と指示によっては顧客データの一部または全部に対するアクセス、使用、開示、変更または削除が行われる場合があるため、これらの選択と指示の詳細について、ヘルプセンターのページをご確認ください。
顧客は(a)正規ユーザーに本サービスの利用および顧客データの処理に影響する設定に関連したすべての顧客ポリシーおよび慣行を通知し、また(b)本契約に基づく顧客データの移転および処理が適法であることを保証します。
サブスクリプションの注文
サブスクリプションにより正規ユーザーは本サービスにアクセスできるようになります。役割が何であっても、サブスクリプションは各正規ユーザーについて必要となります。サブスクリプションは本サービスのインターフェースを通じて、また場合によっては顧客と当社とで締結された注文書式(以下「注文書式」)によって入手できます。サブスクリプションの入手および新しい正規ユーザーの招待についての詳細はヘルプセンターを参照してください。各正規ユーザーは自分のサブスクリプションを有効にするためユーザー規約に同意しなければなりません。サブスクリプションは当社がそれを顧客が利用できる状態とした時点で開始され、また本サービスの「チェックアウト」インターフェースまたは注文書式のいずれかで指定された契約期間にわたり継続します。各サブスクリプションは指定された契約期間について単一の正規ユーザーのための個人的なものです。当社は他の種類の注文に応じる場合がありますが、それは注文書式内で明示され同意される必要があります。有効なサブスクリプション期間中、さらにサブスクリプションを追加することはきわめて簡単です。注文書式に別段の定めがない限り、顧客は注文書式記載の価格で追加のサブスクリプションを購入することができ、すべてのサブスクリプションは同日付で終了します。ワークスペースの作成および役割の割り当てについての追加情報は、当社ヘルプセンターでご確認ください。
購入の決定
当社は、透明性を好むため、将来の自社製品についての情報を共有する場合があります。製品プランについての公式発表は当社の意図を表明したものですが、購入を行う際にはそれらに依拠してはなりません。顧客による本サービス購入の意思決定は、将来予定される機能ではなく、当社が現時点で利用可能としている機能に基づいて行われなければなりません。
ベータテスターになる選択
当社は、その時々において、新機能のテストを手伝ってもらえるベータテスターを募集します。これらの機能は「ベータ」または「プレ・リリース」あるいは類似の意味を持つ用語で識別されます(以下「ベータ製品」)。ベータ製品はプライムタイムの準備ができていない場合がありますので、「現状有姿」で提供され、本サービスに適用される保証や確約は適用されません。顧客がベータ製品の不具合に遭遇した場合、当社にご意見をお聞かせください。ベータプログラムを実行する主な理由は新機能を広く利用可能とする前に問題を解決することです。
フィードバックを歓迎します
顧客からの提案が多ければ多いほど、本サービスは改善されます。本サービスに関してフィードバックや提案をお送りいただいた場合、当社はそれを使用することができ、そのため、顧客は(顧客、正規ユーザーまたは他の人員のために)、当社に対して、顧客、正規ユーザーまたは他の人員に対する義務や補償を必要とせず、あらゆる目的のためにかかるフィードバックや提案を使用する無制限、取消不能、恒久的、サブライセンスおよび譲渡可能なライセンスを無償で付与したこととなります。当社はすべての提案に感謝しておりますが、提案を採用できない場合があることをご了承ください。
非 Slack 製品
本サービスには、顧客による本サービスの利用を補完するアプリケーションおよびソフトウェア(以下「非 Slack 製品」)を第三者が開発するために使用できるプラットフォームが含まれます。当社は一部の非 Slack 製品のインストールに利用できるSlack App ディレクトリと呼ばれるディレクトリも維持します。非 Slack 製品は本サービスではありませんので、当社は保証またはサポートせず、また、非 Slack 製品を利用するかどうかを最終的に決定するのは(当社ではなく)顧客です。非 Slack 製品の使用は顧客と当該非 Slack 製品の提供者との間の問題となります。
非 Slack 製品が顧客のワークスペースで有効にされる場合、当該非 Slack 製品の提供者と共有される顧客データおよび当該非 Slack 製品の提供者がアクセスを要求する目的に留意してください。当社は非 Slack 製品に送信されまたはアクセスされる顧客データのいかなる使用、開示、変更または削除についても責任を負いません。詳細は当社の ヘルプセンター のページでご確認ください。
プライバシーポリシー
当社 Web サイトと製品の使用および性能に関してどのようにデータが収集および使用されるかについての詳細は当社の プライバシーポリシー をご確認ください。
顧客および正規ユーザー
サービスの利用
顧客は本契約を遵守しかつその正規ユーザーが本契約およびユーザー規約を遵守することを保証しなければなりません。当社はコンプライアンス目的で行為を確認する権利を有しますがそれを行う義務はありません。当社は顧客データの内容や顧客もしくは正規ユーザーが顧客データを保存または処理するために本サービスの使用を選択する方法について責任を負いません。本サービスは 16 歳未満の方による利用を意図しておらず、16 歳未満の方は本サービスを利用してはなりません。顧客はすべての正規ユーザーが 16 歳以上であることを保証しなければなりません。顧客のみが顧客自身とその正規ユーザーが本サービスにアクセスし使用するために高速インターネットサービスを提供する責任を負います。
是正する権利
当社は、顧客データの削除または非 Slack 製品の無効化によって容易に解消できる本契約違反を認めた場合、原則として、当社が介入するのではなく顧客にそのような措置を講じるよう求めます。しかしながら、顧客が適切な措置を講じない場合または当社、本サービス、正規ユーザーまたは第三者に損失が生じる蓋然性があると当社が判斷した場合、当社は直接介入し、当社が適切と判断する措置を講じることができます。
支払い義務
支払い条件
本サービスの料金は本サービスのインターフェース「チェックアウト」および注文書式に定められており、前払いとなります。支払い義務はキャンセルできず、本契約に明示的に記載される場合を除き支払われた料金は返金できません。明確にすると、顧客がサブスクリプションを有料プランから無料プランへダウングレードした場合、顧客は有料プランに基づく未払いの料金を支払う責任を負ったままとなり、また有料プランに基づくサービスは当初の有料プランサブスクリプション期間が満了した時点で完全に履行され提供されたものとみなされます。支払いオプションについての詳細は当社の ヘルプセンター のページでご確認ください。当社が電子メールで請求書を送ることに同意した場合、顧客は請求書の日付から 30 日以内に全額を支払わなければなりません。料金はすべての税金、課税、関税、その他いかなる性質かにかかわらず類似の政府による賦課(例えば、あらゆる法域に課せられる付加価値税、売上税、使用税または源泉徴収税を含み、以下「税金」と総称)を除外して記載されます。顧客は当社の純利益に課される税金を除き、購入に関連するすべての税金を支払う責任を負います。本サービスの支払いが政府による源泉徴収税の対象となった場合、顧客はかかる源泉徴収税を当社へ償還するものとします。
フェアビリングポリシー
当社は顧客が実際に使用したサブスクリプションについてのみ料金を支払うべきであると考えており、、フェアビリングポリシーを掲げています。本サービスのインターフェース「チェックアウト」または注文書式に記載の通り、一部の例外と条件が適用される場合があります。
クレジット
顧客のアカウントに発生するクレジット(例 : プロモーションやフェアビリングポリシーの適用により付与)は、本契約の満了または解約によって失効し、貨幣価値や交換価値はなく、譲渡や払い戻しはできません。無料サブスクリプションプランをご利用のワークスペースで発生したクレジットは、別段の取り決めがない限り、発生から 90 日以内にワークスペースのプランが有料プランへアップグレードされなかった場合は失効します。クレジットについての詳細はヘルプセンターをご参照ください。
不払いによるダウングレード
料金(合理的かつ誠実に争われている金額を除きます)の支払いが 30 日以上遅延している場合、当社は、10 日以上前に支払期限が過ぎている旨を通知して、未払金が全額支払われるまでの期間、有料の本サービスを無料プランへダウングレードすることができます。なお、ダウングレードを実施した場合でも、当社の他の権利と救済方法は制限されません。顧客は、「本サービスの提供」セクション第 2 段落にかかわらず、価格ガイドのプラン比較に示される通り、ダウングレードにより一部の機能が低下し、顧客データにアクセスできなくなる場合があることを認識しこれに同意します。
当社の責任
本サービスの提供
責任を負うのは顧客だけではなく、当社も一定の責任を負います。当社は(a)本契約に記載の通り本サービスを顧客とその正規ユーザーが利用できるようにし、また(b)顧客の事前の書面による指示なしにいかなる目的にも顧客データを使用または処理することはありません。ただし、正規ユーザーによる本サービスの使用およびかかる使用に関する処理、その他、本契約の履行に必要な処理については「事前の書面による指示」があったものと見なされます。
次のことが保証されます。(a)本サービスはその時点で最新のヘルプセンターのページに実質的に従い機能すること、および(b)「非 Slack 製品」および「不払いによるダウングレード」セクションに服することを条件として、当社はサブスクリプション期間中にサービスの機能性を著しく低下させないこと。本セクションの保証の違反について、顧客の救済手段は「違反を理由とする解約」および「契約終了の効果」と題されたセクションに記載されるものに限られます。
本サービスの可用性の維持
ヘルプセンター のページに記載される通り、本サービスの一部について当社は、不足した場合のクレジットを伴うアップタイム・コミットメントを提供します。そのような場合、クレジットは弁護士が損害賠償額の予定と呼ぶものとして機能し、ダウンタイムとそれに伴う不便に対する顧客の唯一の救済手段となります。すべてのサービスプランについて、当社は、予定されるダウンタイムを除き、週 7 日、毎日 24 時間本サービスが利用できるように商業的に合理的な努力を行います。当社は、予定されるダウンタイムの頻度は高くないと予想しますが、予定されるダウンタイムが連続して 5 分を超えると思われる場合は(例えば本サービスを通じて)事前の通知を行います。
顧客データの保護
顧客データの保護は当社の最優先事項であり、セキュリティ対策のページに記載のものに実質的に保護力が劣らないレベルの管理上、物理的および技術的な予防対策を維持します。それらの予防対策には当社人員による顧客データの不正アクセス、使用、改変、削除および漏洩を防止する手段が含まれます。顧客データを第三者のサービスプロバイダーと共有する前に、当社は当該第三者が少なくとも顧客データの秘密性とセキュリティを維持し、不正アクセスを防止するための合理的なデータ対策を維持していることを確認します。(当社ではなく)顧客は、顧客、その代表者または代理人の管理下にある顧客データの十分なセキュリティ、保護およびバックアップについて唯一の責任を負います。当社は顧客の正規ユーザーまたは非 Slack 製品が顧客データに関して行うことに責任を負いません。それは顧客の責任となります。
Slack 拡張メンバー
当社は、本契約に基づく当社の権利を行使し義務を履行する際に、当社従業員、当社の関連会社や第三者の請負業者の従業員(以下「Slack 拡張メンバー」)を活用することがあります。当社は Slack 拡張メンバーが本契約に基づく当社の義務を遵守することに責任を負います。
オーナーシップおよび所有権
お客様のものはお客様のもの
顧客は、当社との関係でも、正規ユーザーとの関係でも、すべての顧客データを所有します。本契約の契約条件に従い、顧客は、自らおよびそのすべての正規ユーザーに代わって、当社およびSlack拡張メンバーに対し、(a)本サービスを提供、維持および更新するため、(b)サービス、セキュリティ、サポートまたは技術的問題に(予防を含めて)対処するため、(c)法令に要求されるかまたはデータリクエスト・ポリシーによって許可される場合、および(d)顧客により書面で明示的に許可される場合に、合理的に必要な限度で、顧客データおよび顧客のためにもしくは顧客によって作成された非 Slack 製品について、アクセス、使用、処理、複製、配信、実行、エクスポートおよび表示を行う、世界的、非独占的な期間限定のライセンスを許諾します。顧客はこのライセンスを許諾するために必要となりうる、顧客データに対するすべての権利を正規ユーザから確実に取得していることを表明し保証します。
当社のものは当社のもの
当社は、関連するすべての知的所有権を含めて本サービスを現在所有しまた将来所有し続けます。当社は、本サービスの一部としてアプリストアや他のチャンネルを介して、ソフトウェアコンポーネントを利用できるようにすることがあります。当社は、顧客に対して、顧客とその正規ユーザーが、これらのコンポーネントのオブジェクトコードバージョンを使用するための再許諾不可、譲渡不可、非独占的、制限付きライセンスを許諾しますが、これは本サービスを使用するために必要な場合に限り、また本契約およびユーザー規約に従うことが必要です。この利用許諾により明示的に許諾されていないすべての当社の権利は当社に留保されます。
期間および終了
契約期間
以下に記載される通り、無料のサブスクリプションは契約が解約されるまで継続するのに対し、有料サブスクリプションは契約期間が満了する、もしくは契約が解約されるまで継続します。本契約は、本契約に基づいて注文されたすべてのサブスクリプションの契約期間が満了し、もしくは解約されるまで、または本契約自体が解約されるまで有効に存続します。本契約が解約された場合、すべてのサブスクリプションおよび注文書式も解約されます。
自動更新
注文書式に別段の定めのない限り、(a)すべてのサブスクリプションは 1 年または従前の期間のいずれか短い方に相当する追加期間分が自動的に更新されます(本サービスのインターフェース「チェックアウト」を経由したり、更新の注文書式を作成する必要はありません)。また、(b)自動更新期間中のユニット当たりの料金は、その直前の期間における料金が維持されます。いずれの当事者も、サブスクリプション期間が満了する 30 日前までに相手方に通知することにより、自動更新を停止することができます。
違反を理由とする解約
当社または顧客は、相手方が本契約に著しく違反し、非違反当事者が違反の通知をした後 30 日以内にかかる違反が是正されない場合、通知により本契約を解約することができます。顧客はその正規ユーザーによる本契約の違反を含め、正規ユーザーについて責任を負います。当社は、本サービスが適用法に違反して顧客またはその正規ユーザーに使用されていると当社が合理的に判断した場合、通知により本契約を直ちに解約することができます。
無理由解約
顧客は理由なく直ちに無料サブスクリプションを解約することができます。当社は、30 日前までに顧客に書面により通知して、理由なく顧客の無料サブスクリプションを解約することができます。
契約終了の効果
違反を理由とする解約が顧客によって行われた場合、当社は、前払いされた料金のうち解約の発効日以降のサブスクリプションの残余期間の料金を顧客に返金します。顧客の違反を理由とする解約が当社により行われた場合、顧客は、解約の発効日以降のサブスクリプションの残余期間の料金も含めて、未払い料金を支払います。顧客は、いかなる場合でも、契約の解約によって解約の発効日以前の期間について当社へ支払われるべき料金の支払い義務を免れることはありません。
データポータビリティおよび削除
当社は顧客データの管理者です。ワークスペースのサブスクリプション期間中、顧客は本サービスから顧客データをエクスポートまたは共有することを許可されます。しかしながら、当社には様々な機能を備えた異なる製品があり、顧客には異なる保持オプションがあるため、顧客は、顧客データをエクスポートまたは共有する機能が、有効なサービスプランの種類およびデータ保持、共有や招待の設定に応じて、制限されたり利用できなかったりする場合があることを認識しこれに同意するものとします。ワークスペースのサブスクリプションが終了または失効した後は、当社には顧客データを維持または提供する義務はなく、また、法令により禁止されない限り、当社は当社システム内または当社の管理下にあるすべての顧客データを削除することができるものとします。顧客自身が削除を行う方法の詳細は セキュリティ対策 のページをご確認ください。
表明、保証の否認
顧客は自らが有効に本契約を締結し、それを行う権限があることを表明し保証します。顧客はさらに自らがその正規ユーザーの行為および彼らの本契約とユーザー規約の条件の遵守に責任を負うことを表明し保証します。
本契約に明示的に記載されているものを除き、本サービスならびに関連するすべてのコンポーネントおよび情報は、いかなる種類の保証もなく「現状有姿」で提供されます。また当社は商品性、権原、特定目的への適合性および非侵害性の黙示的保証を含め、明示または黙示を問わずあらゆる保証を明示的に否認します。顧客は、当社が本サービスの中断がないこと、適時性、安全性、またエラーがないことを保証しないことを承諾します。
責任の限定
本契約に基づく当事者の補償義務に関するものを除き、いかなる場合でも本契約またはユーザー規約に起因または関連する顧客または Slack 拡張メンバーの責任の総額は、(契約責任、不法行為責任、その他の責任理論に基づくかどうかを問わず)責任を発生させた最後の事象に先立つ 12 ヶ月間に本契約に基づいて顧客が支払った総額を限度とします。上記は、「支払い条件」セクションに基づく顧客の支払い義務を制限することはありません。
いかなる場合でも、顧客または Slack 拡張メンバーのいかなるメンバーも、逸失利益、間接損害、特別損害、偶発的損害、派生的損害、補填または懲罰的損害賠償について、それがいかに生じたか(契約責任、不法行為責任、その他の責任理論に基づくかを問わず)、またかかる損害の可能性を告げられていたか否かを問わず、相手方または第三者に対して責任を負いません。この責任限定条項は適用法で禁止されている範囲には適用されません。
本サービスは 2 要素認証(「2FA」)を使用したログインに対応しており、これは本サービスに対するアクセス権の不正使用のリスクを低減することが知られています。したがって当社は、損害、損失または法的責任につながる事象が 2FA の使用によって防止されていたであろう場合には、顧客、正規ユーザー、その他の第三者に対してかかる損害、損失、その他の法的責任を負いません。さらに、顧客は管理者アカウントおよびお客様の正規ユーザーについてのユーザー名とパスワードを含めすべてのログイン認証情報に責任を負います。当社は、かかる情報が顧客またはその正規ユーザーにより秘密性を守られなかった場合、またはかかる情報が本サービスにログインしてアクセスする権限のない第三者により正しく提供された場合、顧客、正規ユーザー、その他の第三者に対して損害、損失、その他の法的責任を負いません。
「責任の限定」セクションに基づく制限は、法令が許容する範囲で、契約責任、不法行為責任その他を問わずすべての法的理論に関して適用されます。「責任の限定」セクションは当事者間の本契約に基づくリスクを割り当てるものであり、両当事者は、これらの制限に依拠して、本契約を締結するかどうか、また本サービスの価格設定を決定しています。
当社の顧客に対する補償
当社は本契約に基づき許可された本サービスの使用が、第三者の知的所有権を侵害または悪用したと申し立てるあらゆる第三者の請求、訴訟、手続および要求(以下「顧客に対する請求)から顧客を防御し、合理的な弁護士費用、顧客に対する請求に関連し、またはその結果として最終的に裁定される損害賠償金およびその他の費用、当社が承認する和解に基づき顧客が支払った金額を顧客に補償します。しかしながら顧客に対する請求が(a)顧客データまたは非 Slack 製品、および(b)アプリケーションプログラミングインターフェース(API)の使用におけるものを含め、当社が実施していない本サービスの変更、組み合わせまたは開発に起因する場合、当社は一切の責任を負いません。顧客は顧客に対する請求を当社に対して早急に書面で通知し、当社に対し、排他的な防御と管理を引き受ける権利を認め、またかかる問題の防御および和解のための当社の合理的な要求に協力しなければなりません。本セクションは、顧客に対する請求について、当社が負う唯一の責任および当社とSlack拡張メンバーに対する顧客の排他的救済方法を定めたものです。
顧客の当社に対する補償
顧客は、顧客またはその正規ユーザーによる本契約またはユーザー規約の違反に起因または関連するあらゆる第三者の請求、訴訟、手続および要求(以下「当社に対する請求」)から Slack および Slack 拡張メンバー(以下「Slack の被賠償当事者」と総称)を防御し、合理的な弁護士費用、当社に対する請求に関連し、またはその結果として最終的に裁定される損害賠償金およびその他の費用、顧客が承認する和解に基づき Slack の被賠償当事者が支払った金額を Slack の被賠償当事者に補償します。当社は当社に対する請求を顧客に対して早急に書面で通知し、顧客に対し排他的な防御と管理を引き受ける権利を認め、またかかる問題の防御および和解のための顧客の合理的な要求に協力しなければなりません。本セクションは当社に対する請求について、顧客が負う唯一の責任および顧客に対する Slack の被賠償当事者の排他的救済方法を定めたものです。
補償の制限
前二項に記載の内容にかかわらず、(a)被補償当事者はその費用を支払う限り、独自の訴訟代理人を選択する自由が常にあり、また(b)(i)請求者が政府機関である場合、(ii)その和解に被補償当事者による責任の自認が含まれ得る場合、(iii)和解に被補償当事者の完全な免責が含まれない場合、または(iv)その和解に被補償当事者の完全な免責および金銭の支払い以外の条件が含まれる場合には、被補償当事者による明示的な承諾(当該承諾は不合理に留保されないものとします)がない限り、補償当事者は、いかなる和解も締結できません。
秘密保持
秘密情報
各当事者(以下「開示当事者」)は、本契約に関連して、相手方(「受領当事者」)に「秘密情報」を開示することがあります。「秘密情報」とは、情報の性質および開示の状況からみて、秘密であると合理的に理解されるべきものをいい、すべての注文書式および非公開の事業、製品、技術およびマーケティング情報を含みます。顧客の秘密情報には、顧客データを含みます。「秘密」と表示されている場合、それが秘密性を持つものであると受領当事者に示す明確な指標識となります。上記にかかわらず、(a)開示当事者に対して負う義務に違反せずに一般に公開されているか、または一般に入手可能になった情報、(b)開示当事者に対して負う義務に違反せずに開示当事者による開示前に受領当事者が知っていた情報、(c)開示当事者に対して負う義務に違反せずに第三者から受領した情報、または(d)受領当事者により独自に開発された情報は、秘密情報に含まれません。
秘密情報の保護と使用
受領当事者は、(a)秘密情報の不正な開示または使用を防止するために少なくとも合理的な手段を講じ、本契約に関連して秘密情報を知る必要のある従業員、関連会社および請負業者にアクセスを制限し、かつ(b)開示当事者の秘密情報を本契約が予定する目的以外の目的で使用または開示しません。上記は、各当事者が財務および法務アドバイザーと秘密情報を共有することを妨げるものではありませんが、かかるアドバイザーが本契約の秘密保持義務と同等の秘密保持義務に服するものを条件とします。
強制されるアクセスまたは開示
受領当事者は法令で要求される場合、開示当事者の秘密情報にアクセスしそれを開示することができます。ただし、受領当事者は、開示当事者に対し、(法的に許可される限り)強制されたアクセスまたは開示の事前通知を行い、また、開示当事者がそのようなアクセスや開示に異議を唱えることを希望する場合、開示当事者の負担で合理的な支援を行うものとします。上記を制限することなく、顧客データの開示要求がどのように行われるのか、また当社がその要求をどのように処理するのかについての詳細は、データリクエスト・ポリシーでご確認ください。受領当事者が法令により、開示当事者の秘密情報へのアクセスおよび開示を強制される場合、開示当事者はかかる秘密情報のコンパイル及びアクセスの提供のための合理的な費用および開示当事者による秘密情報の保護命令または秘密処理の請求に関連して提供されるサポートのための合理的な費用を受領当事者に償還します。
存続
「フィードバックを歓迎します」、「非 Slack 製品」、「是正する権利」、「サービスの利用」、「支払い条件」、「クレジット」、「Slack 拡張メンバー」、「お客様のものはお客様のもの」、「当社のものは当社のもの」、「契約終了の効果」、「データポータビリティおよび削除」「表明、保証の否認」、「当社の顧客に対する補償」、「顧客の当社に対する補償」、「補償の制限」、「秘密保持」および「存続」と題するセクションならびに「一般条項」という一般的な見出しにあるすべての条項は本契約の解約または失効後も存続します。
一般条項
広報
顧客は、当社に随時提供される顧客の標準的な商標使用ガイドラインに従うことを条件として、当社 Web サイト上および既存客もしくは見込み客との間の公開もしくは非公開のコミュニケーションで、マーケティングまたは販促を目的として、顧客の会社名およびロゴを参照として使用する権利を当社へ許諾します。リストへの掲載を希望しない場合、顧客は当社のメールアドレス feedback@slack.com 宛に、参照として使用されたくない旨を連絡することで、リストへの掲載を拒否することができます。
不可抗力
当社も顧客も当事者の合理的制御を超える事象を理由とした義務の不履行または履行遅滞について法的責任を負いません。かかる事象には DoS 攻撃、ホスティングプロバイダーやユーティリティプロバイダーによる不履行、ストライキ、不足、暴動、火災、天災、戦争、テロリズムおよび政府の措置が含まれます。
当事者らの関係、第三受益者の不存在
両当事者は独立的な契約当事者です。本契約は当事者間に組合、フランチャイズ、ジョイントベンチャー、代理、信託または雇用関係を創出しません。本契約について第三受益者は存在しません。
電子メールおよび Slack のメッセージ
本契約に別段の定めがある場合を除き、本契約に基づく通知はすべて電子メールによるものとしますが、当社は代わりに本サービスを通じた通知(例: slackbot 通知)を選択することもできるものとします。Slack への通知は feedback@slack.com へ送信するものとしますが、契約解約の通知や補償請求などの法的通知は legal@slack.com へ送信されなければなりません。通知は(a)電子メールにより送信された通知の場合には送信日の翌日、また(b)本サービスを通じて送信された通知の場合には送信日当日をもって正式に通知されたものとみなします。
変更
当社の事業の発展に伴い、当社はカスタマー規約および本契約の他の構成要素(ただし、注文書式を除きます)を変更することがあります。本契約に重要な変更を行う場合、当社は、変更が有効になる前に、顧客アカウントに関連付けられたメールアドレスへ電子メールを送信するか、本サービスを通じて顧客へメッセージを送信することにより、顧客に合理的な通知を行います。顧客は、本ページにアクセスし、本契約で参照される他のページの最新版にアクセスすることによって、いつでもカスタマー規約の最新版を確認できます。本契約の重要な変更は、当社の通知に定められた効力発生日に発効し、その他の変更はその変更が掲載された時に発効します。顧客(または正規ユーザー)が効力発生日以降に本サービスにアクセスしまたは使用した場合、顧客は、変更された契約条件を承諾したものとみなされます。
権利放棄
当事者が本契約に基づく権利を行使しない場合または行使を遅滞した場合であっても、当該権利の放棄とはみなされません。本契約に関する権利放棄は、権利放棄する当事者の権限ある代表者による署名入りの書面によって行われない限り有効ではありません。
可分性
本契約は準拠法において認められる最大限の範囲で執行されます。本契約のいずれかの条項が管轄裁判所により違法と判断された場合には、同条項は裁判所により修正され、法令が許容する範囲で元の条項の目的を最もよく達成できるよう解釈され、本契約のその他の条項は有効なまま存続するものとします。
譲渡
Slack 拡張メンバーに関するものを除き、相手方の事前の書面による承諾(当該承諾は不合理に留保されないものとします)がない限り、いずれの当事者も、法の作用によってまたはそれ以外かを問わず本契約に基づくその権利または義務を譲渡または委任することはできません。上記にかかわらず、各当事者は、相手方の承諾なく、関連会社に対して、または、合併、買収、企業再編、資産のすべてもしくは実質的なすべての売却に関連して、本契約の全部(すべての注文書式を含みます)を一体として譲渡することができます。顧客は Slack に変更を通知することにより常時その請求情報と連絡先情報を最新の状態に保つものとします。本セクションに違反するすべての譲渡は無効です。本セクションに違反した相手方による譲渡についての当事者の唯一の救済方法は、非譲渡当事者の選択により、譲渡当事者に書面により通知したうえでの本契約の解約となります。顧客によるかかる解約があった場合、当社は解約の発効日以降のサブスクリプションの残余期間について前払いされた料金を顧客に返金します。上記を条件として、本契約は、両当事者、それぞれの継承者および許可される譲受人を拘束し、それらの利益のために有効に存続します。
顧客の契約の相手方となるのはどの Slack 法人ですか?
本契約における「Slack」または「当社」との記載、本契約に起因または関連して生じる紛争や訴訟の準拠法および管轄裁判所は、顧客の所在地によって異なります。
所在地 | 契約の相手方となる Slack 法人 | 準拠法 | 裁判地 |
米国およびカナダ | Slack Technologies, LLC(以前の Slack Technologies, Inc.) | カリフォルニア州 | カリフォルニア州サンフランシスコ郡 |
上記以外の全世界(日本を除く) | Slack Technologies Limited | Ireland | アイルランド、ダブリン |
日本 | Slack Technologies Limited | 日本 | 日本、東京 |
本契約に起因または関連するすべての紛争は、抵触法の原則または国際物品売買契約に関する国際連合条約(ウィーン売買条約)に拘わらず、上記の適用準拠法によってのみ支配されます。上記の適用裁判地にある裁判所には、本契約またはその成立、解釈もしくは執行に起因または関連して生じるすべての紛争を解決する専属的裁判管轄権があります。各当事者は本契約によって同裁判所の専属的裁判管轄権を承諾しこれに従うものとします。本契約に基づく権利行使のためのいかなる訴訟、その他の裁判手続においても、勝訴当事者は自己の合理的な費用と弁護士報酬の補償を敗訴当事者から受ける権利を有します。
完全合意
本契約は、カスタマー規約およびすべての参照されるページと注文書式(該当する場合)を含め、当事者間の完全な合意を構成し、書面か口頭かを問わずその主題に関する本契約以前のすべての合意、提案または表明に優先します。上記の内容を制限することなく、本契約は顧客または正規ユーザーが電子的に承諾したオンライン契約の条件に優先します。ただし、カスタマー規約の条項とカスタマー規約で言及される文書またはページとの間に矛盾抵触がある場合、次の優先順位が適用されます:(1)注文書式(もしあれば)の条件、(2)顧客に適用される カスタマー固有の補足事項(もしあれば)、(3)カスタマー規約、(4)最後にカスタマー規約で言及される他の文書やページ。それらに異なる文言があったとしても、顧客の購入注文、ベンダーのオンボーディング過程もしくはWebポータル、またはその他の顧客の注文文書(注文書式を除きます)に記載されるいかなる契約条件も、本契約に組み込まれまたは本契約の一部を構成することはなく、それらの契約条件はすべて無効となります。