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プロダクティビティプラットフォームを積極的に活用して急成長を続ける Canva

「財務チームでは、ワークフロービルダーの活用で週に 63.75 時間を節約でき、その時間でより成果につながるプロジェクトに専念できるようになりました。つまり、世界中の Canva チームやコミュニティの価値を高めるために使う時間が増えたのです」

CanvaLeadership OperationsChantal Plank 氏

Slack の国別優秀賞(オーストラリア)に輝いたのは、グローバルなビジュアルコミュニケーションプラットフォームの Canva です。Slack の活用により、ハイブリッドな職場環境でもスピード感を損なわず、目指す方向性を揃えて大きな成長を遂げた点が評価されました。

Canva は世界でも急成長しているソフトウェア企業の 1 社で、受賞歴もあります。製品は世界 190 か国の 100 言語以上で使われており、1 か月のアクティブユーザー数は 8,500 万人以上です。同社のチームは世界中に分散しています。2021 年には 1,350 人の新たな「Canvanaut」が入社したことで従業員数が倍増し、その数は 2,500 人を超えました。

そんな Canva がチャンネルベースのメッセージアプリである Slack を使い始めたのは 2016 年のことです。以来、同社ではプロダクティビティプラットフォームの活用規模を広げて、「難しいことをシンプルにする」「大きな目標を立ててやり遂げる」「ほかの人の力になる」などの価値観を日々実現してきました。 Slack 上で送信されたメッセージ数は、2021 年だけで 3,600 万件を超えています。

Canva には、チーム、クラブ、プロジェクト、拠点、ディスカッションなどの目的別に、何千もの Slack チャンネルがあります。同社では Slack コネクトを使って、社外パートナーとの仕事を社内と同じくらい直接的かつスムーズに進めています。

コロナ禍で職場がハイブリッドモデルに移行した際、Canva の経営幹部たちは従業員の働き方を見直しました。チームの方向性を揃えることを重視し、全員が同じ目標に向かって正しい決定を速やかに行えるようにしたのです。例えば Canva の財務チームでは、それまでスタンドアップ・ミーティングに毎週平均 1.5 時間を費やしていました。それが Slack のワークフロービルダーの活用によって、週に 63.75 時間も節約でき、その時間をより成果につながる仕事に使えるようになりました。

スピード感を保ち、仲間意識を育んで仕事を推進

Canva の Internal Infrastructure Team では、Sentry のインテグレーションで不具合を追跡し、インシデントを数分で特定しています。また開発者は、Jira チケットのリクエストを自動化し、翻訳ボットを使って世界中のオフィスとのコミュニケーションをシンプルに進めて、生産性の最大化を目指しています。

オーストラリアで最高の職場として何度もランクインしている Canva では、そのユニークな企業文化の実現においても Slack を活用してきました。同社のチームでは、普段から同僚の成果を認め合い、称えるようにしています。その際に活用しているのが、Slack と連携できるオンラインカルチャープラットフォームの Disco です。2021 年には、#kudos(表彰)に 1 万 4,000 件を超えるメッセージが投稿されました。

チームの規模拡大からコロナ禍による方向転換まで Slack を積極活用する Canva では、その勢いが衰える気配がありません。その躍進を実現しているのは、ハイブリッドな職場環境のなかでもプロダクティビティプラットフォームで「高い品質を追求」できる従業員たちです。