案件トラッカー

案件を管理して、パイプラインを効率化しましょう。

このテンプレートについて

営業パイプラインは常に変動するものですが、案件トラッカーがあれば見逃すことはありません。営業チームは各見込み顧客が営業パイプラインをどう進んでいるかを把握できるため、スムーズな成約につながります。

Slack の案件トラッカーテンプレートを使えば、関連業務を進める場所で案件を追跡できるため、リアルタイムで案件について連携しやすくなります。

案件トラッカーテンプレートの使い方

Slack の案件トラッカーテンプレートを使用するには、以下のステップに従ってください

  1. テンプレートをダウンロードする。「テンプレートを」をクリックします。Slack にログインすると、テンプレートを使用するワークスペースの認証を行うよう求められます。
  2. 案件ステージとその担当者をカスタマイズする。営業サイクルの各ステージに対応する色つきタブがいくつか表示されます。これらは組織にとって使いやすい言葉に変更できます。その後、各ステージに担当者を割り当てれば、各自が案件の進捗を監視できます。
  3. 案件を割り当て、詳細を追加する。各案件の名前、金額、優先度レベルを入力します。いずれのセクションもカスタマイズが可能です。メニューでは、案件の現在のステータスを選択できます。ステータスを選択すると、その案件の情報が適切なタブに自動的に入力されます。
  4. ワークフローを設定する。インテグレーション、リマインダー、アラートを使用して営業ワークフローを作成します。チームメンバーがフォローアップする必要がある時にリマインダーを送信したり、案件ステータスの優先度レベルが上がるなど注意が必要な変更に対してアラート通知を設定したりすることも可能です。Slack インテグレーションを使用して、案件トラッカーをより大きな CRM、プロジェクト管理ツール、その他の営業支援ソフトウェアと接続することもできます。
  5. テンプレートをチームと共有する。専用の案件管理チャンネルを作成すれば、全員が連携できるようになります。

案件トラッカーとは?

案件トラッカーは、チームが取り組んでいるすべての案件と、営業サイクルにおける現在のステージを可視化するツールです。案件トラッカーは営業チーム全体の認識を高め、案件が適切にパイプラインを進んでいることを確認するのに役立ちます。

これらのトラッカーが案件状況への可視性を高めて関係者の方向性を揃えることで、営業チームはプロセス全体を通じてより効率的に作業できます。また、営業中に顧客との関係構築を進め、クロージングとその後の関係維持までつなげる役割を担うアカウントマネージャーにとっても貴重なツールです。

案件トラッカーはあらゆる規模のビジネスに不可欠ですが、中小企業(SMB)はこのテンプレートが特に有用であることを実感するでしょう。中小企業は必要以上の機能を提供する大規模な CRM プラットフォームを導入せずとも、パイプラインの健全性を評価し、売上予測を立てられるようになります。

案件トラッカーを使うメリット

案件トラッカーの使用には多くのメリットがあります。例を挙げると次のとおりです。

  • チーム間での可視性の向上と方向性の統一。明確でシンプルなトラッカーにより、どのチームの誰もがひと目で案件の状況を確認できます。営業、アカウント管理、収益計画などすべてにおいて連携を保てます。
  • よりよいチーム連携。全員が案件の状況を把握できるようになるため、案件を進めるうえでの自分の役割をより理解し、より積極的に協力できます。
  • 自動リマインダー。複数の案件を管理していると物事を忘れがちですが、案件トラッカーが送信する自動リマインダーにより見落としを防げます。
  • 一元的な更新。このトラッカーはリアルタイムで更新されるため、誰もが常に最新の情報をもとに業務を進められます。
  • より効率的な営業サイクル。案件ステータスを容易に確認できるため、リードをパイプラインで進めるうえで必要なタスクを素早く把握でき、営業ワークフローを迅速かつ効率的に保てます。

案件トラッカーテンプレートを使うべき人は?

営業、パートナーシップ、案件を管理するほぼすべての人がこのテンプレートの恩恵を受けられます。

営業担当者とその管理者は営業プロセスの効率化と改善に利用でき、アカウントマネージャーは見込み顧客に関する状況の可視性を上げることができます。またレベニューオペレーション(RevOps)部門でも、見込み案件の状況を詳しく把握できることで、より正確な予測を立てられるでしょう。

このテンプレートは、顧客リストを拡大している小規模で効率重視の企業に特に有用です。大企業向けの複雑な営業ソフトウェアよりもシンプルで使いやすいツールです。小規模ビジネスが成長するにつれて、トラッカーを Salesforce のような CRM と連携させることで、トラッカーの効率的な業務フローを維持しながら、より多くの機能にアクセスできるようになります。

なぜ Slack を案件追跡に使うのか?

Slack の案件トラッカーテンプレートは、Slack に期待される汎用性、カスタマイズ性、そしてコラボレーション機能をすべて備えています。

シンプルなインターフェースで、すべての営業関連の会話を同じチャンネルで行えるため、案件も Slack 上で自然に追跡することが可能です。これによりリアルタイムでの連携がシンプルになるうえ、自動のリマインダー、アラート、通知によって各案件の最新状況が共有されるため、業務フローがよりスムーズになります。

この案件トラッカーがニーズに対してシンプルすぎる場合、Slack の多くのインテグレーションを活用して、ほかのソフトウェアの機能と組み合わせることができます。Salesforce のような CRM や営業ツールを使えば、日常的な営業管理にトラッカーを使いながら、リードに関するより多くのデータを保存できます。

営業サイクルをシンプルに

営業サイクルの異なる段階に複数のリードがある状況は、管理が複雑になりがちです。しかし、この案件トラッカーテンプレートを使用することで、プロセスを整理し、チームの方向性を揃えることができます。これにより、案件の状況が把握しやすくなるだけでなく、Slack ワークフローと連携させお好みの方法で営業プロセスを管理することも可能です。

よくある質問

案件トラッカーは、営業パイプラインのすべての案件をわかりやすく表示するシンプルで軽量なツールです。CRM は、リードや顧客に関するすべての情報(連絡先の詳細や過去のコミュニケーション履歴など)を保存する複雑なソフトウェアです。CRM は一般的に大企業で使用されますが、案件トラッカーは小規模で効率重視のチームにとってより役立つことが多いです。

はい、この案件トラッカーテンプレートでは、異なる営業サイクルを追加したり、通知設定を変更したりするなどカスタマイズできます。

Slack は、コミュニケーション、コラボレーション、案件管理を組み合わせて、すべての作業が行われる中央ハブとして機能します。これにより、案件ステータスについてチームとリアルタイムで確認したり、状況の変更を即座に把握したり、アクションが必要な場合にリマインダーや通知を送信したりすることができます。また、Salesforce をはじめとするサードパーティの営業ツールや CRM プラットフォームとも連携が可能です。