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trivago が自社のプロダクティビティプラットフォームでスピード感を失わずイノベーションを推進

「Slack を trivago のプロダクティビティプラットフォームとしたことで、1 つのハブでコラボレーションを推進でき、柔軟性が高まりました。情報を Slack に集約することで、企業文化の核である意思決定とつながりが加速しています」

trivagoInternal CommunicationsLaura Versiani 氏

Slack の国別優秀賞(ドイツ)を受賞したのは、世界的な大手宿泊施設検索サイトの trivago です。7 年以上にわたって Slack を活用してハイブリッドな働き方モデルをサポートし、シームレスなインテグレーションと動的で素早いやり取りによって従業員の働きやすさを高めた点が評価されました。

trivago は 2005 年にドイツのデュッセルドルフで創業された企業です。従業員は 80 か国以上に広がり、「宿泊施設の検索・比較方法を変革する」という目標を共有しながら日々の仕事を進めています。

同社の企業文化で重要なのが柔軟性です。そしてその向上に役立っているのが、Slack の安全なチャンネルベースのメッセージプラットフォームです。例えば Slack チャンネルカスタム絵文字を使うことで、誰もがお互いの状況について認識を揃えられるため、従業員が健康的なワークライフバランスを保ちやすくなりました。さらに同社には、Slack ハドルミーティングを使った進捗確認のベストプラクティスもあります。

trivago では、特に重要なビジネス、製品、業界の最新情報を専用の Slack チャンネルで共有するほか、部門ごとのチャンネルで従業員エンゲージメントを高めています。最近では、近くに住むメンバー同士のコミュニティグループが始まり、専任のアンバサダーも割り当てられました。メンバー同士のつながりを促進するだけでなく、リモート入社した新メンバーが職場にすぐ馴染める環境を作ることが目的です。

技術系部門では、自動化機能やカスタムテンプレート、ワークフローを活用して、スタンドアップ・ミーティングや振り返り会を非同期的に進めているほか、定型プロセスには Slack のリマインダーを設定しています。より高度なワークフローには、法務チームのために作ったカスタムボットがあります。これは、四半期ごとに契約書を自動で収集するボットです。最近では、ワークフロービルダーのトレーニングも開催。興味のある従業員を対象に、よく使うチャンネルで繰り返し使えるワークフローをノーコードで作成する方法を説明しました。

同社では、広告主やパートナーなど 110 以上の社外組織と Slack コネクトを使うことで、やり取りを効率化しています。また、Slack で新規採用者が入社前につながりを構築する方法も現在テスト中です。

さらに、既存の社内ツールも Slack のワークフローに連携。その 1 つが誰でも意見や反省点、アイデアを匿名で共有できるフィードバックツールで、あらゆるレベルでのサイロ化の解消に役立っています。

これからも trivago は、Slack を活用して階層をなくし、柔軟性を高め、自動化で仕事を効率化することで、革新的、先進的な企業文化を追求し、何百万もの旅行者によりよいサービスを提供し続ける予定です。